テントウムシの集会所


晩秋の晴れた暖かい日。

さとばるの自然教室の壁面に、ある生きものが集まっているのを見かけました。

ツルっとした体に個性的な模様が特徴の昆虫。

ずばり、テントウムシです。

飛んできたナミテントウ
黒い丸は全てテントウムシです

冬の寝床を探しているのでしょうか?

陽射しが当たる白っぽい壁面に、どこからともなく飛んできてはウロウロしています。

ほとんど「ナミテントウだなぁ」と思っていると、ひときわ大きなテントウムシが混ざっていました。

カメノコテントウ

その大きなテントウムシはカメノコテントウといい、日本最大級のテントウムシです。

ナミテントウやナナホシテントウが約8㎜で、カメノコテントウが約12㎜なのでその大きさの違いが分かると思います。

自然学校にいても、このカメノコテントウに出会えるのは年に数回なので嬉しい発見です。

 

寒い冬をテントウムシたちは成虫のまま、どこかに集まって越します。

今回は集会所を発見したので、次は寝床を見つけたいと思います♪(宮本)