 |
 燃え盛る火
|
2006(平成18)年3月25日(土)、ラムサール条約登録湿地である「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」で野焼きが行われました。当日は晴天に恵まれ、九重の自然を守る会や観光協会、九州電力などから延べ170人が参加しました。セブン-イレブンみどりの基金は、消火用のジェットシューター3台を寄贈し、5名がボランティアとして作業にも参加しました。 くじゅう湿原はそのまま放置しておくと林へと変わってしまいます。そのため、昔から春先に枯れた草原を焼くことで低木や雑草が茂ることを防ぎ、湿原の環境を守ってきました。野焼きの後は、新芽が育ちやすく、燃えた草は堆肥になるため、夏には一面鮮やかな緑に染まります。 一気に湿原の枯れ草に火をつけて燃やす野焼きは、炎が10mにも達する危険な作業です。そのため、秋には野焼きをする場所を防火帯で囲む「輪地切り」や「輪地焼き」という地味で労力がいる作業を行っています。
 藁で火を付けていく(タデ原)
|
 |
藁にガスバーナーで火をつけ、その藁で火をつけていきますが、時には風で炎が燃え盛るので、安全に野焼きを行うには、風の流れを読んで的確に火をつけていく方向を決める、まさに熟練の技が必要です。また、野焼き後は残り火がないようにジェットシューターで火を消す作業もします。ジェットシューターは、30kgもあるので歩くだけでも大変です。ましてや急な山道を登ったり、消火作業をするにはかなりの体力が必要です。 ボランティア参加者から「火が燃え盛り怖かったが、この真っ黒な中から緑の新芽がでてくるのを是非見たい」との声が聞かれました。 来年の野焼きには、みなさんも是非ご参加ください。
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
| 上段左から ジェットシューターに水補給(坊ガツル) / 燃えはじめてきました (タデ原) / ゴーゴーいって燃える火 (坊ガツル) / 防火作業(坊ガツル) / 向こうも燃えています(タデ原) / 夏には焼跡が一面の緑に (タデ原) |
|
|