セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

活 動

九重ふるさと自然学校はセブン-イレブン記念財団が運営しています。
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トキもすめる里づくり

地獄蒸しで味噌づくりと里山暮らし体験


2013年4月27日
 九重ふるさと自然学校では、人と自然が共存共栄できる里づくりの一環として、長年自然とともに生きてきた人々の暮らしのなかの知恵や技術も伝承していきたいと活動しています。
 この日は、昔ながらの方法で味噌づくりを行いました。九重の資源、地熱を利用して味噌用大豆を蒸したり、自然と共存してきた里山暮らしの体験です!
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はじめに、スタッフ紹介や今日の予定を説明
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来てくれた参加者同士で自己紹介
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味噌つき会場に移動し、講師の和弘さんにご挨拶
 江戸時代に建てられ230年以上の歴史がある古民家、有機農家の時松和弘さんのお宅にお邪魔し、そこで臼や杵をお借りし作りました。無農薬で育てられた大豆を一晩地獄蒸しし、手作り麹と混ぜて昔ながらの方法で味噌を搗(つ)きます。
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杵と臼でペッタン、ペッタン。月のなかにいるウサギさんみたいで楽しい〜!
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たくさん作れば体力も要ります
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味噌搗きが終わったら、味噌団子をつくって空気が入らないよう樽に詰めていくよ
釜戸炊き。「はじめチョロチョロ、なかパッパね」
根気よく大豆を炒ります。自分も燻されちゃいそう
 既製品の味噌しか見た事がない子どもたちは、大豆から味噌ができる事や、昔ながらの味噌搗き道具に興味深々。味噌づくりの他にも、自然学校の田んぼでとれた無農薬米を竈(かまど)で炊いたり、囲炉裏できな粉用の大豆を炒ったり、石臼で寒ざらし粉(もち米)を挽いて団子粉を作ったり、ヤギにエサをやったり、草花で遊んだり…。はじめての体験にみんなイキイキ、キラキラとした表情!
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石臼で団子粉やきな粉をひくよ!
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ヤギさん、急に動くからビックリした〜!
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きれいな花だね
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たくさん遊んだ〜っ!
 美味しそうな香りの味噌もできました。さぁ!!よく遊び、たくさん味噌を搗(つ)いた後は、待ちにまったお昼ごはんの時間です。おいしいご飯と旬の野菜でお腹いっぱいになり、粉挽きから行った寒ざらし粉のお団子でデザートを満喫した後は、木に関するクイズや、豊かな自然環境のなかで暮らしてこられた講師、時松和弘さんからのお話です。竈の薪(まき)に使われている木の性質や、杵に使われていた木材ツクシボダイジュは利用が少なくなり絶滅の危険性がある事など、クイズを通して学びました。
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いい香りのお味噌、できました!
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もぐもぐ、おいしい!
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寒ざらしでつくったお団子はフワフワ、モッチモチなのですっ
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クイズは大人も子どもも真剣そのもの
地獄蒸し現場で卵を蒸して食べたよ
一日、色んなものを作れて楽しかった〜!
 お片付けの後は講師の方々にお別れをし、地熱の蒸気が出ている場所(地獄蒸し現場)を見学しました。九重の資源、地熱は温泉に使われているだけでなく、今回のような味噌用の大豆や地獄蒸し料理、そのほか田んぼの湯苗(温泉で苗を育てる)といった食文化にも役立っているのです。
みんなで記念写真。はい、チーズ!
 今回のプログラムで、自然とともに生きてきた里山での暮らしを満喫していただけたと思います。昔からの保存食でもある味噌づくりを通して、地熱という天然資源や木材をうまく使い分け利用してきた九重の先人の知恵について学ぶことができました。こうした、自然環境と私たちの暮らしとの関わりについて学ぶことで、“自然に感謝”する心も育まれていくよう願っています。



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