2007年8月8日
カエルツボカビはカエルを中心とした両生類が感染する菌で、これまで日本には入ってきていませんでした。しかし、昨年12月にペットのカエルで確認されて以来、野生のカエルでも確認されています。カエルツボカビ菌は大変強い感染力があり、発症すると多くの場合、死にいたる感染症です。このため、世界各国でこの病気により、希少なカエルが絶滅の危機に瀕しているといわれています。
今回、その分布実態を把握する為、阿蘇くじゅう国立公園内でも環境省により捕獲調査が行なわれました。
九重ふるさと自然学校では、スタッフ2人がくじゅう地域でのカエルの捕獲調査のお手伝いをさせていただきました。
捕獲調査は田んぼなどでカエルを捕獲し、表皮を綿棒でこするだけという簡単なものですが、一匹ごとにゴム手袋や網を交換するなどの注意も必要です。
今回は、トノサマガエル・ニホンアカガエル・ニホンアマガエルの3種類のカエルを捕獲しました。
カエルに食べられる生き物も多くいますが、カエルを食べる生き物も多くいます。カエルは食物連鎖の重要な鎖のひとつです。もし、カエルがいなくなれば生態系に重大な影響を与えることになります。このような事態に陥らないために、ペットの管理や外来種問題にはひとりひとりが気を配っていかなければならないと感じました。

