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環境ボランティアリーダー海外研修

2005年(平成17年)第7回環境ボランティアリーダー海外研修レポート

海外研修レポート 感想 特定非営利活動法人 長良川自然学校
内藤 孝洋さん

日本の中の環境保全などを行っている団体とは交流がありどのような活動を行っているかは理解していますが、どこも同じような取り組み方であり、自分の団体も斬新な取り組みはできていないと思う。
ニュージーランドの団体はどのような点に力を入れているか運営はどのようにやっているか学んでみたいと思う。海外の団体と交流することでどのような活動が行えるかなどの可能性を探っていきたいと考えながら今回の研修に参加しました。

実際研修中に見えてきた点をまとめてみたいと思います。
カウリミュージアムでボランティアスタッフ募集広告を出すときにただの博物館のボランティアスタッフになりませんか?という出し方ではなく、スピーチ力を高めませんか? とか外国人から来た観光客とコミュニケーションを取れるようにしませんか? など博物館に興味がない人でも参加できるように工夫している点などは自分の団体もボランティアスタッフを募集しているがとても参考になった。ボランティアスタッフに誕生日プレゼントを贈るようにしているという点でとても人を大事にしているように感じられた。
プーホイランドケアグループの代表の人との話の中でニュージーランドの白人は川との関わりは楽しみで使うだけだがマオリ族の中では川に神がいて、川も生活の一部にしているとのことだった。民族の違いが感じられた。様々な点において研修中ずっと白人とマオリの関係について気になっていた。(事前には他の世界各国の原住民と白人の関係より良好、ワイタンギ条約というものを結んでいるということは調べていた。)
なぜ関係が良好かを考えていてマオリ村のマイケルさんと話の中から少し見えてきた。ワイタンギ条約を受け入れ白人との関係が良好なのはマオリも1000年ほど前に移住してきている点が他の外国(オーストラリアのアボリジニ、アメリカのナバホ、カナダのイヌイット)などと比べ住んでいる年数歴史が浅くしかもポリネシアから移住にその前からいたポリネシア系の住民を殺し滅ぼしているのが関係するのではないかと考えられる。しかし、白人達はマオリの文化のすばらしさも感じているので自然環境、地名や服などにマオリの文化を取り入れているような感じがする。(この問題に関しては10日ぐらいの滞在ではクリアーにはならなかった気がする)
カフテラワバックトラックではボランティアの手で作った遊歩道のところどころにボランティアの名前を入れた地名を作っていた。自分の団体の森にも使用できるかなと思う。作業後も楽しみが増えると思う。楽しく作業をやっていこうというアイディアがすばらしいと思った。
フォレスト&バードでは専属スタッフを10名も抱え会のマニュアルがしっかり作り込まれていた。そしてそのマニュアルに沿った形でニュージーランド全国レベルのボランティアのトレーニングを行っている。マニュアルを見せてもらったが助成金の申請方法や広報誌の作り方安全管理などかなり細かい点まで作りこまれていて自分の団体にも今後の事を考えて早急に作成することが必要だと思われる。
そしてこの研修で一番参考になったのはサポーターズオブティリティリマタンギである。まずすごいと感じたのは、学生が独自に考えてはじめたグループですごい実行力を感じた。あと政府、国に頼らず自分達のボランティア団体だけの資金で運営していこうとしたことを設立当初の運営方針に明確に入れていた点である。
これはこの団体が自分達の団体運営にも活動理念だけでなく資金の面でも自分達で何とか運営を行っていくという明確でしかも強い意志を持つことが必要と考えた。現在年間で約25万ドルの収入があり(ツアー、お土産)そのうちの40〜50%が粗利という点は努力のたま物であるだろう。ツアー、お土産物で儲けるという明確な意思がありボランティアスタッフにもその意思が浸透しており粗利率が高くなって儲かる体制、仕組みづくりが出来ていると思われ、自分の団体のイベントなどについて料金体系などを考え直す必要があるだろう。
次に植樹のボランティアの活動に対するご褒美として美しい島を訪れる機会を作った点。ボランティアにご褒美を用意して続けて参加したいと思わせるプラスアルファを用意し楽しく参加できる環境を作っている点は見習いたいと思った。運営方針もすごく参考になった。
1 プロジェクトを確実に行う。
2 必要なものを提供する。
3 一般に広くひろめていく。 
やはり運営方針を明確にしかも具体的に作るとボランティアスタッフまでベクトルをあわせて活動しやすい感じがした。自分の団体では方向性は決めているが運営方針まで作ってないので早急に作成していきたい。
成功理由を聞いてみてなるほどと思った。

1、公開保護地にした事。
学生や研究者だけでなく一般にも広く公開したため多くの人々が興味を持つことが出来た。自分の団体のでも多くの人々が興味を持てるような活動を行う必要がある。
2、ボランティアが多く集まった。
ボランティアをいかにうまく集めてしかも楽しく活動させるにはどうすればよいか? 自分の団体へのヒントをもらった。
3、新聞などのメディアを使い広く関心を持たせた。
メディアをうまく使うことで多くの人々に関心を持たせしかも企業より有効な助成や支援を得ることが団体の活動には不可欠と思われます。
最後にDOCのウオルター氏が最後港まで見送りして今後のリポーターや新規サポーターを取り込もうとしていた点やお土産屋のボランティアスタッフが熱心に商品を勧めるなど自分達の団体につながる事にがんばって活動している点にすごく迫力を感じた。DOCウオールワースではモトオラ島でボランティアグループとDOCが契約を結んで活動していることに興味を持った。資金もDOCからはほとんど提供がなく小屋を建てただけでその他はボランティアが独自で資金調達をして活動している。やはり助成金に頼らず活動していくところを見習いたい。出来ればここも訪問してみたい気がした。

全体を通じて感じたこと
ニュージーランド人はボランティア活動をするときに何事にも楽しく、明るく活動をしていて日本とはかなり違う印象を受けた。今後日本で活動するときにはこれを参考にして「楽しく明るく」をモットーに活動して行きたい。
ニュージーランドでは何か活動するときにすごく1つのことに重点をおいて活動しているように感じた。しかも重点事項がとても明確になっているのでボランティア団体内部でもわかりやすく外部の人においても活動内容が明確になっていると感じた。自分の団体にも活動内容の明確化が必要と感じられた。それによって参加者やスタッフの数も増やしていくことが出来るように思えた。早急に運営方針を作りスタッフとの意思の統一を図り活動が行えるようにする。
ニュージーランド人の農薬に関する考え方については理解できなかった。農薬が対象植物など以外には害がないように考えているような意見が多くとても日本では受け入れられない考え方だと思った。これは西洋と東洋の医学の違いにも似たような点があると思う。
通訳について通訳する人のレベルによってなかなか思いが伝わらないときがあったので出来れば専属で専門の通訳をつけるほうが良いかなと思う。
訪問団体の多くがリタイヤした人たちで構成されている高齢の方が作っている団体が多かった。日本のボランテイア団体と同じように感じた。そして日本のNPOもそういうところが多いがもう少し若い人が活動しているような団体も見てみたかった。
テイリテイリマタンギのサポーター組織の立ち上げから運営まで非常に参考になった。しかも活動方針の明確さ資金調達での自団体で何とかしようとする強い意志が見られた。助成金で会を運営するのではなくアイディアを出し自分達で運営するという点を自分の団体の今の立場にブレイクダウンしてもう一度見つめなおしたいと思う。
そして、スタッフに温かさを感じた。
これがリピーターを生む秘訣だと思う。自分の団体でもビジネスライクに運営していくのではなく人対人を一番大切にして活動していくことを心がけるようにしたいと思う。環境問題を訴えても結局は人に帰ってくるのでその辺を見つめなおしたい。

今後にどう生かせるか
運営面
自分の団体のマニュアルを作成し誰でもがスタッフのある一定のレベルとして活動できるようにしていく必要がある。個々の特徴を出すことも必要だがある程度基本はここまで出来るという基本線を決めておくことが必要だと思われる。
団体を大きくし、助成金をもらって活動していくのではなくいろいろなアイディアを出して自分達で資金調達できるような団体にしていく。
活動方針を明確にして誰にでもわかりやすく、参加しやすい環境を作り上げて団体を拡大していくことが大切であるように思える。

活動面
明るく楽しく目標を持って明確な意思の基に活動を行っていく。
人対人をたいせつにし、一人の参加者までに気を配っていくような活動に心がけ行っていきたい。そしてアフターフォローも大切な仕事のひとつだと感じた。
リーダーだけでなく全スタッフが同じ思いを持ち活動が出来るように心がけていきたい。
スタッフ個々の自主性を図って活動しスタッフがのびのび活動できる環境を構築していくことが必要だと思えた。
そのためにもコアスタッフの教育の必要性も感じた。

協働面
計画をしっかり練り明確な目標を持った団体は行政とうまく共同しているように思えた。
これは日本でも確実に当てはまると思う。自分の団体でも活動していることが自分達の住んでいる市町村の将来のためになるのでもっと、国、県、市、町と協働関係を結び自立した活動を行っていくことが必要に思えた。そのためには市町村から仕事を頼まれるような団体になっていくことが必要だと思われる。
以上を踏まえ自分の団体を成長させていきたいと感じられました。



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