九重ふるさと自然学校に美しいお客様が初来訪されました。
オシドリのご夫婦です。
あいにくの霧のため鮮明なお写真を撮らせていただくことはかないませんでしたが、
生で拝見するご本人たちは鳥界の中でも屈指の美しさでございました。
オシドリご夫妻様、どうぞごゆるりとお過ごしくださいませ。(阿部)

九重ふるさと自然学校 | 一般財団法人セブン-イレブン記念財団
九重ふるさと自然学校 | 一般財団法人セブン-イレブン記念財団
1月24日(日)
2020年1月11日(月)
九州では、雪が珍しい地域でも積雪があるなど、大雪での年の始めですね。
自然学校が位置する九重では、多いところでは20センチ程積もりました。
雪が降ると道路が通行止めになったり、気温が下がると水道が凍って水が出ないなど大変なことも多いですが、雪の積もったさとばるでは、動物達の動向が残されており、散策が楽しい時期でもあります。
前回の里山だよりでも見ることのできた、ウサギの足跡
他には、イタチ類や鳥の足跡など。
突然ですが、問題です。
これはイノシシとシカ、どちらの足跡でしょう?
正解はイノシシです。
理由は、「副蹄(ふくてい)」と呼ばれる、ハイヒールのかかとのような部分が、シカに比べて低い位置にあるため、写真のようにひづめの後方にも跡が付きます。
(シカでも深い雪などであれば、跡が付くこともあります)
イノシシは、食べ物を探していたのか、地面がかきわけられています。
これらも「ここにイノシシがいた」という痕跡になります。
そして、雪が降ることで見ることのできる、野生動物のおしっこ。
うんちは雪が無くても形として残りますが、おしっこはなかなか色までは見ることができないので、雪の日ならではの痕跡です。
雪が降ると大変なことも多いですが、雪が積もった際には動物たちの痕跡を探してみるのも面白いですよ。(江上)
2021年1月4日(月)
明けましておめでとうございます。
本年も九重の里山の自然や可愛い生きものなど、旬の情報をお届けします!
さて、新型コロナウイルスの猛威でステイホームの年末年始でしたが、
野生動物たちは元気いっぱい活動していたようです。
寒波で積もった残雪には、ノウサギの足跡が多くみられました。
ノウサギの足跡は、進む方向に対して後ろ足を前足より前につきます。
前足で手をついた後、長くて大きな後ろ足を前足の前に出して、地面を蹴って飛びます。
この足跡、雪の中ではとても目立ちます。
ノウサギも分かっているようで、キツネなどの天敵の追跡をまくために、バックして足跡を増やし、
行方をくらます「止めあし」という歩き方もします。
雪の中で見つけたら、探偵気分でぜひ追跡してみてくださいね。(指原)
2020年12月28日
2020年12月17日(木)