今年もくじゅうの春の訪れを告げる野焼きが行われました。
今年は雨等によって延期を余儀なくされることが多く、当初の予定日より1か月以上遅れて野焼きをした場所もありました。そのような場所では、すでに芽吹いていた新芽を野焼きに巻き込んでしまうこともあったかと思いますが、野焼きをしなければ、枯れたカヤなどに邪魔されて、多くの芽吹きが阻害されてしまいます。野焼きに巻き込まれた新芽には申し訳ないですが、こればかりはどうしようもありません。せめて、これから芽吹きを迎える植物たちが、巻き込まれた仲間の分まで立派に成長してくれることを願うばかりです。
このように、今年は天候に恵まれない野焼きでしたが、これも貴重な経験の一つとして、とらえたいと思います。これらの経験を積み重ね、野焼きを絶やすことなく、次世代に伝えていけるよう、研鑽していきたいと思います。