セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

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くじゅうの自然保護・保全

ラムサール条約登録湿地の坊ガツル輪地切り作業に参加


2008年8月

坊ガツル湿原

 阿蘇くじゅう国立公園、標高1700mの山々が連なる『九重(くじゅう)連山』の中腹にあるラムサール条約登録湿地「坊ガツル湿原」の『輪地切り(わちきり)』作業が、坊ガツル野焼き実行委員会によって8月31日(日)に行われ、九重ふるさと自然学校もこの輪地切り作業に参加させていただきました。
 この“輪地切り”とは、翌年の3月下旬に行われる『野焼き』に向けた事前作業で、野焼きの際の延焼を防ぐ防火帯整備のことです。
 坊ガツル湿原にはその昔、牛が放牧されていたそうですが、畜産の形態が変わったことにより、牛の放牧は行われなくなりました。牛がいなくなると、枯れ草や灌木が生い茂り、湿原が森林化してしまいます。そこで、湿原を守ろうという意識が高まり、30年ほど途絶えていた野焼きが地元地域の方たちによって1999年に復活されました。

事前ミーティング / ガスに覆われた坊ガツル / 草刈り作業

灌木伐採作業 / 草刈り作業は終わり

 8月31日(日)、輪地切り当日の朝は、小雨が降っていました。ボランティア総勢160名は、現場に着くと早速、5グループに分かれ、雨も気にせずそれぞれ草を刈り、灌木を伐採する作業を行いました。
 坊ガツルの面積は53haの広さですが、ちょうどその湿原の輪郭に沿って輪地切りの作業は行われます。あちらこちらから草刈り機やチェーンソーの音が聞こえてきます。2時間ほどの作業は、事故・怪我人もなく無事に終わりました。作業後の昼食のお弁当を食べているときには、降っていた雨も止み、初秋の高い青空が見えていました。


作業終了ミーティング
 この輪地切りから約3週間後に、『輪地焼き』という作業を行います。輪地切りで刈った草を十分に乾燥させ、火を放ち、より丈夫な防火帯にします。来年3月下旬には、輪地切り、輪地焼きをした防火帯の中の部分に火を放ち、草原の野焼きをします。
 この地道な作業の繰り返しで、かつてののどかな湿原草原の風景が広がり、貴重な植物も見られるようになりました。
 これから坊ガツルは赤の秋、白の冬の季節を迎えます。



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