セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

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くじゅうの自然保護・保全

野焼きを前に防火帯づくり
(輪地切り・輪地焼き)


2015年8月〜11月
 くじゅうの草原や湿地では、ススキが今シーズン最後の輝きを見せるかのように、逆光に照らされ、幻想的な風景を醸し出しています。もうすぐ12月。厳しい冬の足音が少しずつ迫ってきています。
 さて、くじゅうでは春の野焼きを前に、毎年、8月の下旬から11月上旬にかけて、防火帯づくり(輪地(わち)切り・輪地焼き)が行われており、今年も順次実施されました。
坊ガツル湿原の輪地切り(8月)
 防火帯づくりの目的は、野焼きの際に建物や森林などへの延焼を防ぐことです。したがって、草原など野焼きをする場所だけを取り囲むように、幅5〜10mで草を刈ります。すると、輪っかのように帯状に防火帯ができることから、この作業を「輪地切り」とも呼びます。刈った草は2週間ほど乾燥させた後、草を寄せて火を入れます。これを「輪地焼き」と呼び、こうすると、防火帯から新芽が伸びるのを防ぎ、春まで防火帯が維持されるわけです。ただし、これはまだ他の草が青々している時期に行います。ススキなどが枯れてしまってから火を入れると、火事を招いてしまう可能性があるからです。くじゅうではおおよそ10月初旬を目途に輪地焼きまで行われ、それ以降の場合は草を刈って寄せるところまで行います。
タデ原湿原木道沿いの輪地切り(11月)。花の季節が終わってから晩秋に行う。
長者原周辺での輪地焼き(10月)。すぐそばに消火部隊が待機
 野焼きの範囲が大きくなればなるほど、防火帯づくりも大変な作業になります。その長さは場所によって数kmにも及ぶからです。しかし、これも野焼きを安全に行うために必要なこと。毎年、無事に野焼きが終わるよう、野焼き関係者が心をひとつにして実施しています。



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