畑のハンター


紅葉が見ごろを迎え、飯田高原の秋もそろそろ終盤。

自然学校の畑では多くの野菜の収穫時期です。

春から秋にかけて畑で作業をしていると色々な昆虫たちに出会います。

今回はその昆虫たちの中でも「ハンター」をご紹介!

 

〇ナナホシテントウ

ナナホシテントウも立派なハンター。
アブラムシを食べる肉食系のテントウムシです。
派手な体色をしているので、畑ではよく目に留まります。

 

〇コアシナガバチ

イモムシが大好物!
捕まえたイモムシは団子状にされ、幼虫のエサになります。
畑にはエサが多いのか、すぐ近くで巣を作っていました。

 

〇オオカマキリ

カマキリは言わずと知れた昆虫界屈指のハンター。
中でもよく遭遇したのはオオカマキリでした。
そして先日、サツマイモの茎で卵も見つかりました!

 

これらのハンターたちは卵から幼虫を経て成虫になるまでの一生を、畑で観察することができました。

「畑は野菜だけでなく、様々な生きものも育んでいること」を実感します。

 

紅葉が終われば寒い冬、そして生きものたちが目覚める春になります。

来年はどんな生きものに出会えるのか、すでに楽しみです。(宮本)