州副代表のキルスティン・シースラーさんより、取り組んでいる3つのプロジェクトについて講義を受けた。初めは州のBUNDの組織や会員について。会員数は23,500人。炭鉱や工業が盛んな都市が抱える様々な問題に対して、反対活動や訴訟活動を行っている。州レベルとして、地域活動のプレス活動やロビー活動を行い、地域の活動を支援している。2つ目は原発と工業について。工業都市であり多くの発電所があるため、二酸化炭素の排出量も国内1位。ドイツ全体の80%ということに驚きました。発電所に対しては建設途中から訴訟をおこして稼働させなかったり、長年に渡って訴訟を起こしていることも。3つ目は農業の工業化について。自然の中で自然の恵みを得て行ってきた活動から、人間の嗜好に合わせた品種改良や安価で大量に生産する方向に変化し、大きな問題となっている。このように、工業や農業で起きている諸問題に対して積極的な活動を行っていた。環境先進国ドイツというイメージを覆す現状に驚くとともに、環境市民団体の地域と連携した州レベルでの取り組みの重要性について学ぶことができた。


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