セブン-イレブン みどりの基金 一般財団法人セブン-イレブン記念財団

※こちらはアーカイブ記事です。

 ホームへ戻る

 

文字サイズ
活動のご紹介

環境ボランティアリーダー海外研修

2002年(平成14年)第1回環境ボランティアリーダー海外研修レポート

海外研修レポート 感想その2


日程表 感想 その1 その2
  【6】 レインフォレステーション (Rainforestation Pty Ltd)
レインフォレステーションに向かうおもちゃのようなかわいい電車自体が、すでに熱帯雨林に感心を引き込む心にくい演出として生かされている。世界遺産に囲まれたプライベートエリアにある熱帯雨林を利用した観光テーマパークという感じだが、社長のウッドワードさん「ここはフリーな土地だけど、世界遺産と仲良くしたいからね」とむやみな利用や開発を自制する姿勢を持っていた。重戦車のような『アーミーダック』の善し悪しはあるが、ドライバーによるインタープリテーションの巧みさは、遊びのためのテーマパークではない側面を見せていた。「どうやって自然の大切さを伝えていこうとしているのですか?」という私たちの質問に対しても「楽しくさえあれば大切なことも伝わっていく」と笑顔で応える社長の顔に、言葉だけの環境教育にはない深みが感じられた。(伊東さん)

印象的だったのは、スタッフが楽しめなければ客も楽しめないという方針や、国際的にも広告・営業戦略を打ち、観光地としての知名度を高めることにも努力してきたということだ。夢とロマンをカタチにしていく情熱的な姿勢は非常に共感できた。一方、コアラやカンガルーと気軽に触れ合えるコーナーなどもあり、お客は純粋に楽しめるとしても、厳格な環境保護や動物愛護を訴える団体からは批判もあるだろうことは容易に予想できた。しかしこの施設は、まずは人間が環境に対して愛着を持ち、環境保全と経営のバランスを取っているところこそ評価すべきだと思う。単純にこの施設を日本に導入しても受け入れられるとは思わないが、民間企業の活力を活用し、教育的な要素を持った環境保全型の観光開発は現実的な可能性があるのではないかと思う。(石田さん)
日程表へ


 
  【7】 ジェームズクック大学 (James Cook University)
予定していたレクチャールームが使えず、大汗をかきながら別の部屋を手当しようと動き回る教授に好感をもった。昨年11月、霧多布湿原も「北海道遺産」に指定された。規模はまるで違うが、その保全手法には科学的調査や裏付けが欠かせないことを講義を聴き実感。地域の環境教育や理解者を増やすための啓もうに大きく役立つものとしても有効なものとして写った。世界遺産にも指定された森の保全のためにこの大学の果たす役割は大きい。私たちの団体も地元の大学と共同で保全に向けてのプロジェクトを生み出すことも検討できるかもしれない。(伊東さん)

設立わずか5年程度の新しい大学であり、緑豊かなキャンパスにおいて環境科学を中心とした学部が設置されている。私自身、大学院生として環境について研究している立場から、他国の大学の現状については非常に興味をもっていたのだが、時間の都合で十分な話を聞けなかったのが残念だった。次に機会があれば、学生がどのように環境問題を考えているのをぜひ知りたいと思う。
研修で訪れたオーストラリアのNGOや政府機関は、その多くが大学において高度な専門知識を学んだ人材をスタッフとして抱えていた。日本では専門家を育てることも、働く場も限られており、遅れを取っていることは否定できない。これをきっかけに、大学とNPO・ボランティア団体との連携を今後の重要な課題として考えていかなければならないと思った。(石田さん)
日程表へ


 
  【8】 ニンジャツアー(Ninjya)
いかにも怪しげな、日本的なネーミングで私たちの中でも不評だったが、妙な期待感が沸いたのも事実。しかし、実際やってきたガイドは、がっちりした35歳のオーストラリア青年と日本人女性の2人で厳しい許可が必要な国立公園に隣接する私有の熱帯雨林をガイドしてくれた。私にとってリアリティがあったのは、大規模な自然遊園とは対照的で2人が夫婦でツアーを主催し、私有地を借り、10名乗りのワゴン車で営業していることだ。日本でこれに近い活動をしている知人もたくさん居る。
私たちがドリンクタイムをとった手づくりの小屋はとても素敵で、日が暮れるとロウソクを燈しディナーを楽しむと聞き、想像するだけでワクワクした。小さなツアーの醍醐味を再認識した。(新田さん)
日程表 感想 その1 その2


事務局より
研修の中で一番印象的だったのは、訪問した団体同士が互いのことを良く知っているということです。だからこそ手をつないだり、学んだり、時に批判したり出来るのだと思います。立場や団体の所属を超え、互いを認め活動を高めあうための横のつながりという重要性を痛感しました。
予想外の天候や、研修直前に発生した山火事のためプログラムが変更になるというベストなコンディションではなかったにもかかわらず、皆さんの研修の参加姿勢には、本当に圧倒されました。今後も環境ボランティアリーダー海外研修を続けることで、同じ研修に行ったメンバー間だけでなく、その先に通じる人の交流・団体の交流へとつなげることが出来ればと思っております。



このページの先頭へ
ご利用にあたってプライバシーポリシー
Copyright(C) 2000-2019 Seven-Eleven Foundation All Rights Reserved.