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日本の国立公園
ブナの原生林に生きる動植物 白山国立公園
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ブナが育む生きものたち
ブナ原生林 落葉広葉樹であるブナは、花ことばの「繁栄」が意味するように、春の新緑、夏の青葉、秋の紅葉、冬の明るい木立と四季折々の美しさをみせます。そして、ブナ林は多くの動物を育て、人々に恩恵を与えています。
ブナの新芽や花や実は生きものたちの食料になります。ウソは新芽をついばみ、クマやサルは花や実を、昆虫は葉を、土壌動物は落ち葉を食べて土をつくり林に養分を与えます。栄養豊富でおいしい実は、ヤマガラなどの鳥類、リスやヒメネズミなどの好物で、越冬する動物たちの重要な食料にもなります。ブナは毎年結実するわけではなく、数年に一度大豊作になります。

樹木にはキツツキの仲間やフクロウの仲間が巣をつくり、幹にはコケ類や地衣類が着生します。そして枯れ木や倒木には、ナメコやムキタケなどのキノコが生えます。

ニホンザル ツキノワグマ ニホンカモシカ

ブナ林は雪崩防止や土砂流出防止の役目を果たし、深い森林は自然の水がめとなって雪解け水や雨水を蓄え、やがて大きな流れとなってふもとの大地を潤します。ブナの寿命は300年〜400年、大木になるには100年以上かかるといわれています。一旦伐採したブナが再び林となるには数百年もかかります。

豊かな自然環境の象徴イヌワシ
イヌワシの親鳥とアオダイショウを押えつける雛 自然の中では、生きものが食べたり食べられたりといった食物連鎖をしています。絶滅危惧種に指定されているイヌワシやクマタカなどのワシタカ類は、彼らが生息する場所の食物連鎖の頂点に立っています。翼を広げると2メートルの大きさにもなるイヌワシは、日本の山岳で繁殖する一番大きな鳥です。大きな体に見合ったエサ、つまり多くの鳥や動物がいるから彼らも生きていけるのです。これが「イヌワシが残っているということは、豊かな自然環境が残っている証拠」といわれる理由です。また、イヌワシやクマタカがいるから、生きものが増えすぎることなく、生態系のバランスが保たれています。

現在確認されているイヌワシの数は、全国で400〜500羽、白山には40羽近くが生息しています。それは、自然環境がよいことはもちろん、急峻な地形と豪雪が冬に繁殖期を迎えるイヌワシを人間から守ってきたことも一因だと考えられています。イヌワシは、深い谷の中の急傾斜地の切り立った岩場や大木に巣をかけますが、白山のイヌワシは豪雪地であるためにほとんどが岩場に巣をつくります。

白山自然保護センターブナオ山観察舎では、11月下旬から5月初旬の冬の間、双眼鏡や望遠鏡を使って、イヌワシ、ニホンカモシカ、ニホンザル、テン、ヤマガラ、コゲラなど野生動物の自然のままの姿を見ることができます。


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