春のトンボ


気温の上昇とともに虫が増えてきました。
特に夜に車を走らせた後は、ボディやヘッドライト付近にべっとり。
梅雨が近づくにつれ、最近は湿度も上昇傾向。
いよいよ虫たちの季節がやって来ます。

ところで、春に見かけるトンボ、どんなものをイメージしますか。
自然学校では、2種のトンボをよく見かけます。
1つはアサヒナカワトンボ。

エメラルドグリーンのメタリックボディが特徴です。
清流を好むので、自然学校の湧き水が流れ込む小川がすみか。
太陽の光が差すと、ひと際輝きが増してカッコよく見えます。

2つ目はダビドサナエ。

写真はメス。羽化したてのものは、黄色の体色が美しいのが特徴

サナエトンボの仲間は、春の里山を代表するトンボです。
サナエは「早苗」と言い、苗代から田んぼに植え変える頃の稲の苗のことを指します。
この日は食事中のところを発見。
食べるのに夢中だったのか、手づかみで捕まえることができました。
羽化したてで、お腹が減っていたのかもしれませんね。(指原)