お知らせ

さとばる自然情報Vol.19

2022年1月16日(日)

九重ふるさと自然学校の自然体験フィールド「さとばる」。
自然散策路で見られる生きものなどの自然情報を定期的にお届けします。

新年から九重らしい寒さが続き、積雪と雪解けを数日おきに繰り返しています。
事務所前のみいれが池は、凍結する日が増え、先日、面白い現象が見られました。
寒さがつくりだす、自然の芸術。
今回は美しい冬の風景を中心にご紹介します。

【開園時間】9:30~17:00 ※受付を事務所でお願いします。
【入園料】無料
【定休日】火曜
※冬期のアクセスについて
 積雪や凍結により冬用タイヤやチェーンが必要となる場合があります。
 【おおいた防災情報ポータル】から、道路状況をご確認いただけます。
 事前にお確かめの上、気をつけてお越しください。

凍結したみいれが池にアイマスクのような二つの目玉が出現
目玉はきれいな円をしています。これは、池の底からの湧き水が要因のようです。温かい水が水面に広がり、溶けてできたと推察できます
草原の防火帯(春の野焼きの火が延焼しないように草刈りした場所)は、雪でまっしろ!左背後に泉水山が見えます
水を張った田んぼも一部が凍っています。風に乗った冷気が肌を刺します。こちらの背後には、涌蓋(わいた)山がそびえます
事務所の入口で皆さんを待つ「干支トラ雪だるま」。ネコじゃないですよ、ネコじゃ!
新雪で見つけたノウサギの足あと。横に並ぶ2つの足跡は後ろ足。オトナの手の大きさに負けないくらい大きいですね。写真上が進行方向です
イノシシもしくはシカと思われる足あと。写真右が進行方向です。副蹄(ふくてい)と呼ばれる、2つの小さな跡があります
綿帽子雪を乗せたアセビ。赤く色づいたつぼみも春をじっと待っています