お知らせ

さとばる自然情報Vol.9

2021年3月28日(日)

九重ふるさと自然学校の自然体験フィールド「さとばる」。
自然散策路で見られる生きものなどの自然情報を定期的にお届けします。

平地では桜が満開!こちら九重は純白のコブシの花が見頃です。
野焼きは天候不順で延期が多いですが、草原では火入れを前にキスミレの開花も始まりました。
ここ最近のポカポカ陽気で一気に春が加速しそうです。
ピクニックシートとお弁当を持って、ぜひお越しください♪

今年はコブシの花が見事に咲いています。花がとっても多いです。モクレン科
九重の春を告げるキスミレ。4月下旬になると、野焼き後の黒い大地を黄色に染め上げます。スミレ科
キジムシロ。草原の日当たりの良いところに咲きます。ヘビイチゴに似ていますが、葉が羽のような形です。バラ科
フキ。フキノトウを見逃すとこんな姿に!花が咲いてから、大きな葉が出ます。キク科
ツクシショウジョウバカマ。少し湿ったところや日陰にひっそりと咲いています。シュロソウ科
アセビ。漢字では馬酔木と書きます。葉に毒があり、馬が食べると酔ったようにふらつくとか。美しいものには毒がある?ツツジ科
ダンコウバイ。枝や葉はクスノキ科特有の爽やかな香りを持ちます。花はほのかに香る程度
ケクロモジ。こちらもクスノキ科の樹木。和菓子用の高級楊枝としても有名なクロモジの仲間です。花が新芽の首元を飾るネックレスのよう
ユキヤナギ。ヤナギと名がつきますが、バラ科の低木です。しっぽのように伸びた枝に、びっしり花を咲かせます。チョウたちのお気に入り
みいれが池のほとりのネコヤナギ。花の後は、柳絮(りゅうじょ)と呼ばれる綿毛のついた種を付けます。ふわふわ~。ヤナギ科
スイセン。今年はスイセンも当たり年!冬の間に厚い落ち葉の中から茎を伸ばし咲きました。ヒガンバナ科
原木栽培のシイタケ。春の暖かい雨後に、ぐんぐん育ちます。旬は春と秋の2回。当校では春の方がよく収穫できます