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助成先のご紹介

地域のお客様の募金を、地域の皆様へ
セブン-イレブンの店頭募金箱にてお預かりした募金を、地域で活動している環境市民団体に「環境市民活動助成金」としてお届けし、その活動を支援しています。
地域のお客様の募金が、地域の環境市民活動を支援する助成制度です。

助成先団体<近畿>



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カヌーで八幡堀漕艇
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清流丸と、その係留地西の湖(にしのこ)
日本の重要文化的景観第1号に選定され、ラムサール条約に湿地登録されたエリアが活動拠点の団体です。豊臣秀次の城下町・近江商人の商家群・ヴォーリズ建築が点在し、居城跡の八幡山~八幡堀~水郷~琵琶湖と全てが先人の残した遺産です。放置竹林、放置町屋、放置耕作地と時代の変遷とともに放置された地域資源の再生活用を理念とし、仲間の団体と連携して景観保全に携わっています。
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「いまさかPJ」定例作業 竹温室の材料荷上げ
「いまさかPJ」は「字いまさか」という水郷の中州に舟で渡り活動します。ジャングル化した放置田圃を開墾し、親子八幡山縦走~いまさか上陸芋掘り&焼き芋を楽しめるまでになりました。八幡山の景観を良くする会・八幡堀を守る会・白鳥川の景観を良くする会・琵琶湖湖畔の景観を良くする会・八幡酒蔵工房「いまさかPJ」と連携した環境や景観保全がボランティアによって行われています。
次世代を担う若者たちと魅力ある地域づくりを更に発展させて行きたいと考えています。
「みどりの風」2016年春号より



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琵琶湖水源の森で川遊び
日本一の湖そして近畿の水がめでもある琵琶湖。その母なる琵琶湖の水源を生み出す森が活動場所です。2008年10月、ニホンリスに出会いました。地面には松ぼっくりの食痕“エビフライ”が沢山落ちていましたが、餌場となる森がだんだんと松枯れで荒廃していき、ニホンリスを見かけなくなり・・・・・・それが、びわ湖りす森倶楽部を始めるきっかけとなりました。
滋賀県森林センターから県産の抵抗性アカマツの種子を購入し、県内のボランティア団体初の育苗活動、ニホンリスの好む実がなる木の植樹、薪割りや巣箱づくり、フィールド調査を兼ねた登山など、森林とふれあいながら幅広く活動しています。
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抵抗性アカマツの植替え作業
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観察会のための歩道整備
日本固有のニホンリスは、アカマツやクルミなどの広葉樹、営巣木として針葉樹や常緑樹など様々な樹種で構成された森を必要とします。その生息地の森を再生し、守りつないでいくことが、琵琶湖の森を豊かにし、人々と動植物の共存できる森林へとつながっていくのです。
「みどりの風」2014年冬号より



森林ボランティア活動こそ安全装備の充実を

薪.depot(滋賀県)

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薪割り作業
当会は、薪ストーブユーザーによる薪づくり活動をきっかけとして活動を始めました。里山整備を兼ねた薪づくりに汗をかくことは、参加者にとって地域の森を知り、森とふれあう良い機会でもあります。
本活動を始めて改めて気付いたことは、チェンソーの作業効率の高さと事故のリスクです。プロの指導のもと正しい作業手順を習得し、難しい状況での作業は避けることは当然で、幸いこれまでは無事故ですが、万一事故が起きると大怪我を負うことになります。
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防護装備を着用してのチェンソー作業

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チェンソー切断防止機能付き防護ズボン

このようなとき、ヨーロッパではチェンソー切断防止機能がついた防護装備の着用が義務づけられていると知りました。国内では、プロの林業従事者には徐々に普及し始めているそうですが、アマチュアこそ十分な防護装備が必要と考え、その導入と普及を図る活動を始めています。森林ボランティア活動における作業安全の装備や意識が向上することが活動の一層の拡大に、また、美しい森林を次世代に引き継ぐことにつながればと考えています。
「みどりの風」2012年冬号より


地域木材を使った家づくりを通じて森を元気にしようと安曇川流域・森と家づくりの会は、林業家、製材所、設計士、工務店などが連携し、2004年9月に結成しました。琵琶湖西岸に注ぐ安曇川の支流にある滋賀県高島市朽木地区をフィールドに活動しています。
森の様子と地域材の良さとを知ってもらうため、さまざまな森のワークショップを開催し、街から多くのご家族にご参加いただいています。4月の植樹祭は、雨の中みんなで協力し合いヤマザクラとモミジを植えました。思いを込めたプレートがかけられ、森に家族が増えたようでした。8月は毎年恒例の「木の伐採と森の仕事体験」を開催。長い時間をかけて育くまれた木が伐採される迫力を感じて頂きました。
「訪れる度に発見の連続!また来たい」という参加者の声に、林業家も「何ものにも代えがたい喜びを感じます」と笑顔。山と街がつながることで互いに刺激を受け、活力が生まれています。
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ヤマザクラを植えるための穴を掘る子ども
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樹齢100年以上の杉を伐採
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林業家の山仕事の話に耳を傾ける参加者
「みどりの風」2010年春号より


地域の環境と農業の融合を求めて

NPO法人 環境と農業の融合を考える会 鹿深の杜(滋賀県)

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菜種の収穫を手伝ってくださった皆さん

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わりばし炭オブジェを作成中
荒廃した耕作放棄地の利活用を図り、従来の環境と農業を取り戻すことを目的に2007年11月NPO法人環境と農業の融合を考える会 鹿深の杜を設立しました。
食育も目指し、昨年10月に会員やスポーツ少年団、小学生と種まきし6月に収穫した菜の花は、業者に搾油してもらい9月に学校給食センターへ寄贈しました。
また、CO2の削減ができ資源の有効活用により循環型社会が築けないかと考え、甲賀市内の飲食店などで燃えるごみとして処分されていた使用済み割りばしをリサイクルしています。割りばしを消臭や除湿、リラックス効果がある炭に加工し、造花や石などをあしらい信楽焼の器に入れて「わりばし炭オブジェ」に再生します。私たち「鹿深の杜」が割りばしを回収し炭に加工、知的障害者施設「信楽学園」が器を製造し、最終製品を社会福祉法人「湖東会」が道の駅やパーキングエリアなどで販売しています。今後は甲賀市内にとどまらず広くアピールして活動を広げていきたいです。



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小学生の魚捕り学習

草津塾の葉山川グループのメンバーは琵琶湖の水質保全、景観保全の一助に繋がればとの思いで、滋賀県の淡海生涯カレッジに学んだ者達が集まって、2004年に結成し、活動を始めました。葉山川グループでは4つの活動テーマを持ち、葉山川流域の水質調査、美化活動、動植物調査・観察、ビオトープづくりを通じて、地元の小学校、地域協働合校との協働、各種活動展示、他団体との協働などを進めています。今年も葉山川の源流から河口迄の毎月の水質調査、毎月の川の美化活動、5月には広く一般の人達を対象にした植物観察会、また7月に地元の笠縫東小学校4年生との魚捕り学習会を開催し、また7月26日には夏休み親子の魚捕り観察会を支援いたしました。これら活動を通じて、将来を担う子どもたちが自然体験の面白さ、自然保護の大切さを学んでくれればと願っています。毎月第一日曜日朝、川のごみ拾い(川の美化)を行っています。皆様、参加しませんか !!



私たちは、琵琶湖のある滋賀県大津市で、子どもたちの大切な地球環境を守るために、親子での体験による環境教育に力を入れ、地球にやさしい子どもを育てています。
5月には、地域のおじいちゃんやおばあちゃんの御協力で田植えを行い、大地にふれることで自然の大切さを感じ、自宅でもバケツ栽培で苗を育てました。秋の稲刈り後、子ども達はご飯粒を一粒も残さなくなりました。11月にはコウゾを使った伝統的な紙漉きも体験しました。毎年行っているコハクチョウ観察会では、コハクチョウが来るように琵琶湖をきれいにすることを学び、水鳥たちとお友達になることにより、ゴミを捨てないこと、琵琶湖をきれいにすることが身についていきます。他にも里山での焼き芋や公園の清掃など、自然との触れ合い体験の少ない親子に一緒に体験してもらうことで、ますます環境問題を身近に感じていただけるように、また私たちの地球を守っていけるように活動しています。
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左から 大地にふれる田植えでは、自然の大切さを体感 / 伝統的な紙漉を体験 / 琵琶湖で行うコハクチョウ観察会



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指導者養成セミナーの様子。あそびから森を感じてみる

環境レイカーズとは、日本一の琵琶湖にちなみ、LAKERS=湖のほとりに住む人々という意味を表しています。2001年の発足以来、五感で感じることが地球規模の環境問題を解決する糸口になると考え、幼児から大人までを対象に、環境学習・自然体験・指導者養成・まちづくりワークショップなどを行っています。それぞれでは、Ecological環境に配慮した場、Educational共育、学びの場、Enjoy笑いの絶えない楽しみの場、という3Eの場を各対象に合わせてつくっています。
環境学習の指導者養成セミナーは、横山丘陵を舞台に、人と自然にとって大切な“里山”を市民の手で保全する気持ち・実施力を高めようと実践しています。里山の持つメッセージの伝え方をネイチャーゲーム、インタープリテーションなどの体験から学び、その成果を市民対象のエコツアーとして実施する予定です。地元の保全団体や行政とのネットワークを生かしながら、横山丘陵の自然・歴史・景観・文化を楽しく体験から学べるエコツアーにしようと、参加者のみなさんと奮闘中です。



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付加価値米の田植え

休耕田や遊休地が増え、田畑の後継者が不足している私たちの丹後市大宮町三重・森本に、2015年7月龍谷大学政策学部の学生が入ってきました。活動の目的は、水田・水路・ため池で生物調査を行い、生き物と地域住民の暮らしとの関係について調べ、人と自然の共存を模索し、さらに生産活動を行い地域に経済循環を起こすことでした。

 1年半に及ぶ調査の結果、水田に5668種もの動植物が生息していることがわかり、絶滅危惧種指定のマルガタゲンゴロウやクロゲンゴロウが発見されました。

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道の駅「丹後王国」で販売活動

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EM菌・米ぬかの肥料づくり

 地域報告会での学生の提案は、生物に優しい農業・農法を行うことが生物多様性・環境保全に繋がり、その農作物はブランド農作物として高い付加価値をつけて市場に出すことができ、地域に経済循環を起こし、生き物にも人にも良い影響が出るというものでした。

 2017年春、地域と学生が共同してゲンゴロウが生息していた5反の水田で生物多様米(付加価値米)の生産活動を始め、秋に米2400kgを「ゲンゴロウの故郷米」と名付けて地元の道の駅で販売活動を開始しました。

「みどりの風」2018年春号より



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清掃活動では保津川下りの船を繰り出してごみを回収することもあります

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小さな支流でも、地域のみなさんとともに清掃活動を実施しています

保津川(桂川)は、日本でここと岡山県にしか生息しない国の天然記念物アユモドキに代表される生物の宝庫であるだけではなく、世界中から多くの観光客がお越しになる、京都有数の観光地でもあります。
ところが近年、この保津川でもごみが急増し大きな問題となっています。そうした中、私たちは保津川下りの船頭さんや地域のみなさんと共に、毎月流域の各所で清掃活動を実施し、美しい河川景観を守るための活動を続けています。
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どんなごみがどれくらいあるのか、子どもたちと調査も行っています
今、世界中で大きな問題となっている「海ごみ」、その大半は陸から川を通じて流れ出したものです。亀岡市では内陸部の自治体として全国で初めて海ごみの発生抑制に取り組むことを総合計画に掲げ、私たちも地域のみなさんとともに「川と海みんなで共創プロジェクト」を立ち上げて、流域が一体となって川ごみを無くす取り組みを進めています。これからも世界に誇れる美しい環境を守るために、みなさんとともに頑張っていきたいと思います。
「みどりの風」2016年冬号より



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手作りした伝統的炭窯の中での作業

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手作りした伝統的炭窯の中での作業
京北で開催された、淀川水系流域委員会主催桂川上下流シンポジュウムの「地場産業である林業の町、京北に住む私たちに何ができるのか」という勉強会を契機に有志が集い、京北森林組合と協働で森林ボランティアを始めたのが会設立のきっかけです。
林業への政府の抜本的政策に期待しつつも、循環型地域社会構築を目指して、自分たちにできる事から取り組んでいます。
水源となる保水力豊かな森林を保全・再生するため、広葉樹などの植樹や荒廃した森林の間伐整備を行い、間伐材の有効利用のため、伝統文化である炭焼きを継承しています。また、化石燃料に代わる新しいバイオエネルギーとしてペレットの実用化に向けた研究・研修を行い、CO2の削減と固定化を図ることで、地球温暖化防止推進に貢献することも目指しています。他に、親子で楽しみながらできる環境教室を年に2回開催し、地域社会や社会全体、地球全体への環境問題への意識啓発にも取り組んでいます。



日本海に面した京都府京丹後市で、この豊かな自然環境を次世代へとつなぐため当会は、地域の皆さんと一緒になってさまざまな活動を行っています。
これまでごみとして捨てられていた使用済み天ぷら油を年間約3万2400リットル(2007年度実績)回収、環境に優しいバイオディーゼル燃料にリサイクルし、トラクターやトラックの燃料として地域内で再利用しています。鳴き砂の浜で有名な琴引浜で毎年開催されている「はだしのコンサート」ではバイオディーゼル燃料を使った発電機で、コンサートの電源を100%カバーしました。
また小学校や公民館での環境出前講座や情報発信活動にも積極的に取り組んでおり、地域住民や企業、子どもたちと一緒に菜の花エコプロジェクトも実施しています。
土に触れ風を感じる体験型イベントを通して地域の資源や課題に住民主導で取り組み、自然環境も含めた持続可能な地域づくりを目指しています。
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左から 菜種の搾油実演に興味津々の子ともたち / 市民による使用済み天ふら油回収活動中! / 菜の花エコプロジェクト!種まきの様子



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山里で鞍馬炭をつくる。
炭出しと炭切り

京都大原三千院♪ヴィレッジ・トラスト・つくだ農園は、三千院と大原女、しば漬けで有名な京のふるさと、大原にあります。有機栽培による水稲・露地野菜の生産を行う当農園では、地域独自の農村文化、農村資源を守るため、また、私たちが地域、そして、地球とともに生きるために大切にしなければならない、食・農業・農村を守り育てる事を目的に様々な体験学習活動を行っています。
春には愛らしい合鴨の声を聞きながら田植えを行い、夏には紫蘇の葉きらめく棚田で夏野菜の収穫体験、そして大原特産の紫蘇を用いたしば漬けやしそジュースづくり、秋には稲刈りや刈った稲穂を用いてのわら細工づくり、冬には保存食づくりや味噌作り・・・などなど。さらに今年から奥里で受け継がれてきた鞍馬炭づくりの技術を受け継ぐべく炭焼き体験もはじめました。「旬」の有機野菜、米づくり、昔ながらの農村の生活文化の体験を通じて、心からおいしいと思える食と農のある暮らし、そして環境負荷を押さえた低炭素社会を実現する農村の知恵を楽しく体験し、学んでいます。



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演劇の稽古

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私たちは演劇の手法を使って、子ども達が楽しく環境について学ぶ取り組み「演劇で環境〜環境警察220X〜」
を2005年より行っています。200年後の未来の「環境警察」が21世紀にパトロールに来る、という設定で子ども達と共にワークショップ方式でシナリオを作り、環境問題を身体と感性で「体感」し、「表現」するという環境教育プログラムです。その成果である環境劇は、プロの俳優と子ども達が共演するという形で、地域の住民の方や学校の全校生徒の前で上演されます。自分の知っている人が出演していることが、環境問題への当事者性をより強く喚起し、また現代の重要なミッションである「コミュニケーション教育」との相乗効果も指摘されています。本プログラムは、これまで関西圏で実施してきましたが、今年度は全国9ヶ所で実施します。皆様のご参加をこころよりお待ちしています。



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オギ移植地に侵入しようとするクズを除去
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オギが定着し、穂が出たようす(2015年10月)
大阪湾岸の産業廃棄物埋立処分場である堺第7-3区“共生の森”では、大阪府との協働事業として多くの企業や市民が森づくりを進めており、毎年500人が参加する植樹祭が開催されています。私たちはその“共生の森”をフィールドに生きもののための環境づくりや環境教育活動に取り組んでいます。
ここには、森だけでなく広大な草原も広がっており、絶滅危惧種のチュウヒなど草地を好む鳥たちが生息・飛来しています。けれども現状はクズや外来草本が猛威をふるい、放置すれば良好な草原環境がなくなってしまう状況です。そこで2年前から日本野鳥の会大阪支部と協力して草地保全の取組みをはじめました。クズや外来草本に覆われていた場所を除草・耕起し、オギを移植してモニタリングしながら選択除草や草刈りをします。一昨年の移植地には小面積ながらオギ草地が定着してきました。
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500人が参加する植樹祭(2016年3月)
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大阪湾を見ながら共生の森の活動について説明する
人間の負の遺産である廃棄物処分場が、自然ゆたかな森や草原の広がる生きものの楽園になることを目指して、毎日の活動に励んでいます。
「みどりの風」2016年秋号より



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自然にふれる体験型の子ども自然クラブ活動
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中学生が中心に行う、ため池での外来魚駆除の池干し
2008年に石川流域の300カ所以上のため池を調査した結果、1カ所で絶滅危惧種の淡水魚カワバタモロコが発見されました。カワバタモロコを守るために、幼稚園〜高校等の教育機関での環境教育と基礎的な調査研究を中心に活動がスタートしました。
活動が進むに連れて、自然を大切に想い、行動出来る人を育てることが重要となり、人の発達段階に沿った自然クラブ活動を開始しました。まず、幼稚園や小学校での環境教育で興味を持った子どもが参加する自然クラブが流域の各地に生まれ、次に中高生になって高度な内容の活動を行う自然クラブができました。現在では観察会のリーダーや自然回復のスタッフとして活躍する高校生、大学生中心の自然クラブが生まれました。
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出前授業での魚とり
活動を通して自然を大切にする子どもが育ち、それをみた大人は生きがいを覚え、環境回復の世代交代が円滑に行われています。淡水魚を守る取り組みから世代を超えて流域の自然を守り、人を育てる取り組みへと育ちつつあります。
「みどりの風」2016年夏号より



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田植えの様子
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田んぼの生き物観察の様子
大阪府南部の阪南市周辺では、古くから漁業と農業の両方を営む文化があり、海と陸とが「生活」で密接に関わり合っていました。しかし、戦後の経済発展とともに市民の生活形態が一次産業から二次産業・三次産業へとその中心が移行し、さらには、山や畑の宅地化や水質悪化などの環境変化と相まって、これらの関わり合いに対する市民の意識は薄れ、「近くて遠い大阪湾」となってしまいました。
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海苔の摘み取り
このような現状に対して、ダイバーが中心の団体である私たちは、その特技と“できることから始めよう”の精神で、アマモ場再生を通じた環境学習や海の生き物観察など、海の中からの視点で情報発信を行ってきました。
本活動は、陸と海のそれぞれからの自然の恵みを受けて育つ”米”と”海苔”を自分たちで育て味わうことで、参加者に楽しみながら海と陸とのつながりの重要性を実感してもらうとともに、地域の生活に根ざした持続可能な環境保全のあり方を地域と一緒になって考え伝えていく事を目的に行っています。
「みどりの風」2015年春号より



ホタル復活の取り組みで地域連帯

天竺川ホタルの会(大阪府)

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川の清掃
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竹炭を川に沈めて水を浄化
今は都会のど真ん中を流れる天竺川にも、数十年前は沢山のホタルが飛んでいたそうです。この地元の川に地域の夢としてホタルを呼び戻そうと活動を始めて7年目になります。
当地は大阪万博の頃に開発されたニュータウンで、住民の連帯を高揚する手法として、一自治会から始めましたが、徐々に拡大し現在は他地区からの参加者も多く、高校の生物サークルとも協力しています。
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千里開発50周年行事に竹灯篭で参加
川のごみを拾い、水をきれいにするために、放置されていた地域の竹林を間伐し、それを炭にして沈めて浄化すると共にホタルの生態を学び、昨年やっと夢がかない数十年ぶりにホタルを飛ばすことが出来、一同感動しました。今年は「ホタル観賞の夕べ」を設け地域の方々に喜んで頂きました。
川面をヘッドライトから遮断するため地域参加の植樹をしたり、間伐材で竹灯篭祭りを行ったり、地域の連帯が高まりました。
しかし、ホタルが定着するにはまだ課題も多く、これからこそ本番だと話し合っております。
「みどりの風」2014年秋号より


竹林保全活動と竹炭づくり 四季折々の能勢の自然を楽しむ

リサイクル工房・竹炭塾(大阪府)

1999年アジェンダ21関係者の実施する竹炭づくり講習会に参加後、個人で窯を作成して2年間の改善を重ね、ほぼ満足できる竹炭ができるようになりました。
2002年1月に豊中市立青少年自然の家が実施する「みんなの竹炭塾」に、窯の設置、技術指導の協力依頼を受け、10家族30名に炭焼きを実施し、大変喜んでいただきました。これをきっかけに、本事業を委託され、「子や孫に綺麗な地球を引き継ぐために」を合言葉にリサイクル工房・竹炭塾を設立し、活動を開始しました。
年間8〜9回の炭焼きのほか、山菜を求めて山歩き、ホタル観賞の夕べ、クワガタ探検、竹トンボづくり、タコづくりなどを開催して、四季折々に能勢の自然を楽しんでいただいています。
参加した子どもたちが捕まえたクワガタやカニなどは、「今度来たらまた会いましょうね」と言って山に返しています。自然を楽しみ、自然を守る大切さを体験していただくイベントは、2013年12月で100回の開催を迎えます。
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7時間に及ぶ炭焼き
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ボランティア体験研修参加女性の竹切り作業
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完成した炭の検査
「みどりの風」2013年冬号より


がんばってます!「すみれ・花フレンズ」

すみれ・花フレンズ(大阪府)

私たちの町「古市(フルイチ)」の地は、遠い昔、菫(スミレ)の花が咲いていたとの記録があるからか、菫という名が小・中学校や地域連合町会に残っている。すみれの花いっぱいの町を作りたいとの思いが、地域の協力で「種花事業」を担うボランティア活動・グループ「すみれ・花フレンズ」を実現させた。
各機関の支援で2011年春の種まきから出発、男女31人が曜日のグループ長を中心に、水やり・管理を担当。春の苗の初出荷は、感動の日となった。冬の葉ボタンの新芽が食べられて無くなり、アタフタしたことも思い出である。初年度は2300株、次年度は3000株を出荷し、現在は地域の会館など12カ所の管理を担っている。
2012年は、地域の世代間交流・コミュニティの場となる「収穫祭」を7月に開催。当日は、子育てサロン・小学生・障害者施設の方・老人会等81人の参加があり、感謝の日となった。「思いやりのある町・すみれ」から花を愛する人の輪を広げ、喜んで活動しているメンバーの心を伝えていくことを目指してがんばっていきたい。
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花広場での活動の様子
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秋の出荷がすぐの苗たち
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毎年12月に行っている寄せ植え講座
「みどりの風」2013年春号より


送電線や窓ガラスへの衝突、交通事故、油流出事故による汚染など、人の活動によって多くの鳥たちが傷ついています。私たちの活動の目的は、人の生活が原因で傷ついた野鳥を救護し野生復帰させることです。設立後3年目の若い団体ですが、今までに23種108羽の多種多様な鳥たちを救護してきました。これらの鳥たちが人の目の届く、市街地や里山で救護されていることを考えると、本当にいろいろな種類の鳥が人の近くで生活していることが理解できます。私たちは救護活動を通してそのような自然のあり方について学び、それを守って行くことも活動の目的としています。
出来たばかりの協会なので十分な施設がなく、まだまだ行き届いた救護活動ができていませんが、今回セブン-イレブン記念財団からの助成を受けて、小鳥類と猛禽類のフライングケージを作製することができました。フライングケージは鳥の回復状況の確認や野外環境への順化訓練に役立っており、野生復帰率の向上に大いに貢献してくれることでしょう。
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鳥体の構造を知るための仮剥製作製講習会
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大阪市内のオフィス街で保護されたカルガモの雛
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ヒヨドリの雛への給餌
「みどりの風」2012年冬号より


交野は大阪平野の東北部、生駒山系の麓に位置し、豊かな自然に恵まれています。私たちは、山野にはびこっている竹林を伐採して里山を守り、その竹で炭を焼き、その炭で川を浄化する活動を進めています。
作業は、まず山の斜面にはびこっている孟宗竹を伐採して切り揃え、麓に運び出します。不要な先端部や枝葉はチッパーで細かく砕き肥料などにします。太い幹の部分は、さらに細く割り整えて炭焼き窯に入れます。約16時間の炭焼き作業の後、窯を密閉して1週間後に炭を取り出します。一連の作業の後は、汗をかいた仲間や家族、友人とバーベキューで作業の無事を讃えあいます。また、伐採した跡地には桜の木や花木を植え、下草刈や施肥などの世話を続けています。毎年春には、桜の花やレンギョウが見事に咲き誇ります。
この活動を通じて、交野の自然環境を護り育て、これを後世に伝えたいと願っています。
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山裾での竹伐採作業
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伐採した竹を細かく割り、節をとって窯へ
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川に設けた浄化槽へ袋詰した竹炭を投入
「みどりの風」2011年春号より


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他団体との協働による引き網調査

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川は人間にとっての治水・利水だけでなく、生物の多様性を維持する重要な存在です。しかし、高度経済成長に伴って水質汚濁が進行し、今でも環境の悪化は続いています。とくに都心部では「危ない」「汚い」という理由で、人々は川から離れていきました。そこで、かつてのように人と川が共存できるよう、2000年1月1日に有志が集まって当会を発足させました。
琵琶湖・淀川流域圏には多くの生物が棲息しています。中には絶滅危惧種も多く含まれており、次代の子どもたちは水族館でも目にすることができなくなるかもしれません。私たちは、今の川に生きる生物を見て・知って・感じてもらうために、多方面から親水活動を展開しています。老若男女を問わず活動を共にすることで、川を中心とした地域コミュニケーションを深め、楽しい環境教育の現場として利用することにつなげているのです。また流域圏の他団体と連携することで、情報交換や情報集積を行っています。今後さらにネットワークを拡充する予定です。乞うご期待を!



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会員の望遠鏡で、海遊館でのデモの様子

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小学校の観望会の様子

小学校を主な活動場所として、天体望遠鏡で「土星の輪」などを見る機会を提供し、宇宙や自然への関心を育てることを目的に、体験型の環境学習教育を実践しています。毎年10 月から12 月に市内の小学校へ望遠鏡を持参し、「出前型」の星空観望会を実施しています。初めて「土星の輪」を見て歓声を上げる子どもたちの声が都会の明るい夜空にこだまし、「都会でも、こんなに星がみえるのや!」と、子どもを送ってきた父兄の声が聞こえてきます。毎年11 月には、広く市民の参加を呼びかけ、「豊中星空まつり」を実施しています。昨年は20 回目を迎えました。80歳代から、小さな子どもたちまで星空観望や、星空コンサート、自然観察ハイキングと、自然とのふれあいから環境を考えるイベントを開催しています。望遠鏡をのぞき込み、「これ、図鑑と同じや!?」の声。もちろん本物の星です。これからも30 周年を目指し地域の子供たちと共に、星空ウオッチングを続けていきますので、☆星☆好きの方の参加をお待ちしています。



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地元のボランティア団体を
招待してのイシガメの放流会

私たちは茨木市・摂津市を流れる大正川で、在来種のカメの保護活動を行いながら、健全な都市河川環境をつくることを目指しています。基本は毎月3、4回の清掃活動と捕獲調査です。毎回ごみ袋に多くのごみを集めます。割れたビンや釣り針、殺虫剤の缶など川の生き物の命を脅かすようなものは特に注意して取り除きます。同時にカメを捜索。捕獲したカメは個体識別、計測、基礎データの記録、撮影の後、もとの場所に放流します。
調査の結果、外来種のアカミミガメが増加し、在来種のイシガメやクサガメはどんどん減少していることがわかっています。そのため基本の活動以外に、大正川産のイシガメの繁殖を行い、孵化した子ガメを1年間育てて放流したり、外来種問題について小学校の総合学習のプログラムを提供したりしています。また、環境省からカミツキガメの防除の認定をいただき、活動地域にカミツキガメが捨てられていないか監視を行っています。



photo01 よこお野路菊の丘への来訪者 ヒヨドリバナの花の蜜を吸うアサギマダラ

こんなところに炭焼き窯や段々畑跡! 須磨ニュータウン周辺には里山時代の跡が数多く残っています。暑い日も寒い日もありますが、年間70日程ここで間伐、草刈り、植樹、道づくり等をし、木の緑や四季の花、鳥のさえずり等を身近に親しむ癒しの森(場)づくりに取り組んでいます。

横尾地区では、雑草で被われていた六甲山系横尾山の法面(のりめん)で兵庫県花ノジギクを育て、ここからの明石海峡、遠くの山並み、眼下に拡がる住宅地等の展望もよく、こうべ花の名所に選定されました。雑木林や緑地ではモミジ、山ツツジまた渡りチョウのアサギマダラが飛来するヒヨドリバナなども育てています。

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ノジギクの補植用苗づくり

友が丘地区では竹林の整備、ツツジの森づくりを行い、また活動地の特徴を活かして地元と協力しシイタケ栽培や子どもたちの自然体験教室などを行っています。

これからも、新しいふるさとづくりを行っていきます。

「みどりの風」2017年冬号より



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和蜂のレンゲ畑を開放してレンゲ祭りを開催
私たちは都市部から移住してきた「アイターン」のグループです。豊かな自然に囲まれた里山を終の棲家として田舎暮らしを始めたのですが、過疎と高齢化により、耕作放棄を余儀なくされ、荒れ果てた休耕田に心を痛めたのです。そこで休耕田を借り受けて、蜜源植物の植栽を行い、野生のニホンミツバチを呼び寄せることにしました。
昨今、和蜂(わばち)の生息環境が悪化しています。広葉林は伐採されて、スギ・ヒノキの植林ばかりで生息環境ではありません。地域の自治会や環境団体に声をかけて、和蜂の巣箱を2年間で80基作成して、里山に設置しました。つまり、和蜂に「食」と「住」を提供し、和蜂の群れがお花畑を飛び交うようにしました。
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ヒマラヤ原産の赤ソバの花と和蜂
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親子で参加できる巣箱作り体験会
休耕田を提供してくれたお年寄りには和蜂からの贈り物の「ハチミツ」をプレゼント。和蜂も住民も笑顔で暮らせる「花いっぱいの桃源郷」。これこそ私たちが望む「和蜂 まほろばの里」です。持続可能な活動として、更なる和蜂の保護と環境保全活動を継続してまいります。 「みどりの風」2017年春号より



国蝶オオムラサキの舞う里山づくり

兵庫丹波オオムラサキの会(兵庫県)

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小学校への出前授業の様子
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飼育家時で飼育中のオオムラサキの観察
兵庫丹波は兵庫県の中東部、丹波高地に位置し、中央分水嶺で最も低い標高95mの低地帯「氷上回廊」を有する丹波市と、恐竜や国内最古級のほ乳類化石が発見されている篠山層群が分布し、「丹波篠山 デカンショ節―民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」が日本遺産に認定された篠山市があります。
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7月3日オオムラサキ放蝶会
会の主な活動は、オオムラサキが棲む里山の環境保全や、生物多様性の大切さを啓発する取り組みです。もうひとつは、オオムラサキの調査活動、飼育・繁殖活動です。今では、オオムラサキの飼育をしている小学校は23校と管内の半数を超え、オオムラサキを核とした里山環境学習(出前授業)は年間延べ30回を数えるようになってきました。また、高校や公的な施設、企業などでの飼育も増えており、オオムラサキの調査活動では、毎年新たな生息地が発見され、現在では10カ所を超えています。
私たちはこのように、貴重な丹波の自然守り、その象徴であるオオムラサキの復活に取り組んでいます。
「みどりの風」2016年冬号より



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海辺の生き物観察
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西宮砲台の見学
西宮市中心を流れる夙川(しゅくがわ)の河口に広がる住宅地に面した、阪神間では貴重な自然海浜が活動の場です。
砂浜の除草、雑草の刈取り、毎朝の清掃などの環境維持活動。近隣小学校2校の3年生児童に海辺の生き物・海浜植物・野鳥の観察、浜の歴史や幕末に建設された国の史跡の「西宮砲台」の見学などの「環境出前講座」を毎学期実施。「親子で楽しむ環境学習」も毎月1回開催。そして9月には砲台たそがれコンサートなどの「海辺のひろっぱフェスタ」を開催。
これらの活動を通じて、この浜は多くの方々に喜ばれ親しまれ、地域の宝になっています。
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打ち上げられたごみの清掃
この浜は阪神間でも有数の海水浴場として大いに賑わっていましたが、高度成長期の水質悪化で遊泳禁止になり放置され、砂浜には雑草がはびこり、草地は腰高の雑草が生い茂り住民からも敬遠されていました。
活動を始めて7年、今では素晴らしい景観、環境が維持され、「西宮砲台を含む御前浜」が、2014年文化庁から重要名勝地に指定されました。嬉しい限りです。
「みどりの風」2016年春号より



里地里山の保全と地域の環境体験学習をサポート

山田の里グリーンクラブ(兵庫県)

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ジャンボバームクーヘン
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小学生のクラフト
2003年11月、森林環境ボランティアとして設立。通常活動として、里山林の整備・保全、棚田の復旧・再生が主な活動でした。翌年、特別活動として、中学2年生の「トライやる・ウィーク」で2校の生徒を受け入れ、以後毎年、森林環境ボランティアの体験と「山田の里」の文化財探訪を行っております。
また、親子参加の「体験型環境学習」として、①夏休み木工教室、②里山で遊ぼう~収穫祭と昔遊び~、③林内整備とジャンボバームクーヘン&椎茸植菌を開催しています。
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再生した棚田
2007年に開始された小学3年生の「環境体験学習」では、年間3回、サツマイモの植え付けと収穫、木工クラフト、林内整備、自然観察を実施しています。
地域の環境保全と景観維持に努め、生徒・児童の森林体験学習を通じた緑化思想の普及にも貢献しているとして、2015年度環境保全功労者等環境大臣表彰をいただきました。これからも、今春整備が完了した「山田の里・学習の森」を地域の「森林環境学習」の活動場として開放し、併せてサポート・指導を行ってまいります。
「みどりの風」2015年秋号より



ため池のかいぼりで豊な海を再生

淡路東浦ため池・里海交流保全協議会(兵庫県)

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ため池の魚捕獲作業
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魚捕獲終了後泥流し開始
兵庫県は全国一のため池保有県で、淡路島には県下の50%を超える約2万3000カ所あります。ため池は、農業用水源、洪水緩和などの防水機能、水辺空間の提供、動植物のすみかなど多面的機能を持っています。
しかし、過疎化や高齢化などにより、池底には腐葉土が厚く沈積して貯水量の低下を招き、底樋が抜けない場合も見られます。一方、漁業側では環境整備が進み、海中の窒素やリンなどが減り、栄養塩が減少して、魚の減少やノリ養殖の色落ちが、深刻な問題になっています。
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池底に溜まった泥を水に溶かして底樋に送り込む
「里山のため池」と「里海」で起きている問題を解決するため、2008年の秋から農業者・漁業者が協働で「かいぼり(=池ざらえ)」を行い、腐葉土を海に流しています。「かいぼり」は、稲作の収穫が終わる秋にため池の水を抜き、1カ月程度干して、池底に溜まったヘドロや土砂を取り除き、堤体や樋などの取水施設の点検修理をする作業です。
ため池を維持管理し、豊かな海を再生するために地域全体で「かいぼり」と情報発信を行っていきます。
「みどりの風」2013年秋号より


JR姫新線沿線を菜の花で埋め尽くそう!

姫新線ふれあい菜の花プロジェクト(兵庫県)

2005年たつの市で公募された「龍野まちづくり塾」に応募、菜の花プロジェクトについて先進地を視察、市長に報告書を提出。
その後、沿線の活性化、自然環境の保全を目的に任意団体を設立。当初、稲作後の遊休農地に菜の花を栽培、以後、沿線と少し離れた地域でも栽培に興味のある農家と一諸に栽培活動を拡大。
2008年近隣の就労継続B型事業所と連携して廃食用油の回収活動を開始。2010年バイオディーゼル燃料のリサイクル工房「菜の花」を開設し燃料化活動を開始。農家に提供してトラクターの燃料として活用している。今年は、農家の個別所得補償の対象作物に菜の花が追加されたこともあり、ナタネの収穫に挑戦している。この秋、収穫ができれば先進地の洲本市に搾油を依頼して、成功すれば野菜直売所で試販を試みる予定。
たつの市でバイオマスタウン構想が策定されたことでもあり、廃食用油のリサイクル部門で、今後とも地域に貢献したいと思っている。
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菜の花を摘む母子
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菜種の収穫作業
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廃食用油の回収の様子
「みどりの風」2011年冬号より


NPO法人 棚田LOVER'sは、「美しい棚田を将来につなげたい!」という思いのもと、棚田の保全を目的として活動しています。兵庫県市川町、香美町、姫路市、神戸市などで田植え・稲刈り・試食会、農や食の意見交換会等の活動をしています。
棚田とは、山の斜面や谷間の傾斜地に階段状に造られた水田です。現在過疎化・少子高齢化による労働力不足・赤字経営・鳥獣被害等により放棄され年々失われています。しかし、棚田は景観の美しさ・保水・洪水調整・地滑り防止・生態系保全などの機能や・特徴があり、人間も含めた自然環境全体にとって、とても大切な存在です。
棚田を未来の子どもたちにつなぐために、棚田での農作業活動や普及啓発活動に力を注いでいます。食の安心安全・命の大切さ・地域の素晴らしさを伝え、思いをもった作り手とファンの拡大、棚田の保全・復興を目指しています。
ぜひ一緒に活動し、棚田の保全から日本の農業を育み盛り上げていきましょう!!
ご興味のある方は090-2359-1831かtanadalove@yahoo.co.jpまでぜひご連絡下さい。
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棚田百選に選ばれている兵庫県香美町のうへ山の棚田
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手で稲刈りを体験します
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親子で一緒に料理して食や命の大切さを実感します
「みどりの風」2011年秋号より


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エコ・イベントでの苗頒布会

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保育園での菜園づくり
当活動は、「神戸の街にもっと緑を増やしたい、それを次世代の共有財産として残したい」と考える地元の住民や商店、企業などの方々によって始まりました。「クルクル(循環)〜シンプル(無添加)〜ホゴスル(保全)〜ツナガル(人の環)」を合言葉に、「無添加・無農薬の自然農法」によって「実のなる植物(野菜、ハーブ、果樹など)」を都市の空地や教育施設、建物のベランダや屋上などで栽培し、「自然と私たちのつながり」などについて身近に考え、ふれあえる場を多くつくっていきたいと考えています。
今年度は、各会員が自然農法で育てた野菜の苗をエコ・イベントや商店街などで頒布し、他にも自然農法が実践できる土、種、コンポスト・キットなどを配布しました。また「街中流自然菜園生活講座」を開催し、自然農法を実践するためのノウハウについて学び、保育園では地元の有機生産者の方を招き、園児たちと野菜づくりを行い、食育教育のお手伝いもさせて頂きました。



兵庫、鳥取、岡山の3県にまたがって分布している東中国地域個体群のツキノワグマは、「絶滅のおそれのある地域個体群」に指定されています。その保護管理を考える上では住民の合意形成が重要です。当会は、人との共存問題を考え、生息地住民と都市住民の相互理解を図りながら、保護管理への理解を深めるための教育普及活動、現地調査などを行っています。2003年から行っている講師派遣事業「クマ学習会」では、兵庫・鳥取・広島県などの小学校や生息地住民を対象に、クマの正しい生態やフィールドサインの見分け方などの知識普及に努めています。また、10月には京都で「第5回東中国クマ集会」を開催します。これはクマ問題に関わる多くの人を集めて意見交換を行うシンポジウムで、今回は全国の環境教育活動の事例報告を集め、環境教育事業の促進を目指します。その他、ツキノワグマの集落への誘引物となっている柿を早期にもぎ取る「柿もぎツアー」や博物館での教育活動も行っています。
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左から 第4回東中国クマ集会 / 博物館での教育活動 / 現地調査のようす



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山菜・葉ワサビの採集作業 食べ方のレシピも添えて
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山野草観察風景 特定山野草の開花状況の確認

環境省の重要里地里山500選の一つに選ばれた私たちのフィールド・奈良県桜井市三谷地区での山野草保全活動は、10年目を迎えている。生物多様性の劣化(里山の生態系の変化)を守るための地道な活動は、64名のシニア男女のボランティア活動によって支えられている。

単なる美しい花の鑑賞ではなくではなく、フィールドという山野草の土台ごとにマッチした保全活動は、肉体労働も伴うだけに決して遊びごとではなしえないものである。ベースに植物や自然を愛する心があってのことである。

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アースデイ出展ブース 自然工作品と山菜を出展

ここ1~2年の中で、イノシシに貴重なヤマユリのゆり根を掘り起こされるという事象が続発し、ワイヤーメッシュや電気柵の設置作業に忙殺される日々が続いたが、どうやら一段落できた。しかし決して気を緩めることはできない。虎視眈々と狙われているのだから。2017年はおよそ100種に及ぶ貴重な山野草の保全活動の中で、ツレサギソウという絶滅寸前種の発見に大いに沸いた年でもあった。

「みどりの風」2017年冬号より



私たちのフィールドは大変不便な山里です。路線バスが廃止になったので、活動日にはバスをチャーターします。でも、公害も開発もないので、昔ながらの里山環境が保たれています。
山野草を保護し調査記録しようと活動を始めたのですが、まず里山環境を取り戻さないと、山野草は絶滅してしまうことがわかりました。里山とは村人が生活し生産する過程で、必然的に成り立ってきた自然環境なのです。昔は里山の草や落ち葉を肥料とし、牛を飼う草を刈り、柴や薪や炭を煮炊きや風呂のエネルギーとして自給していました。いま放置された里山は、葛や藤や竹が繁茂し、鹿や猪がはびこり、荒廃してゆきます。
私たちは草を刈り竹や雑木を伐採して、里山環境を再現しています。するとササユリが咲き、カワラナデシコやリンドウも群落をつくるのです。全国的に進んでいる里山の荒廃を、地区の皆様のご協力も得ながらくい止めています。難しくはないものの、根気よく続けてこそ成果の生まれる地味な活動です。
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林床の整備
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ササ類、木、雑草を取り除きます
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美しく咲いたササユリ
「みどりの風」2011年冬号より


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ノレンコウモリの測定と記録

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調査会での学習風景
主に研究者を中心としたメンバーが、一般には馴染みの浅いコウモリについて調査研究や観察会、学習会をおこなっています。全国各地で毎月毎年の生態を記録していくよう調査をおこなう中で、保護の必要性が高い種が見つかった時や、生息地の現状維持が難しそうなところへは遠くからも応援を呼んで緊急調査をおこないます。近畿地方で全国的にも珍しいコウモリの繁殖地が初めて見つかったことから、今年はその他の絶滅危惧種も含めて分布状況など基礎情報となる生息現況を調べることに力を入れています。稀少なコウモリが棲んでいられるのは人里離れた場所が多く、とくに紀伊半島では1日で1カ所しかたどり着けないような険しい山また山の修験の道が続く調査地もあって苦労していますが、これまで調べられていなかったこともあり、新しい生息地が続々と見つかっているのは今年の成果です。これから冬眠期になりますが、来年以降は保護につながる手法の開発も手がけていきたいので、ハードな山歩きができる体力のある方の参加をお待ちしています。



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蛍の夕べで竹灯籠づくり

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復旧農地での除草作業
今日も木々を吹き抜けた爽やかな風が谷あいに吹き注いでいます。山野草の咲く里には虫取り網を持った子どもたち。トンボや蝶を追いかける子、木に止まった蝉やクワガタに静かに近づく子、谷川の小石をめくりサワガニを探す子どもたち。子どもたちの歓声が山里にこだましています。
全国的に中山間地域は荒廃の方向に向かっています。万葉の昔から人と共にきれいな里山を形作ってきた山野草や昆虫などが絶滅の危機に追いやられてきました。子どもたちの自然と触れ合う場所も狭まってきました。
山野草の里づくりの会は、奈良県を流れる大和川本流の源流地域、標高400〜500mの大和高原に含まれる地域を拠点に、自然豊かな里山を後世に引き継ごうと活動しています。荒れた農地や山林の復旧を行い、また、山野草自生地を保護する取り組みを行っています。人と自然が共存する世界をいつまでも残して行くことを目指しています。
次代を担う子どもたちが、この里山を体験し何かを感じることを願って、親子を対象とした自然体験を続けています。


「自分たちの町を花でいっぱいにしよう」と11人の花好き仲間が集まって、市内の公園や空き地に花を植え始めたのがきっかけで生まれた団体です。地域住民に対して、豊かな自然環境と花いっぱいのまちづくりを推進し、花を育てる共同作業などを通して街の花人になることを目指しています。
花を育てる活動は、除草から始まり耕耘・エアレーション・水やりまで、毎日の地道な作業が欠かせません。休むことなく続けるのは大変ですが、その分花が咲き、みんなに喜ばれると嬉しく思います。
国道・県道沿いの花壇は、人目にもつき毎回綺麗な花が咲いている事はとても良いと思います。花つぼみ主催の新庄総合公園で開催する花のイベントは、満開の花咲く花壇を見ながら1日家族や友達と過ごすのが楽しく、フリーマーケットや花苗販売などもあって楽しみです。この活動を続けて大きな社会活動に発展させたい。田辺市を花と潤いのある街に!街の花人を目指し毎日頑張ります。
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田辺市花いっぱいみどり事業 南新万子供会花壇のサポート
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花つぼみ主催「花まつり」での一場面
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国道42号線 田鶴交差点花壇での植裁作業
「みどりの風」2011年秋号より


私たちは和歌山県白浜町の沖合い約1Kmに生息するサンゴ群集に注目してきました。2009年からサンゴを主食とするオニヒトデが異常発生し、このまま放置しておくと数年後にはサンゴは激減してしまうことが判明しました。延べ130人以上のボランティアダイバーの協力により駆除した結果、オニヒトデは2010年6月には6分の1まで減少しました。
沿岸海域は生物多様性の宝庫であり、重要な資源でもあり、人々の生活を支えています。私たちは、沿岸海域の問題を把握し、問題解決のための情報発信と保全活動を継続して行っています。そして、「郷土の長所や特色を再発見して(お宝発見)→自分流に調理し(資源を保全し磨き上げる)→活用方法を練り上げ世に送り出す(賢い利用)→地域社会が活性化し→さらに面白い案が出てくる」といった資源活用の好循環の始まりを期待しています。和歌山を元気にするキーワードは、「海・環境・保全・活用」です。
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オニヒトデ駆除
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駆除したオニヒトデを集計する
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小学生を対象にスノーケリング教室を開催
「みどりの風」2011年春号より


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