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日本の国立公園
光と風と水を浴びて輝く・水と森の島 屋久島国立公園
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何千年という地球の生命の営みを、今もなおじっと見守り続ける巨樹の森。屋久島は、温暖な黒潮の流れの真っ只中に立ち尽くしています。海流はやがて、降り注ぐ太陽のエネルギーによって水蒸気となり、荘厳に佇む高山の峰々を一気に駆け上り、冷やされ、湧き上がる大量の雲となり、山肌を覆います。そして、山岳部では年間8,000〜10,000ミリにも及ぶ豊かな雨を降らせ、再び屋久島の骨格を作る美しい花崗岩を抉り(えぐり)磨き上げながら川や滝の流れとなって、海へ帰るのです。

「ひと月に35日雨が降る」と形容される程、雨の多い屋久島。海にぽっかりと浮かぶ小さな深い森を舞台にして、地球上の生命を潤す大循環が太古の昔から繰り返されているのです。 屋久島の森を歩くとき、島全体を流れる湿った空気によって洗い出される様々なみどり色の世界に心癒されます。雨の中、深緑の苔から滴る雫さえ、やさしいみどり色の光を放っています。

突如として姿を現す「縄文杉」
基礎データ
地図
指定日
:2012年 (平成24年) 3月16日
面積
:24,566ha (2014年3月31日現在)
年間利用者数
:18万人(2012年度)
関係都道府県
:鹿児島
掲載記事は2001年 (平成13年) 9月取材当時のものです
もくじ
アッキー博士
このワンポイントマークのついてる言葉は、ワシのワンポイント講座を見るのじゃよ。
 

日本列島の自然の縮図
神の領域とされる奥岳「永田岳」 九州本土の南端、鹿児島県佐多岬の南約60キロメートルに浮かぶ円形の島・屋久島は、約1千4百万年前に海底に眠る花崗岩のマグマが隆起して誕生しました。面積約500平方キロメートルの日本で6番目に大きな島です。熱帯魚が遊ぶ群青の海面から、一気に九州最高峰の宮之浦岳(1,935メートル)をはじめ永田岳、黒味岳などいわゆる奥岳が鋭い峰を連ねる2,000メートルに迫る高みに盛り上がるその姿は「洋上アルプス」と呼ばれ、島の約9割が森林で覆われています。

 

亜熱帯性気候の里を彩る「ハイビスカス」この特異な地形ゆえに、ハイビスカスやガジュマルに彩られた沿岸部の亜熱帯から、冬期には数ヶ月もの間雪と氷を抱く山岳部の亜寒帯まで、「まるで日本列島を縦にしたようだ」といわれるほど、標高によって気候が変化します。

 

豊かな降水量に恵まれた植物の宝庫
西部林道一帯の多様な植生直径30キロメートルに満たない屋久島には、南北2,000キロメートルにも及ぶ日本列島の自然がぎっしりと詰め込まれています。また、洋上に長い間孤立した島であったため、屋久島特有の植物を分化させてきました。屋久島には、47の固有種、31の固有亜種を含む1,500種を超える植物種が自生しています。

屋久島の植生の特徴は、ヤクシマシャクナゲやヤクシマオナガカエデ等、屋久島固有の植物の多さとともに、亜熱帯から亜寒帯までの顕著な垂直分布が観察できることにあります。島の沿岸部では、ガジュマルやクワズイモ、メヒルギのマングローブ原生林など亜熱帯的な植物が群生し、山地にかかると全国的にも非常に貴重とされる原生的な照葉樹林が広がります。そして、標高600〜700メートル以上では、ヤクスギと呼ばれる樹齢1000年以上のスギの巨樹や、モミやツガ、また「絞め殺し屋」との異名を持つヤマグルマなどが巨木林を形成し、山頂部ではヤクシマダケの低草原が山肌を覆っています。

ヤクシマシャクナゲ ヤクシマウメバチソウ

このような自然風景の美しさや景観の多様性ゆえに、屋久島地域は、ミヤマキリシマの大群落で有名な霧島地域、また現在も活発に爆発と降灰を繰り返す桜島を含む錦江湾地域とともに、1964年(昭和39年)にワンポイント 霧島屋久国立公園に指定され2012年(平成24年)に分割されて屋久島国立公園となりました。また、標高による連続植生や植生遷移、そしてヤクスギなどの高齢樹を含む優れた生態系が成立していること等、その学術的価値が国際的に評価され、1993年(平成5年)12月日本で初めての「世界遺産条約」の登録地となりました。

メヒルギ ガジュマル

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