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ドイツ研修奮闘記 連載-第12回- 私の中に残っているもの

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慣れない生活で、多すぎる情報量のレクチャー、寝食をともにした仲間との出会い…。なんとも言葉にならないくらい、私にとってはかけがえのない10日間だった。
食事は多いし肉だらけ、講義では日本の政治や制度もわかっていないのに、ドイツの情報だけがアタマの中を一人歩きしている。メンバーには「まだ若いし、これから、これから」と言われれば言われるほど情けなくなる。おまけに毎日もれなく事務局からのプレッシャーがついてくる。課題というお土産も。
でも、ちょっとわかったことがある。
ワタシが日本のことがわからなくてショックを受けている時に言われた言葉。

「自分がそんなに何でも知っていると思っていたの?それは思い上がりだよ。」

たしかに。思い上がっていたわけじゃないけど確かにそうだ。知らないことに気づくのは、新しいものを見たとき、知った時に、「そんなものがあったのか」と初めて気づく。だから、あれも知らない、これも知らない、と毎日泣きたいくらい(泣いたけど)情けなかったのは、ワタシがいっぱい新しいことを知ったからだ。

「私は自分が知らないことを知っている。」誰かが言っていた。

これは、私がこれまでしてきた活動なんてそんなに大したことないんだよ、と教えてくれた。自信もなくなった。でも、今私が知っている情報で精一杯考えてそれを表現することを訓練することができた。

海外研修
 
(写真提供:平山)

私がこんなにこのドイツ研修に行けたことを自分にとって良かった、と思うのはドイツのことを知ることができたから、だけではない。正直言ってそれは4割くらい。あとの6割は同じ環境問題に取り組む全国代表のリーダーと一緒にレクチャーを受け、議論し、帰って1年たった今でも大切な仲間として思えるから。

言葉に表すなんて到底出来ないが、わたしの心の中に宝としていつまでも残っている。

モモ・カッツ・カッシー・タケ・シゲ・柳沢さん・井下さん・小野さんに想いを込めて。

ありがとうございました。




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