すごいぜ!進化

突然ですがクイズです。葉っぱの上の白黒の塊はなんでしょうか?
①植物のタネ
②鳥のフン
③昆虫

どう見てもアレですよね

答えは③。ホソアナアキゾウムシというゾウムシです。 
白と黒の模様が絶妙で、
ちょっと見ただけでは昆虫だとは思えません。

鳥のフンを演じきっています
ゾウのような長い鼻(口吻)が名前の由来

つついてもびくともしません。
実は鳥のフンに擬態する生きものは多く、
チョウやガの幼虫、クモの仲間にもいます。

擬態する生きものに出会うと、どうして?どのようにして?と、
進化の謎を思わずにはいられません。

えんじょ~い☆さとばる 田んぼの生きものさがし

2021年7月24日(土)

梅雨明けはしましたが、今年の飯田高原は曇り空だったり、
強風が吹いたりとはっきりしない天候が続き、
なかなか夏本番といった日に恵まれません。
そんな中でもこの田んぼの生きものさがしの日は
風雨に悩まされることなく楽しむことができ、幸運でした。

天候にも恵まれ、元気に生きもの採取

天候はともかく、暦としては本格的な夏を迎えた田んぼでは
トノサマガエル、ツチガエル、ニホンアカガエルといったカエルの仲間、
ドジョウ、タカハヤといった魚、サワガニ、ヨコエビといった甲殻類、
ゲンゴロウ類、ミズカマキリ、ガムシ、コオイムシといった水生昆虫類と、
多種多様な生きものたちが見つかりました。
また、カエルはオタマジャクシから成体までの様々な成長段階の個体が、
ゲンゴロウやガムシも成虫と幼虫の両方が見つかるなど、
同じ種類の生きものでもバラエティーに富んだ様子を見ることができ、
田んぼにおける生きものたちの成長を実感することができました。

採取した生きものを水槽で観察、大漁でした

次回の田んぼの生きものさがしは8月22日、
早くも夏が終わろうとする飯田高原の田んぼで
生きものたちはどんな表情を見せてくれるでしょうか?
今から期待が膨らみます。

【フィールドのご案内】夏休みは自然学校であそぼう★まなぼう!

2021年7月18日(日)

九重ふるさと自然学校のフィールド「さとばる」は、阿蘇くじゅう国立公園の中にあります。
園内には草原や田んぼ、雑木林など九重を代表する自然がいっぱい!
約1.5kmにわたって自然散策路が整備されており、季節ごとの素晴らしい風景や生きものたちとの出会いをお楽しみいただけます。
静かな池のほとりで九重の自然に包まれながら、ほっと一息。
挽きたて、いれたてのコーヒーを片手に休憩するのもおすすめです。

ぜひご利用ください。

九重ふるさと自然学校パンフレット⇒⇒⇒   【おもて面】 【うら面】


<事務所周辺エリア>

事務所(ご利用受付)
・旬の自然情報の紹介や水辺の生きもの展示、野鳥観察&ブックコーナーを併設
・ウッドデッキなどのスペースで、休憩や食事ができます
・クイズラリー体験(無料)、自然素材のクラフト体験(有料 ※土日曜・祝日のみ)
・オリジナル生きもの図鑑販売、生きもの観察道具レンタルあり(有料)
みいれが池
田んぼ チョウの草原
池と九重の山々を360度で楽しめます。青い宝石と呼ばれるカワセミやサギ類、冬はカモたちでにぎわい、野鳥観察におすすめです! お米と生きものを育む自然共生型の田んぼ。生きものと親しめるビオトープを併設し、いつでも田んぼの生きもの観察ができます。 野焼きで維持される草原。花を求めて多くのチョウが訪れます。草原にすむチョウの重要な生息地として保全しています。
      

<自然教室エリア>

自然教室 カシワの丘 どうぶつたちのクヌギ林
体験プログラムの会場。食事ができるスペースや図鑑などのブックコーナーもあります。
※通常は閉館

カシワの木がシンボルの草原。九重のやまなみを見渡せます。春は黒、夏は青、冬は白。季節によって表情を変える絶景スポットです。 クヌギを中心とした雑木林。昼はチョウなどの昆虫類、夜はキツネやノウサギ、ノネズミなど、多くの動物たちの生活の場です。
バンの池 大岩の湧き水 自然共生エリア
野生の水鳥バンがすむ池。ゆるやかに流れる水を眺めながら、ケヤキやサクラの緑に癒されるスポットです。
(写真提供:甲斐 英男氏)
バンの池の源流。モミジのカーテンが広がり、夏はひんやり避暑地、秋には美しい紅葉が楽しめます。

炭焼きや九重の伝統野菜を栽培しています。自然と共生する里山の文化を守り、伝える場所です。

<自然学校を利用されるみなさまへ>
新型コロナウイルス感染対策について、ご協力よろしくお願いいたします。
① 人との距離を十分にとりましょう
② 体調の悪い時の利用はお控えください。
③ 室内利用時はマスク着用をお願いします。
  ※熱中症対策のため野外では十分な距離を取り適時マスクを外しましょう。
④ 密集・密閉を避けましょう。
⑤ 近距離での会話は避けましょう。
⑥ こまめな手洗い、アルコールによる手指の消毒をしましょう。

えんじょ~い☆さとばる 田んぼの生きもの観察オンライン

2021年7月10日(土)

コロナ禍や梅雨でお出かけしづらい中、おうちから田んぼの生きものに親しんでいただこうと、オンライン観察会を開催しました。
大分県や福岡県、遠くは東京都など関東からもご参加いただき、当校の田んぼに暮らす生きものたちを皆さんと観察しました。

田植えから約1か月。水の張った田んぼや水路、畔などでは、カエルやドジョウ、サワガニ、ゲンゴロウ類やアメンボ、コオイムシなどの水生昆虫が元気に活動しています。特に今はオタマジャクシから成長した子ガエルが陸に上がる最盛期です。

トノサマガエルのオス。背中に走る1本の緑色の線が識別ポイント
姉妹校で東京にある、高尾の森自然学校と中継。トノサマガエルと親戚のトウキョウダルマガエルとのちがいを知る学習コーナー
日本のカエルの中で一番とも言われるニホンアカガエルのジャンプ力実験。体長約2㎝の体で、30cm近く飛びました
オスが卵を背負って育児するコオイムシ
当日の朝、ヤゴから羽化したアキアカネ。ヤゴからこんな大きなトンボが生まれるのは不思議

限られた時間でしたが、カメラで映した生きものを間近で見ていただきながら、生きものの特徴や生態のお話、クイズ、質問タイムで盛り上がりました。

オンライン観察会を通じて、田んぼがお米と一緒に生きものも育む場所であることについて、また、九重になかなか来る機会のない方々にも、九重の自然や生きものについてお伝えできた貴重な時間になりました。

えんじょ~い☆さとばる 田んぼの生きものさがし

2021年6月26日(土)

今年の田んぼは、冬に水を溜めて田んぼ内の微生物などを活性化させる冬季湛水と呼ばれる農法を実施しています。

微生物がつくるトロトロ層のふみごこちは?

冬に水を溜めておくことで、2月頃に卵をうむニホンアカガエルなどの生息区域が増えるため、昨年度よりグレードアップした自然共生型田んぼになっています。

ニホンアカガエル

そのためか、今回はオタマジャクシがざっくざっく!
人によってはオタマジャクシを30匹以上捕まえていました。

カエルになりかけのオタマジャクシ(ニホンアカガエル)

他にもトノサマガエルや、コオイムシ、ヒメゲンゴロウ、サワガニなどなど様々な生きものが見つかりました。

トノサマガエル
コオイムシ
ヒメゲンゴロウ
サワガニ。上手に持ててる…!

緊急事態宣言解除後で、自然学校自体も久しぶりの野外活動でしたが、感染対策をしながらのびのび活動できたと思います。
やはり、田んぼに入ったり、生きものに触れたり、自然に触れる活動は心が安らぎます。

トロトロの土をふみながら入水!
半身どろんこ!
生きものたくさんとれたたかな?

今回はオタマジャクシざっくざくでしたが、次回活動ではどんな生きものたちに会えるでしょうか?
(生きものたちは観察後、田んぼに返しました)