
寒波の影響により飯田高原には雪が積もり、本格的な冬が到来しました。
この時期になると自然学校のスタッフには楽しみがあります。
それは、バードフィーダーに訪れる野鳥たちを観察すること。
事務所前のバードフィーダーには、さとばるを代表するカラ類3トップのシジュウカラ、ヤマガラ、ゴジュウカラをはじめ、ミヤマホオジロ、コゲラなどが毎年現れます。
雪の中からせっせとエサを掘り出す姿、器用に殻をむく姿、代わる代わる訪れる姿は見ていて飽きません。
皆さんもぜひ、ご来園の際はご観察ください。
~車でお越しの方へ~
天候により、道路が積雪・凍結している場合は冬用タイヤやチェーンが必要になることがあります。お車の装備品、道路状況をご確認の上、気を付けてお越しください。
<おおいた防災情報ポータル(道路規制情報):https://oita-bosai.my.salesforce-sites.com/>

【開園時間】9:30~17:00(最終受付16:30) ※自然散策は事務所で受付をお願いします。 【入園料】無料 【定休日】火曜 ※12/29~1/3は年末年始のため休園、1/20は臨時休園 |

さとばるを代表するカラ類で留鳥。フィーダーのエサを木の割れ目などに隠して貯食します。垂直な木の幹でも頭を下にして下りることができるのはゴジュウカラだけの得意技。

スズメぐらいの大きさの小型のキツツキで留鳥。冬場は事務所前の木に吊り下げられた脂身を食べに時々やってきます。鳴き声は「ギィー、ギィー♪」

冬も水を張って管理している「冬みず田んぼ」には、カモやシギなどの水鳥がやってきます。そして、雪の降った日はフォトスポットに!水面に浮かぶ氷の島がなんとも幻想的です。

冬の寒い日、土の中から現れる柱状の細かい氷の結晶。地中の水分が染み出し凍ったもので、重い石を持ち上げるほどの力持ち!霜柱の上を歩くとサクッサクッといい音がします。

お正月飾りに使われるナンテンはその名前から「難を転ずる」と連想され、縁起がよい植物とされています。一面真っ白の雪の日には、この赤い実がよく目立ちます。

葉痕とは、葉っぱが木の枝から落ちた後に残る傷痕のこと。オニグルミの葉痕はなんだか顔のよう。おサルさん?ヒツジさん?皆さんにはどんな風に見えますか?
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散策の際は、季節の見どころを気軽にスタッフにお尋ね下さい。
今回紹介した生きもの以外の野鳥、昆虫などの観察もお楽しみいただけます。
お弁当などの持ち込みもOK!のんびりお過ごしください。
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<お問い合わせ> 九重ふるさと自然学校 TEL 0973-73-0001 FAX 0973-79-3434 E-mail:kujyu-sizengakkou@7midori.org |