お知らせ

さとばる自然情報Vol.21

2022年4月11日(月)

春の風物詩である野焼きが無事に終わりました。
九重で「春は黒」と表される風景が飯田高原に広がっています。
でもこの風景が見られるのも、あと2週間ほど。
すでに黒い大地から芽吹きが始まっていて、
“春の妖精”と呼ばれるキスミレも咲き始めました。
そして、平地では散ってしまったソメイヨシノ、ヤマザクラは満開に!
春らんまんのさとばるにぜひお越しください。

【開園時間】9:30~17:00 ※事務所で受付をお願いします。
【入園料】無料
【定休日】火曜
キスミレ(スミレ科)。黄色いスミレ見たことありますか?さとばるの他にも、泉水山(せんすいさん)の麓には大群落が広がります
ツクシショウジョウバカマ(シュロソウ科)。ツクシ(筑紫)の名の通り、主に九州に自生するショウジョウバカマの変種。袴のような大きな葉っぱを広げ、白や薄紫の花を咲かせます
コブシ(モクレン科)。この花が咲いたら「イモ」を植えるのが飯田高原の農事暦。見頃も残りわずかです
ケクロモジ(クスノキ科)。線香花火の火花のような花が特徴。クロモジの仲間は香木として有名で、枝や葉は爽やかな香りがします
ソメイヨシノ(バラ科)。平地よりも2週間ほど遅れて満開を迎えました
クサボケ(バラ科)。飯田高原に眠る朝日長者伝説の七不思議のひとつ…。秋にあま~い香りのする実をつけます

草花などの自然情報は、今後も定期的に発信します。
自然学校事務所では、月ごとの花図鑑(1冊100円)も販売中です。
散策のおともにぜひご利用ください。

最後に…
みいれが池に特等席をご準備しました。
座って、眺めて、目を閉じて、自然の風、音、匂いを感じてください。