セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

活 動

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くじゅうの自然保護・保全

ラムサールフォーラムinくじゅう


ラムサールフォーラムinくじゅう
日時:11月9日〜11日
会場:国民宿舎久住高原荘

 ラムサールフォーラムinくじゅうは、ラムサール条約に登録されている湿地であるタデ原・坊ガツルがあるくじゅう山系の自然環境との接し方について考えることをテーマに開催されたフォーラムです。
九重ふるさと自然学校ではラムサールフォーラムinくじゅうに実行委員会の一員として参加しました。

2007年11月9日(金)

パネル展
 
くじゅうの自然にかかわる団体や九州・中国・四国のラムサール条約登録湿地に関わる団体などが自団体の活動を紹介するパネル展示が行なわれました。九重ふるさと自然学校もパネルや資料を用意し、活動内容の紹介などを行いました。このなかには地元高校2校の活動紹介などもあり、展示物を元に交流が深まりました。

パネル展示

2007年11月10日(土)

基調講演
『地域を元気にする湿地保全活動〜霞ヶ浦アサザプロジェクト〜』
講師:飯島博(特定非営利活動法人 アサザ基金代表理事)

 
日本で2番目に大きい湖、霞ヶ浦で水草のアサザを増やすことで湖の環境を良くして行こうという活動をされている、特定非営利活動法人アサザ基金の飯島博さんに講演していただきました。

基調講演講師 飯島博氏

 講演では、霞ヶ浦での活動を基軸に、自然環境の保全がどうあるべきか、霞ヶ浦における成功はどのようになされたかなどの話や、100年後トキが舞う霞ヶ浦をつくりたいという夢と長期展望などが紹介されました。特に、アサザモデルとも言えるような、霞ヶ浦の流域全体で、地域住民・企業・行政が総合的に連携を取っている三位一体のネットワーク化の重要性や自然を守るだけの自然保護ではなく、地域社会、地域経済を巻き込んだ形の「価値創造型による自然の再生」の重要性について語っていただきました。
 また、くじゅうには自然を社会的な価値、経済的な価値と結び付けられる要素が十分にあると感じられるという高い評価も得られました。
霞ヶ浦での活動事例の発表

 霞ヶ浦での一連の動きの核となっている霞ヶ浦流域全体のネットワーク化、くじゅうの場合ではくじゅう山系及びその周辺地域全体でのネットワーク化は誰かが「する」のではなく、自然と「起こる」ものである。そのため、中核となる組織は必要ないということが強調されていました。そして、そのためにはストーリー性や神話のような物語がキーポイントとなるということでした。
 くじゅうの自然の価値とは何か、魅力とは何か、という価値観の共有が、くじゅうで自然保護活動を行なっている団体だけでなく、地域社会の共通認識として根付くことが重要であると感じた講演でした。


パネルディスカッション
『くじゅうの今後、ワイズユース』
    コーディネーター 杉浦嘉雄(日本文理大学教授 くじゅう山系ワイズユース検討委員会委員長)
パネリスト 飯島博(特定非営利活動法人アサザ基金代表理事)
生野喜和人(大分県自然環境学術調査会)
高橋裕二郎(飯田高原野焼き実行委員会事務局長)
上好温(特定非営利活動法人久住高原みちくさ案内人倶楽部理事長)

 くじゅうの自然に関わる人たちと、基調講演をしていただいた飯島氏をパネリストに、くじゅうの自然との関わり方、守り方、利用の仕方についての議論がなされました。
 各パネリストが、野焼きや調査、地域と自然の係わり合いなどを含めた活動紹介をし、くじゅうの自然に対する共通認識が確認されました。特に、野焼きに関しては様々な意見があり、今と昔では草原を取り巻く状況がまったく異なることが問題点として挙げられ、草原の利用状況の違いや輪地切りなどの作業が増えたことなどが理由としてあげられました。
 この様な、今と昔の違いを理解したうえで、今にあった適切な利用がなされていくことが今後くじゅうの自然環境を維持していく重要なキーワードであることが共通認識となったように思います。
 また、くじゅうの自然のすばらしさに、物語性などの付加価値をつけ、くじゅうの価値が目に見えるような工夫が必要であるという話もなされました。
 今回のパネルディスカッションで、くじゅうにはすばらしい自然があり、この自然を守るためには、くじゅうの自然のすばらしさを地域の人たちに認識してもらい、よさを引き立たせることができるような取り組みが必要となってくることを強く感じました。

パネリスト
充実したディスカッション
くじゅうへの思いを熱弁



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