セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

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トキのすめる里づくり
  

第2回石垣復元プログラムを実施


2008年6月

 トキのすめるような里づくり技術(里地・里山の景観保全)の一環である、昔ながらの石垣づくりを行いました。今回は2007年度に行った箇所(約5m)の続きを一般の参加者、九重町の加勢の方、当スタッフ総勢16人で6月14日、15日の2日間かけて復元しました。

 初日はまず、参加者と共にオリエンテーションを行い、全員で目的の共有を図った後、現地へ移動し作業を行いました。この日は肉体労働には最高の天気(?)である曇り空でした。

 スケジュール上、07年度省略した現場整備からスタートです。これは石垣を積む前に崩れかけた石や土、木の根などを除去する作業です。

復元前の石垣。屋敷林の成長により崩落しています。
石をどかす。体力勝負の作業です。
参加者の方も挑戦!つるはしを使っての除去です。


 今回は参加者の中に石積み暦数十年のベテランの方を発見!急遽先生になっていただき、二箇所同時の復元となりました。

 石や木の根の除去が終わったら、基礎の石組みに移ります。これは最も難しい作業となるため、先生の方がじかに積んでいきます。

2チームに分かれての作業。どちらが早い?
基礎部の石積み。複雑な形状の石を巧みに組み合わせていきます。
組んだ石をたたいてしめていきます。


組んだ石を先生にチェックしてもらっています。一発OKは出るでしょうか。


 その後はいよいよ石を積む作業です。みなさん慎重に一段ずつ積み上げています。この作業は石を積む際に手を挟みやすいので注意が必要です。石を積んだ後、ぐり石(石の固定と土の流失を防ぐ石)を裏側に組み、土を入れます。そして仕上げとして土を上から踏み固めます。
鎖と丸太だけで石を運びます。石は決して落ちません。

土入れ作業。石垣の高さが上がってくるとなかなか大変です。

踏みつけ作業。体重がある人のほうが有利?



 先生が二人いたことで作業効率が格段に上がり、予定を大幅に短縮し石垣の復元は終了しました。その後、急遽石畳修復スタート!基本的な流れは石垣と同じなのですが、先生が次々と石をはめていく様子はまるでパズルのようでした。

 初日終了時の記念撮影。みなさんお疲れ様でした。二日目は初日の石垣の横の部分を修復する予定だったのですが・・・

 なんと、朝から大雨。野外の作業は危険と判断し、屋内用プログラムである「石垣勉強会」に変更し、九重町内に存在する石の建造物の画像を交えながら、作られた時代、背景等を勉強しました。


石畳の復元。陥没したところの石を外しています。
初日の記念撮影。まさかこれが最後とは・・・
勉強会の様子。外は大雨です。


昼食の様子。みなさんどんどんお代りして下さいました。


 その後にまとめ・振り返りとして、「この石垣のような伝統技術をどうすれば残していけるか」などのテーマについて、各参加者の方々からさまざまな意見をいただきました。プログラムの最後には昨年好評をいただいた地獄蒸し(*温泉の蒸気で蒸した料理)!地元のベテランの方が仕込んだ二種類の蒸し鶏やカモの卵は大好評でみんなでおいしくいただきました。


 天気的には二日目が残念ながら雨になってしまいましたが、二人の先生のお力もあり、復元を予定していた所は無事終了することができました。3カ年で計画していたこのプログラムも中盤を過ぎ、いよいよ来年は仕上げの年になります。このプログラムの中でお聞きした参加者の様々な思いを受け止め、より良いプログラムにしたいと考えております。


復元後の石垣。2箇所ともきれいに復元されています。



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