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助成先のご紹介

地域のお客様の募金を、地域の皆様へ
セブン-イレブンの店頭募金箱にてお預かりした募金を、地域で活動している環境市民団体に「環境市民活動助成金」としてお届けし、その活動を支援しています。
地域のお客様の募金が、地域の環境市民活動を支援する助成制度です。

助成先団体<東北>



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森林セラピストでもあるガイドの野宮氏の説明をきく
本州の北端の町青森市。青森市浅虫地区は市内東部に位置し、前方に陸奥湾を望む風光明媚な温泉保養地として知られています。隣接する森林公園の傍には樹齢700年といわれ、「全国巨木100選」にも選ばれたアカマツの巨木があります。このアカマツの巨木を "撮りに行こうよ" と、子どもたちに呼びかけて活動を始めたのが「青い森の巨木写真展―ちびっこ巨木撮影会」です。
この活動の目的は、子どもたちがカメラ片手に森を散策し、ファインダーを通じて普段気にも留めていなかった自然に目を向けることを通して、環境の大切さや写真アートの楽しさを知ってもらうことです。
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アカマツ巨木

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巨木撮った!
2016年は、「山の日」に撮影会を総勢47名で実施し、子どもたちが撮った写真は11月の「青い森の巨木写真展2016in青森」と「青い森の巨木写真展2016in函館」に展示されました。活動2年目となり、地域テレビ局に取り上げられる等、活動の広がりを実感しております。今後は、浅虫地区の地域団体との連携を深め、この活動を定着させると共に、自然体験活動を活かした地域間交流や地域活性化に結び付けていきたいと考えております。
「みどりの風」2016年冬号より



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400年物のブナのマザーツリー

白神自然学校一ツ森校は、小さな子どもたちへの環境教育・自然体験こそが地道なようですが、自然保護・保全思想を育て、地球を守る若き人材を育成することと考え、1年間を通して全国から子どもたちを受け入れた自然体験授業を実施しています。とくに2008年度は北海道洞爺湖サミットに合わせて、世界の学生が白神山地にきて、自然保護・保全の活動としてブナの苗床の作業・植林作業を地元の方々や、子どもたち・日本の学生等と交流や意見交換をしながら実施しました。ケンブリッジ大学の学生は、子どもたちとの交流に感動したようです。
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間伐材を伐っています
また、シンポジウムでは横浜国立大学大学院の松田裕之教授の基調講演「地球温暖化防止で、白神山地はどう変わるか」の「気温が2℃上昇すると4500年前の三内・丸山縄文時代と同じになる」という話が興味深かったようです。しかし、「3℃以上になると植生は完全に変わってしまう」という話には、憤りを感じたようでした。これからも小さな子どもたちに白神山地の大自然を五感で感じ取って欲しいと思います。



森林の保全と知識伝承を目指して活動!

間伐ボランティアいわて(岩手県)

盛岡市手代森(てしろもり)で、山の森林整備を目的にスギ人工林の間伐を中心に、30代から70代の会員40名で活動しています。間伐や炭焼きは、二酸化炭素固定化につながると考えています。森林を良好な状態で維持していくことと、炭焼きを含めた当団体の知識を、次世代を担う子どもたちに伝えて行くことが目標です。
6月から活動をはじめ、9月、10月には間伐材を利用し、スギの炭焼きを年4〜6回行っています。炭焼きに要する日数は点火から閉窯まで1週間から10日かかり、炭出しまでは更に2週間は必要です。間伐から炭出しまでの流れは、間伐→集材→搬出→炭材の長さに玉切り→燃料材作り→炭窯への炭材入れ→点火・温度管理→閉窯→炭出し。毎日管理する担当者を決め、会員以外の一般参加者も募り、この一連の作業を行っています。子どもたちの炭焼き体験も、森林学習となることを期待して実施しています。微力ながら今春、東日本大震災の被災者にこの炭を送りました。
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搬出
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炭窯への炭材入れ
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炭出し
「みどりの風」2011年秋号より


1200年前の平安時代に坂上田村麻呂によって造営された古代城柵・国史跡志波城跡は、盛岡市南西部の田園地帯にあります。当会は、発掘調査成果を元に復元整備された志波城古代公園の指定管理者として、日常管理・見学案内・広大な敷地の草刈や植栽管理等を行っています。また、東北古代史の檜舞台志波城跡で、歴史的な雰囲気を楽しんでもらえる催事として、志波城まつりや、親子が園内水田で古代米を栽培する体験講座、まちづくり団体と協力しての植樹祭りなどを開催しています。
2010年度は周辺町内会の協力を得て「志波城・古代の花園プロジェクト」を開催。これは志波城古代公園内と周辺町内会を、古代から愛でられていた花「なでしこ」でいっぱいにしようという企画です。公園の種まき会には、お年寄りから園児まで約80名が参加しました。各町内会でも管理する公園や街路花壇に同じ種をまきました。地域のシンボル志波城跡を中心に、地域の活性化に寄与できればと考えています。
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古代米体験講座(田植え)
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古代米体験講座(稲刈り)
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植樹祭
「みどりの風」2011年春号より


未来につなごう故郷の美しい四季

胆沢ダム水資源のブナ原生林を守る会(岩手県)

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ごみ拾いで2トン車いっぱいに
積載されたごみ

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秋に行った車両撤去は雨の中
頑張りました
私たちは、奥羽山脈の県境付近の広葉樹林伐採反対を地域住民に呼びかけて1988年8月に会を設立しました。地元市町村に請願書を提出して、胆江地区住民集会や街頭署名などを開始し、当時の環境庁や林野庁にも陳情しました。それらが実を結び、1993年に生出川流域が生態系保護地域に、1997年には焼石連邦周辺が植物群落保護林に指定されました。
その後は、工事で表土がはがされる場所からの山野草移植や、人工林の手入れ、原石山の緑化を行ってきました。現在、奥州市から土地を借りて広葉樹の実生を育てており、2010年から植林を始める予定でいるため、これからが忙しくなりそうです。
2002年から継続してきた活動には、家電製品やタイヤ、廃棄された車両など大型ごみを中心に撤去する作業があります。また、会の設立以来毎年続けているのが春と秋の観察会です。昨年の岩手・宮城内陸地震のダメージから一歩前に進むためにも今年の秋実施したいです。



ポイ捨てごみを一掃し、岩沼をきれいな町にする

ごみゼロ岩沼(宮城県)

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渇水期の用水路のごみ回収
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回収ごみの軽トラックでの搬出

創立メンバーの一人が12年前、退職と同時に健康のために宮城県岩沼市里の杜近辺を散歩し始め、散歩コースのポイ捨てごみの多さに驚いたことが活動の発端となりました。一人でごみ拾いを開始、7年間活動を続けるうち、市内の別の汚れた場所が気になりだしました。これらもきれいにしたいと、たまたま所属していた自然保護団体の代表に相談し、その団体の会員の協力を得て立ち上げたのが「ごみゼロ岩沼」です。

1月、8月は休んで10カ月活動し、市内5ケ所を6カ月ごとにごみ拾いをしています。歩道はもちろん、法面は引っ掛け鉤を使いごみを引っ張り出し、美化を徹底しています。活動も6年目に入りポイ捨てごみの回収も少なくなっていますが、私達の目標とする「ごみゼロ」にはまだなのが現状です。

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隠れたごみを見つけるぞ

私共のようなごみ拾い団体が小学校区ごとに立ち上がり、町をきれいにするという美化意識が市民に根付くよう活動を継続します。今後は地域の個人、企業、市民団体、行政にもっと働きかけ「ポイ捨てやめよう」「町をきれいに」を訴え「きれいな町岩沼」をめざしたいと考えています。

「みどりの風」2018年春号より



被災地沿岸部への森づくりプロジェクト

NPO法人 こころの森(宮城県)

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超えんに生まれ変わる予定の荒涼とした大地 どんぐり拾い
三陸沿岸部には東日本大震災の被害により災害危険区域に指定され、荒涼とした大地が広がる地域が点在しています。被害が甚大だった宮城県石巻市では、南浜地区に復興祈念公園ができることになりました。
その公園計画で示されている「復興の象徴としての市民による森づくり」を後押しするため、当会は、里山からの種、ドングリ拾い、植え付け、発芽、苗木と育てる活動を2年前から始めています。今年度は3年目の種ひろいに始まる苗木育成活動、公園予定地への植樹、自然体験学習などを、地域の小・中学生、高校生、大学生、地域住民と実施する計画をしています。
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植え付け
2020年の公園の開園まで植樹活動、育成活動を通して、自然との寄り添い方、真の豊かな生き方を学び、100年後の次世代の子供達へと森づくりを紡いでいきます。笑顔のたえない、「花が咲き、実がみのり、こころがはずむ森」づくりをして、自然と人との寄り添い方、真の豊かな生き方を世界に発信し、三陸沿岸部につづく500kmの森づくり活動のきっかけになり、世界遺産登録を目指したいです。
「みどりの風」2016年秋号より



花を通じ「育てる・見る・語り合う」喜びを

北船岡河川敷公園の景観を良くする会(宮城県)

私たちの住む北船岡地区は、桜並木が続く白石川沿いにあり、白石川に架かる「さくら歩道橋」からは一目千本桜や船岡城址公園、蔵王を一望できます。2001年に歩道橋が開通したことをきっかけに、このすばらしい景色に見合った河川敷を作ろう、と当会を結成し植栽活動を行っています。
会員の高齢化が進み、作業は大変ですが、河川敷を散歩される方やゲートボール場グラウンドゴルフ場を利用される方に“きれいですね”“ご苦労さまです”と声をかけていただくことが支えになっています。毎年、サルビア・マリーゴールド・コスモスなど四季を通してさまざまな花が咲き、今では、町を代表する花の公園として、「さくら歩道橋」から望む景色に彩を添え、みなさんに楽しんでいただいています。昨年は、約500mにわたって植栽したカンナも咲きました。
植栽活動は、私たちにとって交流の場であり、健康維持にも役立っています。これからも地域の方や観光客に喜んでもらえるよう活動を続けていきます。
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河川敷を彩る花の公園
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マリーゴールドの植花
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サルビアの植花
「みどりの風」2014年春号より


地域の自然をタナゴのすめる環境にしよう!

自然フィールドワーク研究会YAMOI(宮城県)

私たちの会には、環境教育や自然の中での活動に興味を持つ宮城教育大学の学生が集まっています。毎月、県内で希少なタナゴやその産卵場所である二枚貝の調査を行っています。地域のタナゴ類は危機的状況にあることがわかり、タナゴを守りたいと考えたからです。しかしそのためには、地域の方々の理解と協力が必要です。そこで学校との連携を図り、子どもたちとの活動からタナゴや地域の自然についての認識を広げたいと思いました。
今年度は地域の小学校の総合的な学習の時間で、2回の授業を行いました。直接自然に触れ合う体験活動を行い、また、紙芝居を教材に1回目はタナゴの生態を説明、2回目は外来種と在来種の問題を考えさせ、なぜタナゴは貴重な生き物となったのか、タナゴがいることがどれだけ素晴らしい自然なのかを伝えました。
これらを通して、子どもたちが地元の自然に興味を持ち、さらにその中でもタナゴに興味を持ってもらえたらうれしいです。
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網や釣りで採集します
何が採れたかな?
地域を流れる川で生き物を
採集する子どもたち
タナゴについての授業を行っている様子



化女沼ダム湖畔を日本一の桜の名所に!

化女沼2000本桜の会(宮城県)

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トラクターを使用した害虫駆除

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環境教育の一環として地元
小学校も清掃活動に参加
当会は、西暦2000年を記念して、市民自らが2000本の桜を化女沼湖畔に植栽し、未来の子どもたちへ日本一の桜の名所をプレゼントしようと結成されました。
化女沼は周囲4km程の自然湖をもとに造られたダム湖で、なだらかな里山に囲まれた湖面はハスやヒシなどの水生植物も豊富で、冬はマガン、ヒシクイ、白鳥などが多数飛来する地域の観光資源です。昨年までに2300本の桜を植栽し、現在は害虫駆除や、ヨシやヨモギ、桜を覆うクズなどの下草刈り、支障木の伐採など、桜の維持管理と環境整備活動を行っています。また、モラルの向上と意識改革を目指し、毎月ダム湖周辺と周遊道路の清掃活動を行い、特に4月は観桜会を兼ねて広く市民に呼び掛け大規模な美化活動を実施しております。
昨年10月にはダム湖として国内初めてラムサール条約登録湿地に認定されました。このことで化女沼ダム湖の知名度が上昇したことが活動の一層の励みとなり、これからも環境保全に邁進する覚悟でおります。



花と緑のまちづくり

NPO法人 いきいき亘理(宮城県)

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パーキングに花壇をつくる

私たちのまち亘理町は、宮城県南部に位置し、東は太平洋、西を阿武隈高地そして北を阿武隈川に囲まれ、穏やかな光に満ちた美しい風土と温暖な気候に恵まれた地域です。
私たちは、このような住みよい町の環境を生かし「町にうるおいと安らぎを! 」をスローガンに2004年に特定非営利活動促進法に定める、まちづくりの推進・環境の保全を図る活動法人としてNPOの認証を得ました。
当会は当初、宮城いきいき学園(旧宮城いきいき財団)の地域同窓会員を母体として設立しましたが、趣旨に賛同する地域の住民誰でもが参加できる組織として正会員・賛助会員の新規入会を勧奨し現在は50名余りの、いきいきシニア集団になっています。
植花活動は、町内の国道沿い緑地帯に4カ所及び県道歩道内約500mの区間に15カ所の花壇を造成し、春(6月)はベゴニア・マリーゴールド・サルビア、秋(10月)には葉牡丹とパンジーの花苗を植栽して一年を通して除草・灌水・追肥等の管理作業を行い、年中花で彩られた町、自然と共生する美しいまちづくりに努めています。
植花後、苗が根を張るまでの間は日照りが続くと折角植栽した花苗が全滅してしまいそうで毎日、早朝の水遣り作業、その反面梅雨の頃は雑草がはびこり除草作業と植栽後の管理活動に忙殺される今日この頃ですが、NPOのミッションとしてこれからも地域住民・ボランティア・企業・行政との連携を深め、多くの人達と協働しながら活動を続けていきたいと思います。
E-mail npo-ikiiki.watari@hana.plala.or.jp



地域の人々と共につくる花浜街道

塩竈浜「浜街道」をつくる市民の会(宮城県)

私たちの活動のフィールドとなる塩竈街道は、旅人がこの地を訪れ、千賀の浦の船着き場から海路松島へと渡ったおりに、船着き場までの道端に咲く白い花が「浜街道」を行く旅人の目にとまり、しばし歩を止めて筆を執ったと言われている所です。その中でも歴史に名を刻んだ松尾芭蕉は、稀代の俳人として、宿場街道の辻沿いに数多くの名句を残しました。私たちの会は、千賀の浦を訪れる人の心を和ませ、しばしの安らぎを覚えていただくための散歩コースづくりや辻(道しるべ)の設置や、街道沿いの道端に白菊を基調とした四季折々の花を植え、塩竈花「浜街道」づくりを進めています。本会は、市民と行政・企業との協働のまちづくりを目指し、活動を通して地域の身近な暮らしに不可欠な潤い空間を共有し、心の豊かさやゆとりを重視する地域の人々のニーズを充足しながら、自然環境の保持、地域エリアの美化意識の高揚と、地域コミュニティの形成に貢献することを指針に、活動を行っています。
E-mail akira-satoh@r9.dion.ne.jp
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地域住民主体により新しい公共空間が形成されつつある


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天然のウォータースライダーで遊ぶ
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放棄された牧草地にブナを植樹
森吉山の豊かな恵みの基に、「人と自然の”適度”な距離感」が伝統的に保たれてきたこの地域で、2012年に起きた八幡平クマ牧場でのクマが人を殺めた事件は、”マタギ文化”発祥の地にとって衝撃的でした。地域のDNAに組み込まれていたはずの「野生との上手な間合い」が希薄化しているかもしれないという危機感に、人とクマを含む野生鳥獣や原生的な自然とのあるべき姿の再構築を目指して、ジュニアレンジャープログラムをスタートさせました。
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ジュニアレンジャーでセンサーカメラを仕掛ける
2004年の創設以来、森吉山の自然で遊び、冒険し、慈しみ、主体的に守る人を育てることを目的に、期間中は出入り自由なサマーキャンプ、雪国では敵対しがちな雪と遊ぶウィンターキャンプ、車社会でありながら十分にオフセットできている中、敢えてのカーボンオフセット事業、白神山地にも劣らない(自称)ブナの森の保全育成活動などを展開しています。スタッフの高齢化に悩みながらも、森吉山の恵みを大切に引き継いでいきます! 
「みどりの風」2016年春号より



人々の暮らしに寄り添う内川を守る

鶴岡舟番所(山形県)

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和装をして舟下りに参加する方々
鶴岡市の中心市街地を流れる内川は、かつて庄内の人々の暮らしをつなげる大切な存在であり、今も町の中心で人々の暮らしに寄り添っています。舟下りや灯篭流し、生き物さがしなど、内川を活用したイベントが行われています。
毎年夏が近づくと、内川には藻が繁茂します。この藻を刈らないでいると上流から流れてきたごみや枯れ木が藻に絡み、水の流れが滞ってしまいます。そのため川の景観と環境を保全することを目的に、市民による藻刈り活動が始まりました。藻刈り活動は、7月下旬頃〜9月上旬に行われています。暑い時間帯を避け早朝と夕方の2回に分けて活動しています。ある年には藻刈り活動中に自転車が引き上げられたこともありました。 
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藻刈り活動中に川で見つかった自転車
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網にかかった魚を覗きこむ子どもたち
川がきれいになってきたことで、2011年には絶滅危惧種のホトケドジョウも見つかるなど、内川が活き活きとしてきています。今後も町の中心を流れる市民の川として、藻刈り活動や清掃活動を通して内川をきれいにしていきたいと思います。
「みどりの風」2014年冬号より



「緑の地球宣言」の想いと足元からの市民活動

不伐の森に親しむ会(山形県)

1989年、山形県長井市は「不伐の森条例」を制定し上伊佐沢の市有林20.3haを「不伐の森」と定めました。永久に伐採することなく市民参加の育林により巨木の森をつくり、市民の永久財産として保存し将来に継承するとともに、広く緑の大切さを提唱するのが目的です。全国初の取り組みでしたが、次第に財政難や高齢化、過疎化によって、森は荒れて行きました。
2000年、有志が集い、森に入り、現代の暮らしを再考し、自らの時間を使い、汗をかきながら、未来に繋いでいく森や里山を作っていこうと、「不伐の森に親しむ会」を設立。年4回実施する間伐や下刈り、大石沼の保全活動のボランティアを市報で募集し、地元の建築系の短期大学校生の参加を得て、森の再生に努めています。四季を通じて森に親しんでもらうために、ジュンサイ摘み、観察会、きのこの菌打ち、スノートレッキング、凍み豆腐づくりなども実施。さまざまなきっかけから森に足を運び、「緑の地球」を想い、それぞれの心にそれぞれの森が残るような市民活動を継続していきたいと考えています。
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夏 大石沼のジュンサイ摘み体験
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春 大石沼周辺の森林整備
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冬の里山体験スノートレッキング&雪下ろし体験
「みどりの風」2013年春号より


活動が始まりまもなく6年を迎えます。多くの仲間とともに、環境学習指導、森林文化や伝統技術の継承、伝承など森林と人をつなぐための活動を実践してきました。2010年3月には「2009年やまがた公益大賞」、2011年11月には地球温暖化防止活動に貢献した団体として「2011エコカップやまがた賞」を受賞しました。
南陽市吉野地区での「大森林祭」はすでに5回開催され、地区の春の行事となりつつあります。また、2011年6月に開校した「中津川森と暮らしの学校」は、廃校舎の整備も進み、「なああんだ こんな生き方もあるんだ」を合言葉に地区民とともに、多様な生き方を知ることができる学校として活動しています。
そして最も嬉しいことは、地区の方々や行政との信頼関係ができたことです。楽しく協同して、地域とともに活動できる喜びは、賞にもまして嬉しいことです。今後とも、山村の環境を守り、賑わいづくりの創出のために奮闘していきます。
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山里の暮らし体験塾 井戸掘り作業
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もりもり元気塾 賑わい交流会 間伐材にきのこの植菌作業
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小学校森林教室支援 搬出作業体験
「みどりの風」2012年春号より


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アマモに住み付いたヒメイカ
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木製漁礁を海底に設置する作業
この活動は、人工的に生き物の住みやすい環境を作るビオトープと同じ様な物を海に作る活動です。活動のきっかけは、海藻が無くなる「磯焼け」で無くなった海藻を補うため、アマモを植えたことです。
波が荒い日本海側では珍しくアマモが定着して成功しました。しかしアマモは、定着したものの、なかなか増えず、磯焼けの被害を補うには足りません。そこで、木製漁礁も設置して魚の住み家を作り、ムラサキイガイの増殖いかだを設置して水質の浄化を図って、より大きな生態系を作ろうと思い立ちました。その結果、木製漁礁にはアマモとは違う多くの魚の稚魚が定着し、様々な生き物が住むようになりました。
ただムラサキイガイの増殖いかだは、フジツボ等の違う生き物が増えて上手くいっていません。インターネットで調べたり、これまでの経験から上手くいくと思った事をしているのに、やってみると上手く行くとは限らなくて、海の生態系作りは本当に難しいです。
「みどりの風」2011年冬号より


絶滅危惧種クマガイソウの保護活動をしています。ここ水原には株数1万5000以上の群生地があり全国的にも珍しいとのこと。はじめはひっそりと活動していたのですが、盗掘等から2002年に“守る会”を作り、クマガイソウの花咲く姿を公開してみんなで守ることにスタイルを変えました。現在では5月中下旬の「クマガイソウの里まつり」に約1万人の来訪者を迎えています。人口1,100人程度の水原ですから嬉しい限りです。
ここの杉林内散策路周辺にはニリンソウ・ヤマブキソウ・ヤマシャクヤク等々の山野草が咲き誇り来訪者を楽しませてくれますので、環境整備にも気をつけています。そして、この時期にオープンする地元そば食堂も大好評です。嬉しいことは、花々や森林環境に触れ来訪者の喜ぶ姿やブログを手掛かりにして来る遠方からの来訪者と接するときです。
年間を通して保護活動をしていますが、これからも皆さんと一緒になって楽しみながら、また親交を深めながらクマガイソウを守り抜いていきます。
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斜面に広がるクマガイソウの群生
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毎年、美しい花を見せてくれます
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地元小学生によるガイドも好評
「みどりの風」2013年冬号より


鳴き砂は環境のバロメータ

いわき鳴砂を守る会(福島県)

いわき市の生涯学習で、研究レポート「いわきの鳴き砂について」をとりまとめたことが動機となり、1996年7月、会員7名で「鳴き砂並びにその保全について研究する」ことを目的に「福島県鳴き砂研究会」を設立しました。
鳴き砂の減少は、生活排水、ごみの不法投棄、海岸の開発などに起因します。当初は、海岸清掃と小・中学校の総合学習に講師を派遣し、自然遺産を守る必要性をアピールしました。調査研究は、海岸の定点の砂を採取し、鳴き方ランク付け、砂の粒度分布、透視度、水質指標のCOD、鳴り音の波形解析、砂の成分分析を実施しています。2013年7月の「いわき鳴き砂フェスティバルin勿来(なこそ)」では、海岸清掃、放射線量調査、鳴き砂マップ作成、鳴き砂おもしろ体験教室、花崗岩と石英、その石英が砂の中に60%以上含まれると鳴き砂になること、さらには、なき砂に着色し砂絵を実施した。
今後は、環境保全を理念とする市内各種団体と実行委員会を組織し、フェスティバルを開催するなど、鳴き砂を次の世代に引き継ぐため、継続して環境保全に努めてまいります。
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鳴き砂の成分分析
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1班5人で調査
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検鳴器を使ってキュッキュッと鳴く音をきく
「みどりの風」2013年秋号より


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集められたウールは、環境への負荷の少ない鉄道によりリサイクル工場へ運ばれる

本会は、1990年地域の生活環境の改善などに取り組もうと主婦数人によって設立されました。その後、地域内で焼却処分されることの多い古着の資源としての再利用を目指して、古着・古繊維のリサイクル(ファイバーリサイクル)を始めました。現在は、古着のリユースを勧めるための古着販売店舗の運営、地域内でのフリーマーケットの管理などのほか、古着・古繊維をリサイクルするために、障がい者小規模作業所と連携して工業用ウエスの製作販売や海外輸出用古着としての利用、市民に対するリサイクル手法のワークショップ開催などを行っています。
特に、地域内ではまったくリサイクルできなかったウール素材に着目し、愛知県内のリサイクル工場まで輸送し、反毛・フエルト化の過程を経て資源として再活用する道筋をつくり始めました。この取り組みは一昨年に引き続き実施されるもので、今年度は作業の一部を小規模作業所が担う連携が一段と進展し、これまでに2.8トン詰めのコンテナで4回の輸送実績を残しています。



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