自然共生型田んぼも田植えから4か月が過ぎ、
今年もたくさんの生きものたちと共に稲が成長しました。
稲穂が重そうに頭を垂れていた10月10日、稲刈りを行いました。
稲刈り用の鎌を使って、1株ずつ手作業で刈っていきます。
刈り進むうちにどんどん上達し、
スムーズに刈り終えることができました。
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刈った稲は根元をワラひもで縛り、竹竿に干していきます。
逆さに干して日光でじっくり乾燥させることで、
葉や茎に残った栄養分が穂に行き渡り、
お米が一層美味しくなると言われています。
2週間ほど晴天が続けば、いよいよ新米が食べられます。
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稲刈りの後はビオトープで生きもの採集。
稲刈りの為に田んぼの水を抜いた分、
生きものたちはビオトープに集まっていたのか、
ゲンゴロウの仲間やヤゴを中心に
たくさんの水生昆虫が見つかりました。
もちろんサワガニ、カエル、ドジョウなどの
他の生きものも健在。
自然共生型田んぼはこの時期も生きもの豊富でした。
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この後、田んぼは掛け干しが終わり次第
田植え前まで水を張る「冬期湛水」に入ります。
冬に水を張り続けることで、
イトミミズなどの土壌生物が活発に活動し、
豊かな土を作ってくれます。
またそれらの生きものをエサとする
カモなどの水鳥も飛来し、
冬の田んぼは一味違う景色を見せてくれることでしょう。
自然共生型田んぼにお休みはありません。
近くにいらした際はぜひお立ち寄りください。