トキこども大使は佐渡でトキについて学んだ後、ふるさと九重に帰り、トキのすめる里づくりの活動を実践しています。その一環として、自然学校の無農薬田んぼの脇に、トキのエサ場となるようなビオトープをつくる活動を行いました。休耕田の畦補修などを行い、水をためられる状態に整備し、生き物の遺伝子汚染を起こさないように、同じ流域の川からドジョウなどの生き物を導入しました。今後はいろいろな生き物がこのビオトープにやってきて、ひとつの生態系が築かれるでしょう。何がやってくるか楽しみです。
※遺伝子汚染
同種の生き物でも、異なる地域環境に生息する地域個体群は、それぞれの環境に適したそれぞれの遺伝的特徴を有している。地域個体群の遺伝的な違いは、外見からではわからないことも多く、ある地域個体群に他の地域個体群の生き物を導入すると、交雑によって遺伝的な差が均一化してしまい、遺伝的多様性が失われることがある。このように本来の地域個体群に存在しない遺伝子が外部から進入することを遺伝子汚染という。

