寒ざらし粉


飯田高原の冬は、山は雪化粧をし、池の水は全面凍ってしまうなどとても寒いです。そんな寒くて乾燥した気候を利用してつくる保存食があります。

それが、寒ざらし粉です。

1月~2月の寒い日に、水に浸したもち米を寒風にさらし製粉することで、虫が付きにくく、ふわふわの白玉粉になります。

その粉は、白玉団子や、郷土料理だんご汁のだんごにして食べることができます。

先日から自然学校でできたもち米を使用し、寒ざらし粉を作り始めました。

今年度は体験プログラムなどの活動に参加していただいた方にふるまえるよう、例年より多めにつくっております。

みなさんにご提供できる日を楽しみにしています。

池が凍る寒い日
雪が降る寒い日
桶の水はたまに氷ります

寒ざらし粉に興味のある方は詳しい作り方を動画にしているので、ぜひチェックしてみてください。(江上)

↓九重ふるさと自然学校Facebook「寒ざらし粉の作り方」

https://fb.watch/aq7q8NlJvO/