セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

活 動

九重ふるさと自然学校はセブン-イレブン記念財団が運営しています。
文字サイズ
くじゅうの自然保護・保全

九重のんびりハイク。
秋の九州自然歩道を歩こう!


2015年10月24日(土)
銀色のススキの海と九重の山並みがキレイ
今年はここ数年で一番の見事な色づき
 紅葉に染まる秋の九重の自然に親しみ、九州自然歩道の魅力を体感してもらおうと、のんびりハイキングを実施しました。九州自然歩道とは、九州を約3,000kmでひとつなぎにつなぐ長距離自然歩道で、各地の特色ある自然や歴史、その土地に根付いた文化に触れながら歩くことができます。
牧ノ戸峠ではモザイク状の紅葉美を楽しみました
 今回は、九重町の長者原から牧ノ戸峠を経由し、筋湯温泉を巡りました。秋らしい絶好の天気の下、長者原のタデ原湿原はススキで銀色に輝いていました。毎年、野焼きによって維持される環境ならではの秋の風物詩です。ススキの野っぱらを抜けると、今度はミズナラやブナなどの広葉樹が広がる森へ。赤や黄色に色づいた森は、癒しの場所。足元には、雨水や湧水を蓄えてくれる天然のスポンジであるミズゴケが広がり、私たちの水を育む森について親しむことができました。
 他にも、川で硫黄の匂いを感じたり、歩道沿いに鎮座する巨大な溶岩を間近で触れたり、活火山のある九重ならではの自然を楽しみながら、牧ノ戸峠を目指しました。牧ノ戸峠では、山の斜面を彩る見事な紅葉を愛でるとともに、九重と阿蘇の雄大な山並みを眺めながらの昼食タイム。贅沢なひとときです。
小松地獄。白く変色した溶岩と噴気に包まれる、生きものがほとんど住めない世界
 そして、後半。紅葉沿いの道をひたすら下ります。紅葉になる仕組みについての解説をした後、日本最大級の地熱発電所・八丁原地熱発電所を横目にして行き着いた先は、小松地獄。ここは近くに地熱発電所があることを実感できる、九重の地熱パワーを肌で感じられる場所です。白い噴気が立ち込める天然の地獄地帯で、昔は湯の花小屋で湯の花を精製したり、今でも地獄から引いた温泉で稲作を行なったりと、自然とともに暮らしてきた文化があります。また、ここの名物は天然の地獄で作る「地獄蒸し卵」。皆で美味しくいただいた後、終着点の筋湯温泉へ向かいます。ここは、約1000年の歴史を持つ温泉地で、高温の温泉を冷やす「湯畑」と呼ばれる昔の遺構や温泉の神様を祀る薬師堂など、歴史ある温泉街の風情を楽しみました。
 草原・湿地あり、山あり、地獄あり、温泉あり…。九重の豊かな自然だけでなく、人と自然が育んできた文化にも触れ、九重をより深く感じ、学び、楽しめた一日となりました。



このページの先頭へ
ご利用にあたってプライバシーポリシー
Copyright(C) 2000-2014 Seven-Eleven Foundation All Rights Reserved.