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日本の国立公園
耳を澄ませば聞こえてくる生命のざわめき 知床国立公園
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一夜のうちに海面が見えなくなってしまうほど激しい勢いで一気に浜辺に押し寄せる流氷。海も山もまちも全てが真っ白に雪化粧をして、ひっそりと佇む知床の大自然。厳冬の知床は、とても生き物の棲むところではないほど、全生命が凍りついてしまう場所であるような印象を与えます。

ところが、実際に知床を訪れると、間近に現れるエゾシカの群れや、灰色の大空を力強く羽ばたくオオワシやオジロワシたちの姿に驚きます。凍りついた海の中では、普段見かけることがない多種多様な生き物が泳いでいます。きっと、冬の知床は人が手を触れることのできない空間がいつもより増す分、野生の息遣いで一面満たされているのかも知れません。

この氷と雪だけの静寂な世界に、生命をただ一点でも発見するとき、その知床の冷たく凍りついた風景は一気に体温を感じる暖かい風景に変わります。

基礎データ
地図
指定日
:1964年 (昭和39年) 6月1日
面積
:38,636ha (2014年3月31日現在)
年間利用者数
:180万人(2012年度)
関係都道府県
:北海道
掲載記事は2001年 (平成13年) 2月取材当時のものです
もくじ
アッキー博士
このめがねマークのついてる言葉は、ワシのワンポイント講座を見るのじゃよ。

大地が尽きる場所「シリエトク」
夕日に染まる流氷と海食崖 知床は昔、アイヌの人々から、大地が尽きるところ「シリエトク」と呼ばれ、国内でも最も原生的な自然が残る場所の一つとして知られています。北海道の東北端、オホーツク海と根室海峡に挟まれて長く伸びる知床半島のほぼ北半分を区域とする国立公園です。オホーツクの青い海と流氷、海岸を縁取る豪快な海食崖、火山連峰と深い原生林、高山植物に覆われた個性的な山々の景観など、その険しく人を寄せつけない原生的な自然景観が評価され、1964年(昭和39年)に国立公園に指定されました。

雲迫る 元来、「国立公園図鑑」(環境庁自然保護局国立公園課 監修 1995年(平成7年))によると、国立公園は「わが国の風景を代表する傑出した自然の風景地であり、その優れた自然を保護すると共に、利用の増進を図り、国民の保健、休養及び教化に資することを目的」とされていました。この従来からの定義に、「野生生物の生息・生育地の保護(生物多様性の保全)」というもう一つの重要な観点を加えるきっかけになった国立公園が、ここ「知床国立公園」です。1987年(昭和62年)に国立公園に指定された釧路湿原などは、この第二の観点が活きている例といえます。


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