セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

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九重ふるさと自然学校はセブン-イレブン記念財団が運営しています。
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トキのすめる里づくり

九重ふるさと自然学校開校5年記念講演会「トキのすめる里づくりの実現にむけて」を実施しました


2012年9月9日
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今年のトキ大使を紹介
 九重ふるさと自然学校は、「人と自然、自然環境と地域社会の共存・共栄を自然から学ぶ」を理念に大分県玖珠郡九重町に2007年に開校しました。このたび開校5年を迎えたことを記念して、「トキのすめる里づくりの実現にむけて」と題して講演会を実施しました。
 まず、九重ふるさと自然学校からこれまでの活動や今後の取組みについての報告を行いました。豊かな日本の里山の象徴で、かつて日本各地の里山にすんでいたトキが、再びすめるくらいに自然豊かな里山を目指した取り組みである「自然共生型の田んぼづくり」や、「トキこども大使の佐渡島への派遣」などについて紹介しました。
豊岡市中貝宗治市長
定員を超える参加者で一杯の会場
 つづいて、基調講演として兵庫県豊岡市中貝宗治市長より「コウノトリと共に生きる〜豊岡の挑戦〜」と題してお話し頂きました。トキ同様に数を減らしたコウノトリですが、豊岡市にて人工飼育され、トキに先んじて野生復帰を果たし、今年放鳥3世が誕生しました。また豊岡市では「環境と経済が共鳴するような地域の創造」をめざし、「コウノトリを育む農法」や「環境経済型企業」の誘致など、官・民が一体となった取組みが行われています。「コウノトリ”も“すめる」豊かな環境の創造は、人が自然の中で人間としてどう暮らしていくべきかを見つめなおすことでもあります。取組みを主導されてきた中貝市長のコウノトリとふるさと豊岡への愛情あふれるお話は熱く、会場も大変盛り上がりました。
パネリストの皆さんからメッセージをいただきました
パネルディスカッションの様子
 続いてのパネルディスカッション「生きものと共生できる里づくりの実現にむけて」では各パネリストの実践例をもとに、九重町の今後の取組みについて議論がなされました。パネリストの皆様からは地域の自然に畏敬の念を持ち、人も自然も多様性を認め合うおおらかな文化のもと、未来に目を向けた息の長い活動を続けるべきという心強い応援メッセージを頂きました。自然学校や地域での活動がいつかトキやコウノトリが舞い降りるという「表彰状」をもたらす事を願って、ふるさと九重で様々な活動に取組んで行きたいと思います。
田んぼビオトープの生きもの調査
ビオトープで見つけた生きものの確認
 午後からはパネリストの方を講師に、ビオトープ(生きもののすめる場所)勉強会を実施しました。自然学校ではトキのすめる里づくりの実現に向けた具体的な活動の一つとして、トキの餌場となるような田んぼビオトープづくりに取り組んでおり、実際のビオトープで生きもの調査をしながら、講師の方に現在のビオトープの良い点、改善点などを教えていただきました。田んぼに隣接しているビオトープには、稲刈りに向けて水を抜いた田んぼから避難してきた生きものが多く見つかると同時に、1年を通してビオトープに水があるのかどうか、田んぼとのつながり方はどうかなど、田んぼビオトープとして注意すべき点も明らかとなりました。この勉強会を機に、さらなるビオトープの整備に取り組みたいと思います。



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