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助成先のご紹介

地域のお客様の募金を、地域の皆様へ
セブン-イレブンの店頭募金箱にてお預かりした募金を、地域で活動している環境市民団体に「環境市民活動助成金」としてお届けし、その活動を支援しています。
地域のお客様の募金が、地域の環境市民活動を支援する助成制度です。

助成先団体<中国・四国>



晴れの国野生生物研究会は、鳥取県内および岡山県内で活動する自然愛好家、野生生物の研究者からなる自然保護団体です。ギフチョウやオオサンショウウオなどの野生生物の保護調査および火山麓地域での自然環境調査を進めています。
2008年4月より、鳥取県江府町など地元の自治体や環境保全団体の真庭遺産研究会などと連携して、国立公園大山・蒜山地域を中心に県境を越えて、景観保全活動および環境教育活動などを広域的に展開する連携組織「グラウンドワーク大山蒜山」を設立し、大山山麓や岡山県北部地域における草原、里山、清流域での生態系の保全や自然景観の保全再生活動を進めています。
とくに、蒜山高原に残る「火入れ草原」や霊峰大山に参拝する信仰の古道「大山道」周辺の里山雑木林の保全再生には力を入れており、地元学識経験者の同行・案内・解説のもと、調査会や見学会を頻繁に開催しているほか、茅刈りや下草刈りなどの管理作業を行っています。
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学識経験者の指導により行うギフチョウ繁殖地での雑木林管理作業(ササ刈り)
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研究者と地元農家が一緒に現地を歩く蒜山高原での火入れ草原の調査会
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地元住民と一緒に歩く大山道周辺の雑木林調査(大山南麓はギフチョウの生息域)
「みどりの風」2010年春号より


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3Rエンディングダンスの撮影
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津山市衆楽公園で3R環境劇を撮影
きんちゃい座は1997年1月に発足して以来、地元津山に伝わる話をミュージカル化し、市民の風土を愛する心を養うべく公演を重ねてきました。2005年からは津山市低炭素都市推進室と連携して環境教育ミュージカルの制作・公演も重ねています。
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「津山エコフェスタ2015」にて「エコくのいち」登場
3R活動をテーマとした環境劇制作は、津山市のごみ処理場の処理能力が限界が近づきつつあることが背景となっています。私どもは子どもからでも参加出来る身近な活動としての3R活動に着目し、親しみやすいミュージカルという表現方法で、わかりやすく3R活動の実践と地球温暖化ガス排出の減少を訴えています。今年制作した環境劇はミュージカルの公演という形だけではなく、セブン-イレブン北園町店様の全面協力の下、地元ケーブル局においてテレビ番組化もしております。番組をDVD化したものは低炭素都市推進室が窓口となって無料で配布しておりますので、是非ご覧ください。
「みどりの風」2015年冬号より


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岡山大学農学部圃場にてコバノミツバツツジ原種の採取作業
1997年に問題になった瀬戸内海国立公園でのごみの不法投棄をきっかけに、美しい環境を自分たちで守りたいと住民連合を立ち上げたのが活動のスタートです。
それ以来「『世界の宝石-瀬戸内海』を磨く」を合い言葉に、美しい自然環境を未来へと引き継いでいくため、「水と緑の循環」の大切さを多くの皆さんと共有することを目的に活動を行っています。
これまで清掃活動をはじめ、コバノミツバツツジの再生プロジェクト、里海再生のシンポジウム、海底ごみ回収底引き網体験学習など、環境を取り巻く諸問題について参加者に実感していただくことに重点を置いた活動を続けてきました。
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中国四国環境サミット(子どもサミット)子どもたちからふるさとの海へのメッセージ
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笹下草刈り作業in瀬戸内海国立公園天目山
子どもの時に参加してくれた子が大学生になっても参加してくれていたり、家族のコミュニケーションが増えたとお聞きすると、継続的な活動が着実に成果を挙げていることが実感でき、次の活動への原動力となります。
今後は、より多くの方に関心を持っていただけるよう、ESD(持続可能な社会づくりの担い手を育む教育)の視点を取り入れた活動を幅広く行っていきたいと思います。
「みどりの風」2014年秋号より


写真撮影が趣味の恩師と教え子が、岡山市北区下足守の龍泉寺の湿地に咲くトキソウに魅せられて、2009 年に当会を設立しました。
潅木を伐採し雑草を除去し、雑木林状態から光があたる湿地に復元した結果、トキソウやサギソウの群生が出現。環境省指定の絶滅危惧II類4種、準絶滅危惧種4種の植物が自生し、ハッチョウトンボなど多くのトンボが生息していることが分かりました。湿地が龍泉寺の広大な敷地内にあったため、開発から免れ、生活用水や農薬に汚染されない自然が残されていました。
この豊かな自然を後世に残すために、湿地の保全、地域の賛同者を増やす活動をしてきました。重要な保全活動は、枯れ草の刈取りと搬出で、湿地の植物が冬眠状態になる凍てつく1月に作業をします。見学者のための木道橋・歩道・標識の設置、トキソウ観察会・ハッチョウトンボ観察会・サギソウ観察会などのイベントの実施、DVD「龍泉寺の自然」の作成・配布、ホームページの公開なども行っています。
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最も人気のあるトキソウ(準絶滅危惧種)
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サギソウ観察会(サギソウ湿地)
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木道橋用に切出した間伐材の皮むき作業
「みどりの風」2013年冬号より


真庭自然を観察する会では、2005年より、真庭遺産研究会や晴れの国野生生物研究会などと連携し、「グラウンドワーク真庭」というネットワーク組織を結成し、「特別天然記念物オオサンショウウオ生息地をフィールドとした清流自然学校事業」に取り組んできました。別名「ハンザキ」とも呼ばれる特別天然記念物オオサンショウウオの棲息地である旭川の上流域においては、良好な水辺環境のみられる区域を「ハンザキ・サンクチュアリー」に選定し、広域的な清流環境保全のグラウンドワーク活動を進めています。
併せて、オオサンショウウオの生息地を見学するエコツアーなどの市民参加イベントを開催するとともに、児童生徒とその保護者を対象に、清流保全と野生動物について学ぶ体験型学習クラブを組織し、オオサンショウウオをはじめとする希少野生生物の保護を進める上で必要となる人材の育成と、野生生物保護の地域システムづくりを進めています。
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オオサンショウウオの調査風景
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オオサンショウウオの夜間調査風景
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ハンザキ・シンポジウムの開催
「みどりの風」2010年秋号より


今津の宝本郷川の環境美化とホタルとの共生を求めて

今津学区明るいまちづくり委員会(広島県)

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7月河川清掃
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今津小学校4年生の本郷川水質調査
今津町のほぼ中央を流れる本郷川は、高度経済成長期には草は茂り、ごみ捨て場状態でした。昔の本郷川を取り戻したいとの願いから有志が立ち上がり清掃活動を開始しました。この思いが現在の明るいまちづくり委員会に受け継がれています。
町内7自治会が河川敷の担当区域を決めての草刈・芝刈り・ごみ拾い、年3回の全町民一斉清掃、ボランティアによる通年の清掃活動も定着しています。河川敷はグラウンドゴルフ、ジョギング、散歩、ホタル祭など住民のふれあい広場として活用しています。
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ホタルの幼虫放流
また、隣接学区、学校、行政等と連携した環境美化活動により、水質も改善に向かい、水辺の教室、ホタルの飼育・放流を重ねホタルも徐々に飛び交うようになりました。松永湾にそそぐ汽水域では、生物多様性のうれしい調査結果もありました。
山陽新幹線と国道2号線バイパスが真上にある厳しい環境ですが、この自然環境を地域の財産として、ホタルの飛び交う豊かな自然を次世代に引き継ぎたいと活動しています。
「みどりの風」2016年秋号より



今を遡ること9年前、国分寺参道で光るホタル数匹との出会いはまさに一期一会の出会いであった。それから2年、たった一人で餌のカワニナを放流し、ホタルが多くなり人の目を楽しますようになって、ようやく会が発足できた。
会発足後、役員と川の中を探索すると不法投棄の山であり、ホタルを飛翔させる活動よりも川の整備をする課題対策が先であった。川の笹や雑木を取り除いている時期、江戸時代に造られた石積み砂防ダム(地元では砂留と呼ぶ)8基が国の有形文化財に登録された。
それから約3年かけ、砂留と砂留間の川原にビオトープを造った。それが功を奏し、ホタルは毎年増えていった。が、山の中ゆえ人通りは少なく、ごみの投棄は止まらない。みんなで知恵を出し、川の法面に花木を植えることを思いついた。その中の1つに彼岸花があり、この花を広島県トップレベルにする計画で地元の小学校と共に植栽を始めた。最近は多くの散歩する人の姿が見られ、不法投棄監視の目となり大幅にごみは減少している。
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ホタルとキリギリスが菖蒲の花と遊ぶ
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御野小3、4年生が道路脇に彼岸花を植える
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堂々川の水質調査
「みどりの風」2013年春号より


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木を切る小学生の親子
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作業現場での除伐材のチップ化作業
酒のまち西条の名水を育んできた里山が荒れている現状を何とかしようと、水源の森のある「龍王山」の手入れを始めて10年が過ぎました。その間、森林組合や行政などの森林保全の専門家の力を借りて、企業・高校生・大学生・森林ボランティア団体など産官学民が集い、これまでに通算56回延べ7,583人が「山のグラウンドワーク」で山の手入れ作業を行いました。
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山のグラウンドワークエリアの植生調査
また、植生・水文学(水循環)・水質・バイオマスなどを専門とする大学の先生たちにご協力をいただきながら、森林整備による植生や水質・水量などへの影響について科学的な調査研究による検証も行っています。近年は、除伐材を活用する取り組みとしてチップ堆肥づくりから、ペレット燃料づくりへと徐々に活動の範囲を拡げていっています。
多彩な環境保全活動による美しいふるさとづくりは、循環型社会や低炭素社会づくりでもありました。今後もこの活動が地域づくり、市民の啓発活動になるよう取り組んでいきます。
「みどりの風」2012年秋号より


山林整備に良き汗を流しています

廃山に緑を増やす馬鹿会(広島県)

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長年かけた整備地も土砂崩れでぐちゃぐちゃに

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竹の焼却処分は火災予防に雪の中で行います

先祖より受け継いだ山林が放置され廃棄林、荒廃林、災害林と化す様子は目を覆うばかりで、何とかしなければという思いから森林と里山の整備を始めました。小規模だった活動も、現在は多くの林業経験者や山野草に詳しい方々が会員に加わり、互いに学び合いながら荒廃山林の手入れを行っています。
本年は水質保全と緑のダムづくりにと、放置されたヒノキ林の山林環境整備と侵入竹林の整備を行っていますが、自然の生命力や脅威を感じながらも、春にはその恩恵をいただきました。先人の知識の豊かさから多くを学び、作業を重ねることで反省し学ぶこともありました。何より山林作業後の発汗の爽快さや山の美林化を眺める時の気分は言葉で言い尽くせません。
山の整備作業をしていると多くの人に「金にも成らんのに馬鹿じゃー」と言われることから「はいやまにみどりをふやすうましかかい」と命名しましたが、いつかきっと馬鹿じゃーと言われない日が遠くとも来る!と願っております。



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カキ・クリの木のトタン板巻き

広島・山口・島根県では、ここ5年間で520頭のツキノワグマが駆除されて絶滅に瀕しています。当会では、クマとの共生を目指して市民参加型のクマの駆除数減少事業を試みています。
放置された里山に実るカキなどの果実はクマを人里に招き寄せ、駆除数増加の一因となります。
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カキの実を未熟なうちにもぐ
そこで所有者の了解のもとにカキの実をもぎ、さらにカキ、クリの木の樹幹にトタン板を巻いてクマが登れなくしました。また、餌となるドングリ類(クリ、ブナ、ミズナラ、コナラ等)の不足がクマの出没につながるため、ドングリ類の結実状況を調査して、出没の有無を予測し広報しました。さらに東中国(鳥取県東部、兵庫県北部)と西中国との遺伝子交流が可能かを調べるための基礎データとして、中央に餌を置いた有刺鉄線の枠でクマの毛髪を採取、遺伝子を分析し、個体数調査と固体識別を行います。また小中学校などの教育機関や農林業団体を回り、クマの生態や被害防除法の講義も行っています。



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間伐材によるベンチづくり。完成したベンチは学校などの公共施設にも提供される

1994年の西日本を中心とした異常渇水を契機として、市民自らも森づくりに参加したいという機運が生れました。こうした中で、広島市で森林ボランティア養成講座が開催され、その修了生を中心に「山が荒れて困っている人の手助けをしたい。もっと腕を磨きたい」という思いで、1997年に当会を設立しました。
私達は、荒廃した森林を少しでも改善できればと「里山づくり・学ぼう・磨こう・楽しもう」をモットーに森の手入れを行っています。月1回の例会活動以外に、3つの部会(出前間伐・里山・クラフト)を中心に活動しています。特に出前間伐部会では、全国的な問題となっている人工林の間伐を進めるという考えから、森林所有者の注文に応じ出前にて間伐を行っています。間伐材を使うことは森を育てることにつながります。そんな思いで、森の手入れから木材の加工・利用までの一連の作業の中で、間伐材ベンチを作っています。まず森の中に入っていくことから始まります。「森づくり・私たちにできることから。」



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木登り
秘密基地づくり

現在の子どもたちの課題として、野外での活動や少集団での作業、五感を使うことなどが極端に不足しており、それがコミュニケーション能力の低下、また体力や知力にも影響を与えていると思われます。

「徳島県森の案内人」では、小学校を対象に森林環境教育に15年以上取り組んでいます。室内でおこなう紙芝居や行事より野外活動の方が生徒の表情がいきいきとしていると感じていました。

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植菌作業の説明を聞く

そこで、身近な里山をフィールドに樹木の観察や秘密基地づくり、薪割りなどの作業をおこなうとともにいろいろな遊びと体験を通して、里山の知識や道具を使う技術、楽しみ方を身につけてもらう実践的な講座を2009年から始めました。

小学生を対象とした「少年少女里山マイスター養成講座」は本年で9年目となります。対象を小学生高学年から高校生までの「里山ジュニアマイスター養成講座」、4歳以上の未就学児から小学生低学年とその保護者を対象とする「親子里山体験講座」など、年間を通じて活動を実施しています。

「みどりの風」2017年秋号より


お金になる森づくり、シカの食害に強いみつまたの森

木沢みつまたクラブ(徳島県)

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3月中頃に咲くみつまたの花
徳島県の中央、剣山の南東、旧木沢村(現・那賀町)でみつまたを作っています。防護柵を設置してもほとんどの造林地がシカの侵入で壊滅的な被害を受けているのに、その周囲でシカが食べないみつまたが育っていることを知り、「シカが食べないみつまたを植えて、荒廃が進む森を守ろう」と2013年に木沢みつまたクラブを結成しました。
日本の1万円札はみつまたの皮が原料なのに、高齢化と過疎化で国産が激減し、90%以上は東南アジアからの輸入に頼っています。「日本の1万円札は日本のみつまたで作ろう」と植林に力を入れ、「最終工程の白皮作りまで自分たちでやろう」と設備を整え、2017年1月からは収穫、窯での蒸煮、黒皮剥ぎ、乾燥、白皮剥ぎ、乾燥、白皮商品の結束、出荷までの全ての作業ができるようになりました。
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皮を剝きやすくするために窯で蒸す
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蒸煮したみつまたの黒皮を剥ぐ
みんなで同じ作業をするので、話し声が途絶えることなく楽しく活動しています。食害での耕作放棄地や荒廃地にみつまたを植え、森林の乾燥や荒廃に強い森を作り、純国産の1万円札作りに少しでも貢献できればと考えております。
「みどりの風」2017年春号より


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歩道の植樹帯での花植え
私たちは徳島市内を流れる新町川が大量のヘドロ等でひどく汚れていたのを見て、1990年3月に「自分たちで汚した川は、自分たちの手で再生しよう」と有志10人で新町川を守る会を立ち上げ、「できる人が、できる時に、できることを」を基本に川の清掃を始めました。川の周辺がきれいになると町そのものをきれいにしようと地域ごとの花植えが始まり、2014年から会全体として花植えに取り組むようになりました。
今では吉野川上下流の交流、日本三大暴れ川との交流や、川を活かしたまちづくりとして、遊覧船の運航、吉野川フェスティバル、観月と邦楽の夕べ、川からサンタがやってくる、寒中水泳大会などにも取り組んでいます。
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花壇での花植え
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花植え後の水やり
当会がこれまでの長い間やってこられたのは、「人との出会いを大切にしてきたこと」や「楽しみながらボランティア活動をやってきたこと」があったからだと考えています。今後も引き続き、これらの趣旨を踏まえ、新しい出会いを求めて、できるだけ多くの河川との交流・連携を進めていきたいと考えています。
「みどりの風」2016年冬号より


牟岐(むき)大島の奇跡「千年サンゴ」を守りゆく

千年サンゴと活きるまちづくり協議会(徳島県)

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世界最大級千年サンゴは海のクリスマスツリー
自然豊かな牟岐大島の内湾には、1000年以上も昔から成長し続けてきたコブハマサンゴがあり、地域の人々に「千年サンゴ」の愛称で親しまれています。その高さは9m、外周は約30mと世界最大級。黒潮が温かい海水を運んできたことや島が開発されず環境変化がなかったこと、内湾で外海からの荒波から守られてきたことなど、いくつもの好条件が重なっておきた奇跡です。
近年は、地球温暖化による海水温の上昇を背景に、サンゴを食べるオニヒトデや巻き貝が大量発生し、その食害でサンゴが白化する部分もでてきました。このままでは奇跡が消えてしまうと2009年に地域のダイバー同好会が中心となり、保護活動を始めました。
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天敵のオニヒトデを捕獲
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小さいけれど大きな被害 サンゴを食べる巻き貝
また、2011年には、活動を継続して実施していく体制が必要と地域の関係団体や行政を巻き込んで「千年サンゴと活きるまちづくり協議会」を設立しました。構成団体の得意分野を活かして、奇跡の千年サンゴを守り続けていきます。
「みどりの風」2014年冬号より



希少植物であるキンセイランの生育調査及び保全活動

徳島県植物研究会(徳島県)

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キンセイランの個体識別番号と採取禁止の標識杭
三好市西祖谷山村は、面積が広くて人口が少ない樹木の緑に囲まれた村です。観光立村をめざして20年前より道路整備を進め、メインのかずら橋迄の道路が開通し念願の駐車場も出来ました。そこで観光客や地域住民に花を楽しんでいただこうと、道路横に花を咲かせる活動をしています。会員約100名が、小学校を中心に4校区に分かれて活動していますが、花が何とかとぎれないように、花を植えられる所には春と秋の「花を咲かせる運動」で2回植付をしています。
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開花したキンセイラン
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保全活動メンバー
草引きと水やりは会の活動として行いますが、時間のあいている時は少人数でも花の世話に当たります。自分たちが車で走る時も「花が咲いてうれしいね」と独り言を言いながら通ります。12月以後3月迄は花も会員も雪の下で春が来るのをじっとがまんします。3月中頃になると花も会員もどちらからともなく「そろそろだね」と頭を雪の中より持ち上げ、4月、5月は春向きの植付に少人数で取りかかります。美しい花々が心を和ませています。
「みどりの風」2012年春号より


道路わきを花でいっぱいにしよう!

西祖谷山村連合婦人会(徳島県)

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傘をさしながら植花活動中!

三好市西祖谷山村は、面積が広くて人口が少ない樹木の緑に囲まれた村です。観光立村をめざして20年前より道路整備を進め、メインのかずら橋迄の道路が開通し念願の駐車場も出来ました。そこで観光客や地域住民に花を楽しんでいただこうと、道路横に花を咲かせる活動をしています。会員約100名が、小学校を中心に4校区に分かれて活動していますが、花が何とかとぎれないように、花を植えられる所には春と秋の「花を咲かせる運動」で2回植付をしています。
草引きと水やりは会の活動として行いますが、時間のあいている時は少人数でも花の世話に当たります。自分たちが車で走る時も「花が咲いてうれしいね」と独り言を言いながら通ります。12月以後3月迄は花も会員も雪の下で春が来るのをじっとがまんします。3月中頃になると花も会員もどちらからともなく「そろそろだね」と頭を雪の中より持ち上げ、4月、5月は春向きの植付に少人数で取りかかります。美しい花々が心を和ませています。



子どものころの古里の風景を取り戻したい

美しい三蒲を創る会(山口県)

周防大島は瀬戸内海第三の大きな島で属島を含めて周防大島町となる。ご多分に漏れず、高齢化で休耕田が目立つ古里の変貌に心を痛めた三蒲地区の有志25名が主体となり「車窓から海が見える、かっての古里の原風景を取り戻したい」と、2004年6月に活動を開始しました。
国道437号線海側沿いの荒廃した休耕田、段々畑にはびこり海の眺望を妨げている竹林、雑木の伐採、雑草の刈り取り、不法投棄ごみの処理などの環境管理が主なる作業です。
2013年も第6回植樹祭を2月に開催し、竹林整備した島の玄関口である大島大橋の袂に桜と椿を植えました。植樹を継続し、桜並木や椿の森を国道沿いに造る計画です。参加した児童や園児には、自然を愛する心、故郷を愛する心が養われ、いつか自分が植樹したのだと子どもに伝えてほしいと思います。
帰省者や観光客を桜や椿の花でお迎えし、車窓から花や海、小島の景色を見て、また帰ってこよう、また来てみたいとの思いを抱く島にしていきたいと考えています。
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三蒲小学校の児童、蒲野保育園児全員参加の植樹祭
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放置竹林の整備
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国道沿いの雑草草刈作業。島の玄関口、整備後の状態
「みどりの風」2013年冬号より


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三蒲小学校の児童、蒲野保育園児全員参加の植樹祭
里山の保全活動と地球に優しい生活再発見。林業に関わり炭焼体験等を通じて「伝統」を継承、ふれあいや出会いなどを大切にし、里山再生の応援活動を行っています。活動グループの中でも「竹炭衛門の会」は、岩国市周東町、県東部の祖生地区に、県内最大級規模の防長二号窯4基を保有し、年間5tを生産する炭焼活動を行っています。
炭焼技術等他に勝るノウハウを秘め、人材を育み刻んだ年輪は地域の宝です。生産木炭は品質高級、クリーンなエネルギー燃料として高く評価され、家の中でコンロに使える防長精炭は、安全・安心の観点から周南ものづくりブランド品として商品認定され評判も上々です。
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炭材「クヌギ」薪割機で小割
国土の7割が山林「活用のためには林業の再構築が不可欠」木炭は古くて新しいハイテクノロジー再生可能な資源であり、燃料として利用価値を高めていきたいと思います。多くの仲間と連携し、環境に配慮したエコ集落づくりと自然と共に生きる豊かな生活を目指し活動等通じて輪を広げていきます。
「みどりの風」2012年春号より


たすけあいねっとわーくは、「もったいない、生ごみは宝だ!」の心で活動しているNPO法人です。生ごみは燃やせばCO2を出して害になりますが、リサイクルをすれば資源(有機肥料)に変わります。当法人はダンボールコンポストを使う「生ごみリサイクル無料出前講習会」を県内全域で開催し、県民の生ごみに対する意識向上に寄与しています。最近はこの趣旨に賛同され、生ごみリサイクルに取り組む自治体も出始めました。
市民や学校との協働で、公園の落葉を収集し、腐葉土を作っています。この腐葉土は花壇や菜園、生ごみリサイクルの基材として使っていただきます。また、できた有機肥料を耕作放棄地などに施肥し、無農薬・無化学肥料の野菜作りにも挑戦しています。食の安心・安全は生ごみリサイクルから、食料自給率の向上は地産地消、自給自足からをモットーに、循環型社会の形成を目指しています。
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動物園でダンボールコンポストのPR
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腐葉土ボックスへ
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市長も参加された講習会
「みどりの風」2011年春号より


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ただいま森林整備中です

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水の中にはどんな生きものがすんでいるのでしょうか
当会は里山の荒廃を憂う有志20数名により2000年に発足し、忘れ去られようとしている里山文化を若い世代に伝承すべくボランティア活動として荒廃した山の再生、土橋つくりなどの里山技術の伝承、自然にある薬草の話、森林の大切さを織り込んだネイチャーゲームなどの遊び、椎茸の原木の伐採、駒うちなどの活動をしています。約1.7haの森林整備をメインに行って今年で6年となり人が入れる山になりました。今年はビオトープ整備に力を入れようと、荒廃した溜め池を再生し、小動物や水生植物が再び帰ってくるように作業を始めました。整備が進むに連れイモリ、ゲンジボタルの幼虫の餌になる川蜷やいろいろな種類のトンボの幼虫たちが現れ、アメンボーもどこからともなく飛来してきたりと参加した子どもたちも、いろいろな水中生物を発見し自然の大切さを親子で学べるイベントになっています。



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中学生による蔵の土壁塗り体験
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1m切りで竹の増殖を防ぐ
身近な自然素材だけを使う昔ながらの土蔵改修をきっかけに、里山保全活動を始めて5年目になります。何しろ先人の知恵はすごい!そして面白い!3年がかりの郷蔵普請で、私たちは自然の摂理に従った、素材を活かす物づくりを学び、森林の産物を利用することが森を元気にすることに繋がると知りました。
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江の川流域樹木紹介パンフ作成のための樹木観察
そこで、江の川でつながる4つの市町と協力して生態系の異なる森林の整備をし、整備で得られた枝木を使って物づくりを楽しんだり、ご飯を作る燃料にして美味しいご飯を味わいながら参加者同士が交流する機会を作りました。それらを通じて、森林を様々に利用する「もりファン」を増やしてきました。
流域の小中学校では、年間を通じて森林教室を開催し、森林の大切さを伝えています。「大きくなったら森で働きたい」といううれしい感想もありました。今後は、深刻な問題となっている荒廃竹林整備のために、竹を活用する様々な知恵を実践し、豊富にある竹を宝に変える活動を進めていきたいと計画しています。
「みどりの風」2014年冬号より


里山のいきものたちのサンクチュアリー(聖域)創り

かがわタナゴ倶楽部(香川県)

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きのこ(植菌)教室 タナゴ教室
絶滅危惧種ニッポンバラタナゴ。コイ科の小型淡水魚で、二枚貝に卵を生む変わった生態を持ち、数府県にしか生息していません。
この貴重なニッポンバラタナゴを主とした保護活動を始めて10年、現在は県条例による保護事業認定団体です。生息状況の調査や、ため池改修時に必要な緊急避難用の保護池の整備・管理、絶滅リスクの低減を図る増殖などの活動、保護池での環境学習を行ってきました。
2012年からは新たに三木町からため池2つを含む元農地と山林の無償貸与を受け、手入れの行き届いた清々しい里山景観の再生をめざし整備しています。
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自然観察会
また、自然観察会や、不要木を活用したキノコづくり教室などの環境学習を、地元小学生等を対象に実施し、昔から人の暮らしと共にあった里山のすがたを伝えるなど、活動の幅を広げています。
2015年3月には、動植物の保護・普及啓発活動を行う主要施設として念願の「ビオトープ」を整備・完成させることができました。会員の夢はますます膨らんでいます。
「みどりの風」2015年春号より



花いっぱい運動で強まる、広まる地域連帯の輪

高松市二番丁地区コミュニティ協議会(香川県)

「二番丁地区花いっぱい運動」は、安心・安全で住みよいまちづくり事業の一環として、2010年に地域住民の連帯感の強化と地域の環境美化を目的に発足した。活動は、地区小学校周辺の13自治会を中心とした実行委員会を組織し、花植え隊と水やり隊を募集して、スクールゾーンに面した住宅や企業に花プランターを設置するとともに周辺街路樹区画に花苗を直植えし、継続して水やりを実施することである。活動3年目には高松市新設の自転車道花壇の花植えや、活動の拡大と住民への周知を目的に「花いっぱい祭り」も実施した。これらの活動により高松市「環境美化推進功労団体」表彰を受賞した。
毎回の花植え作業には、自治会員はじめ地域の企業や大学の協力により、100名以上の参加者がある。また、夏季の毎日の水やりにも50名の水やり隊登録者がある。この活動が地域に定着し、地域住民の交流の機会となっていることが、今後の活動の継続に繋がっている。本年度も6月に実施して11月にも予定をしている。
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日々草植え替えの様子
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パンジー植え替え
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自転車道
「みどりの風」2012年冬号より


2008年、高松市三谷町の美化保全ボランティア活動を目的に「三谷・みどりと花の会」を、瀬戸内オリーブ基金の助成で立ち上げて発足4年半。地元コミュ二ティの協力も得て県内外から3万球の水仙球根が集まった。名勝「三郎池」の堤防法面3,000�余に小学生や有志と共に植付け、「三郎池水仙郷」とした。同池周回「みたに駅伝」や卒業式では皆で育てた花や球根を選手や卒業生にプレゼントしている。水仙郷作りとそのメンテや植花は人と人との心を近付けてくれる。
「子ども自然塾」では、主に隣接する鎮守の森(三谷八幡宮)に集い、小鳥や虫の声、風の音、緑の匂いの中で、お年寄りと一緒に自然や星空観察、クラフト工作、写生大会等を楽しんでいる。花や自然を愛する心が、お年寄りを敬い、町を明るくする。子どもの声や目の輝きで、ボランティアのお年寄りも共に、より明るく元気になって行く。期せずして今の時代に最も大切な事の一つを身近に実践している。活動が地域に根差すよう祈っている。
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三郎池水仙郷
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小休止 おにぎり頬張り 花談義
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水仙郷の除草作業
「みどりの風」2012年冬号より


県下に点在する荒廃林の整備と材の搬出に励んでいます

NPO法人 こにふぁくらぶ(香川県)

“荒廃した人工林”を自分たちの力で、少しでも手入れできればと考える個人が集まって1999年2月に結成しました。以来11年間この考え方は変わらず、今後も変化はあり得ません。
当初はボランティアが枝打ち、間伐をすることに山林所有者の理解を得るのは困難で、信用されていませんでした。香川県林務課(現みどり整備課)のお世話になり、やっとの思いで作業地を見つけていましたが、今では所有者から依頼があり、数年先まで作業する場所があります。
香川県の人工林の90%以上は桧です。活動は基本的に10月末〜3月中旬を枝打ち、残りを間伐および下草刈り、竹皆伐期間としています。2008年より切り捨て間伐から搬出間伐に移行して、チェーンソーの扱い方から変わりましたが、問題の搬出方法も全員の知恵を出し合い、何とか一通り確立できました。今年1月下旬より林内作業車両も導入予定です。
週2日、土日に活動しています。興味のある方は一度作業を見に来てください。お待ちしています。
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間伐作業風景
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チルホール使用の間伐
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枝打ち作業
「みどりの風」2010年春号より

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遊休棚田を草刈り中
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シャクヤクの苗を定植しています
大豊町八畝(おおとよちょうようね)集落から望む棚田の景色は、有数の写真撮影スポットとして知られています。しかし、高齢化に伴って耕作放棄地が増えてきました。
大豊町の貴重なヤマシャクヤクの群生地(大豊町天然記念物)やベニバナヤマシャクヤク(絶滅危惧IA類)を地域資源として守りたいという思いと、耕作放棄地をなくすためにシャクヤク(園芸品種)の花で彩り、集落の活性化に寄与したいという思いによって、大豊シャクヤクの会は2013年に発足し、活動を続けています。地域住民だけでなく、大学生や一般の方々、様々な年代の人たちが関わりあい、楽しく活動しています。最近では、昔懐かしい地キビ・モチキビを栽培復興しています。
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シャクヤクの花が開花
耕作放棄地がなくなり、きれいな花が咲けば誰もがうれしい気持ちになります。夢は大きく「日本一のシャクヤク園」、または「日本一の棚田シャクヤク園」を一つの目標に、今後も地域活性を目指した継続的な活動ができることを願っています。
「みどりの風」2015年秋号より



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柏島全景
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生物多様性の宝庫柏島の海
高知県の西南端にある周囲3.9km、人口500人ほどが暮らす小さな島、柏島。柏島の海は暖流黒潮と、瀬戸内海から豊後水道を南下してくる栄養豊富な潮とが混じり合うことで、多種多様な海洋生物の宝庫となっており、その数日本一の1000種を超える魚類が生息している。
人の暮らしのすぐそばに日本一多くの魚が暮らす海がある。まさに里海だと感じた。「里海」この言葉に「人が海からの豊かな恵みを享受するだけでなく、人も海を耕し、育くみ、守る」という想いを込め、この風景を残すため、柏島の豊かな自然環境だけでなく、そこに住む人たちの暮らしも含めて、「島が丸ごと博物館(ミュージアム)」と捉え、持続可能な里海づくりを目指した活動を行っている。
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サンゴの健全度を調べるリーフチェック
持続可能な「里海」の実現に向けてセンターでは
(1)自然を実感する取り組み(調査研究・環境教育)、
(2)自然を活かした暮らしづくりのお手伝い(地域活性化)
(3)自然と暮らしを守る取り組み(自然・生活環境保全)
を、さまざまな主体と協働で実施している。
「みどりの風」2014年春号より



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