セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

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くじゅうの自然保護・保全

九重生きものしらべシリーズ
〜巣の観察と巣箱づくり〜


2013年12月

巣箱に残された鳥の巣を観察
 今年度最後の九重生きものしらべシリーズである今回は鳥の巣の秘密に迫ってみました。鳥にとっての巣といえば、人間にとっての家のようなものと思われるかもしれませんが、鳥の巣は家とは少し違います。鳥は巣を住処としているわけでもなければ、眠るために巣に帰るということもありません。鳥は巣を子育てのためにしか使わないのです。そして、一度巣立ったヒナが再び巣に帰ってくることもありません。そのため、鳥の繁殖期が終わったこの時期は、いろいろな鳥が使い残した巣を観察することが出来ます。今回は4つの鳥の巣を観察しました。
器用に編み込まれたお椀型の巣
巣の材料調べ。スズメの巣はワラが多く、シジュウカラの巣はコケが多い
 鳥の種類によって、巣の形も材料も様々です。細い枯れ草や枝を器用に編みこんで作られているおわん型の巣のできばえにはとても感心させられます。また、同じつくりの巣箱を利用した巣でも、スズメとシジュウカラでは作り上げた巣はまったく違うものでした。鳥にとって巣箱はあくまで巣ではなく、巣の材料を敷き詰めるための空間なのです。このことから、巣箱は巣としての形状よりも、巣の材料を敷き詰められる快適な空間(風通しが良い、雨が入らないなど)であることが大切であるとわかります。
巣箱づくり、来年の春に使ってくれますように
 巣の観察の後は、「巣の材料を敷き詰められる快適な空間」を意識して、巣箱づくりを行いました。来年春の繁殖期に使ってもらうことを考えると、巣箱は鳥が巣作りの場所の品定めができるよう、秋のうちからかけてやるのがベストです。今度はどんな鳥がどんな巣を作って残していってくれるでしょうか? 今から楽しみです。



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