セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

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九重ふるさと自然学校はセブン-イレブン記念財団が運営しています。
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トキもすめる里づくり

トキもすめる田んぼづくり(田植え)


2015年6月
九重ふるさと自然学校の「トキもすめる田んぼづくり」が今年もスタートしました。
5月23日(土) 参加者募集プログラム第1弾〜春の田植え〜
泥んこになりながら頑張って植えたよ
田植えの時に食べる昔ながらの和スイーツ「田植え餅」にガブッ!
 今シーズンの田植え初日は、大分県内外から22名の方の参加がありました。さて、田植えの前にまずは苗取りです。この苗、ただの苗ではありません。九重の伝統農法である温泉を用いる育苗による、「湯苗」(ゆなえ)と呼ばれるものです。温泉を使うことができるのは地熱の恵みあればこそ。その地熱からのもう一つの恵み・地獄も見学し、地獄蒸しの郷土料理でお腹を満たしたら、いよいよ田植え。田植え紐に沿って、苗を一つひとつ手で植えていきます。時折、カエルなどの生きものと出会いながら、みんなで息をひとつに植えた苗。見事!美しく苗の並ぶ田んぼになりました。第2弾は7月にヒエ(雑草)取りを行います。
5月27日(水) 地元小学校の総合的な学習の時間
クラス全員で取り組む田んぼづくり
 九重ふるさと自然学校にほど近い飯田小学校の5年生が総合的な学習の時間に田植えを体験しました。今後、草取り、稲刈り、脱穀と一連の田んぼづくり体験を通して、自然と共生する田んぼの在り方や田んぼが育む様々な命について学んでもらいたいと思います。これからの田んぼの移り変わりが楽しみです。
5月30日(土) ふるさと探検クラブの田植え
小雨にも負けず、頑張りました
 筑後川を切り口に自分たちの住む地域の環境を見つめ直そうと活動に取り組む「ふるさと探検クラブ」の子どもたち(九重町内の小学生)も田植えを行いました。九重町は筑後川の源流部に当たり、田んぼに流れ込む水も澄んでいます。この澄んだ水を汚さないよう、無農薬で自然にやさしい田植えを体験しました。
6月7日(日) 大分大学の学生も田植え体験
35人の学生達が一斉に田植え
 田植えの最後を飾るのは、大分大学の学生達です。温泉を用いた育苗「湯苗」の苗代としても使われた田んぼの田植えを通して、「温泉」という自然とともにある独特の田んぼを体験してもらうことができました。この田んぼにはビオトープや魚道といった、生きものの暮らしに配慮した周辺環境も整備しています。学生たちには自然に悪影響を与えないよう、無農薬を徹底するだけではなく、田んぼやその周辺環境を生きものが暮らしやすいように積極的に整備していくという「自然共生型田んぼ」の考え方を知ってもらうことができました。田植え後に米ぬかを散布しましたが、これはヒエ等の雑草を抑制する効果が期待できます。
田植え後に米ぬかを散布
 お米の栽培は「苗半作」と言われ、田植え前の育苗の良し悪しが収量を左右し、苗が良ければその年の収穫の半分は保証されたようなものなのだそうです。その意味では、田植えの時点でお米づくりの半分はすでに終わっているとも言えます。しかし、九重ふるさと自然学校が取り組むのは「お米づくり」だけではない「田んぼづくり」です。お米と共に様々な生きものを育む「自然共生型田んぼ」が本領を発揮するのはむしろこれからです。今年もどんな生きものとの出会いがあるかを楽しみにしながら、田んぼづくりに取り組んでいきたいと思います。



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