
今日のメンバーは、中京大学サークル「Dream Treasure」と「NICE」。家族連れの方もいた。何故、参加しているのか?聞くと、皆「放流会で子ガメが海に戻っていく姿をみて感動した。」
「ウミガメの産卵場である遠州灘を守りたいから」との答え。若いのになかなかしっかりしている子が多い。中には、「何故、自然が壊れるのに、テトラポットが置かれたり、海岸の護岸工事をするんだろう。自然は、自然のままにして欲しいのに・・・」と悲しそうな顔をする大学生もいた。
集まると自然と作業が始まった。本日の作業「産卵孵化場予定地に溜まった砂を外に出す仕事」スコップを持って 産卵孵化場予定地に溜まった砂をひたすら外へ捨てる。普段していない体を動かす仕事。ちょっとやっただけで、腰が痛くなった。周りを見渡すと、各々自分の役割が判っているのか?うまくバランスをとりながら、作業を実施している。

私も「20代に負けていられない」と奮起し、せっせと働く。砂を外に出す仕事。土嚢運び。うーん とても大変だ。次回来るまでに体力をつけておこう。ちょっと一休み。改めて周りを見渡すと、砂が風紋をつくり、とてもきれいな砂浜。私自身もいつの間にか「この浜を守っていきたいな〜」と思うようになりました。
作業が始まって3時間。いつの間にか、産卵孵化場は、山がなくなり、平らになり、きれいになっていた。改めて、「人間の力ってすごい」と思った。くたくたになったところで、本日の作業終了。周りの参加者の顔をみるとみんな満足気な顔でした。

サンクチュアリメンバーと別れ、馬塚さんがいっていた海岸の現状を見て回った。小高い丘が所どころある。それは、砂に生える草が残ったところ=昔の砂浜が残っているところ。「10数年前までは、この高さまで砂浜があったんだ。この高さをそのまま海岸へ伸ばすと、今の海岸線より、100mいや200m先まで砂浜だったんだろう」
今、砂に生える草(コウボウムギ・ハマヒルガオ)がない地域は、砂が侵食されてしまっている。原因は、車両乗り入れ。1997年に規制され、はや10年を経過した今も侵食は、止まっていない。一度壊れた自然を取り戻すのは、とても大変なことだと改めて感じました。でも、何年かけても 元の自然に戻さなければ、次世代に「日本の自然遺産」をひとつなくすことになると感じます。