お知らせ

さとばる自然情報Vol.11

2021年4月29日(木・祝)

九重ふるさと自然学校の自然体験フィールド「さとばる」。
自然散策路で見られる生きものなどの自然情報を定期的にお届けします。

暖かい春風に目を覚ましたのか、草花の開花に続いて動物たちも活発に動き始めました。
当校では自然散策路沿いの草原や田んぼなどで、生きもの採集や観察を楽しめます。
事務所で観察道具のレンタル(有料)もしていますので、ぜひご利用ください♪
※採集した生きものはお持ち帰りいただけません。ご了承ください。

【開園時間】9:30~17:00 ※受付を事務所でお願いします。
【入園料】無料
【定休日】火曜 ※GW期間中の5/4は開園

アカタテハ。成虫で冬を越すタテハチョウの仲間。長い冬を乗り切ったため、羽が少しボロボロです
スジグロシロチョウ。モンシロチョウに似ていますが、羽に黒い筋が入っているのが特徴。オスは羽からレモンに似た香りを放っていい匂い
アサヒナカワトンボ。川の中流~上流で見られるトンボ。ヤゴで冬を越し、他のトンボよりも早い3月頃から羽化します。緑色の美しい輝きを放つメタリックボディの持ち主
体の一部が青色をしたニホンアマガエルを発見。カエルは皮膚に黄色(おうしき)・虹色(こうしき)・黒色(こくしき)の色素細胞を持ちます。しかし、生まれつき黄色の色素がなかったり、少なかったりすると青色に見えます
トノサマガエル。冬眠から覚めたばかりなのか、大人しくポーズをとってくれました。体長約10cmのメス。なかなかの大物です
ジムグリ。名前は聞きなれませんが、北海道~屋久島に生息する日本固有のヘビ。これは大人ですが、子どものときは鮮やかな赤色で黒い模様があります。名の由来は「地潜」。穴掘りが得意で、土の中での暮らしが好きです
ヒバリ。草原や畑の上空でピーチュル♪ピーチュル♪と複雑にさえずります。鳴き声から姿を探すのが意外に難しいです。スズメと同じくらいの小さい体で懸命に鳴いています

さとばるに暮らす生きものたちにぜひ会いに来てください。
旬の自然情報はスタッフにお尋ねくださいね♪