さとばるのカエルたち


さとばるでは、カエルたちの鳴き声が昼夜聞こえてきます。

昼にはトノサマガエルやシュレーゲルアオガエルが、
夜にはアマガエルが合唱しています。

カエルの合唱はナワバリを宣言したり、雄が雌に対して求愛しているといわれています。
合唱は春から夏、早い種類(ニホンアカガエル類)は冬にも行われます。
合唱を聞くことで、里山の豊かな生態系が育まれていることを感じます。

泥に隠れるトノサマガエル


そんななか、さとばるの田んぼで塊状の卵を発見しました。

水を含みゼリー状の部分がふくらんでいるとはいえ、大人の両手でもすくいあげれないほどの量が、1匹のカエルのおなかの中に蓄えられていたのかと思うと驚きです。

少し成長している卵。
先ほどとは違う卵。こちらは生まれるにはまだまだ。

これからこの子たちは厳しい野生の世界を生きていかないといけませんが、陰ながら応援したいです。(江上)