カヤネズミの巣


ススキ草原で、日本最小のネズミ“カヤネズミ”の巣を見つけました。
細く裂いたススキの葉っぱを器用に編込んだまん丸い巣です。
枯れた草原の中で時々見つけることがあります。
ところがススキが青々としている時期は、
なかなか見つけることが出来ません。
巣は子どもを産み育てる大切な場所。
そんなに簡単に見つからないのも納得です。
空になった巣の中を観察するとススキの綿毛が詰まって
ふわふわ温かい感触でした。
巣の中には、お母さんネズミの愛がたっぷり詰まっていました。(川野)

カヤとは巣の材料になる植物(ススキやチガヤなど)のこと
日本最小。体重は500円玉ほど(約7g)しかありません。