ヘーニッヒ氏の講義の中では資金調達についての具体例がたくさん出てきました。 以下は講演内容の一部です。
── ドイツのファンドレイジングの代表的な手段を紹介します。いろいろな方法がありますが、今回は重要な5つのことを紹介します。それは、【1】寄付のための手紙 (Mailings)、【2】プロジェクト里親制度、【3】高齢者富裕層からのファンドレイジング、【4】遺産マーケティング、【5】スポンサーの獲得です。 最も重要なものは、寄付のための手紙です。非営利団体の80%は、手紙によって寄付金を集めています。アメリカも同じ割合です。 これから、重要になってくるであろうものが里親制度です。野生の白ヒョウの保護を行っている団体では、白ヒョウの里親になってくれた人に毎月定額の寄付をしてもらい、継続的な寄付につなげています。 社会的な所得構造を考えると、多額の資金を持っている60歳以上の富裕層をターゲットにしたファンドレイジングも重要です。 また、ドイツも高齢化が進んでいます。遺産を寄付してもらうためのアプローチは、非営利団体にとって重要なファンドレイジングです。 その他にも商品販売でのファンドレイジングがあります。これは、先の里親制度と強いつながりがあり、里親になってくれた人に、例えばTシャツなどのグッズを販売するなどして、資金調達をします。この分野を得意としているWWF(世界自然保護基金)は、グッズのカタログを寄付者に配布しています。 最後にスポンサー会員の獲得です。安定した資金を得るために、企業会員を獲得することが重要です。そのために「どうして私たちがみなさんを必要としているか、みなさんに何ができるのか、企業会員になるとどんなメリットがあるのか」を書いた企業向けのパンフレットを作成しています。 |
|
以上、一部を紹介しましたが、この他にもたくさんのドイツ最新事例が紹介されました。
|