お知らせ

さとばる自然情報Vol.29

2023年2月4日(土)

先日の寒波襲来で、九重は久しぶりの大雪となりました。
日本百名山の九重山(くじゅう連山)では積雪30cm超え、麓の飯田高原でも積雪15cmを記録しました。
最低気温はマイナス13℃、日中も氷点下の真冬日で、芯から冷えるような凍える寒さでした。
そんな極寒の中でも、野外で生きものが観察できるんですね~
美しい雪景色や元気印たちをご紹介します!

*2月4日現在、自然学校の周辺では雪はほとんど解けています。

園内マップはこちら

【開園時間】9:30~17:00 ※自然散策は事務所で受付をお願いします。
【入園料】無料
【定休日】火曜 ※2/18(土)、2/25(土)は臨時休園
※車でお越しの方へ
天候により、道路が積雪・凍結している場合は冬用タイヤやチェーンが必要になることがあります。お車の装備品、道路状況をご確認の上、気を付けてお越しください。

<道路状況は以下からご覧いただけます>
おおいた防災情報ポータル(大分県)
国土交通省 大分河川国道事務所
自然学校の前の道はまっ白!除雪してくださる地域の方のおかげで安全に通れます
みいれが池から望む平治岳。歩きたくなりますが、氷はそれほど厚くないのでドボンします
田んぼには白い島が出現。水と空と雪のコントラストが美しいです。遠くに見えるのは涌蓋(わいた)山
日没前は夕焼け色に染まります。朝から昼、夕方と、太陽の光で雪の印象が変わります
雪を頭にかぶったシジュウカラ。雪なんてへっちゃら!と言わんばかりに、ヒマワリの種を食べに来ていました
当たりの様子をうかがうアトリ。お腹のモフモフの羽があったかそうで、触りたくなります
メジロ。集団でやって来て、アセビの木の中に入ったり、枝と枝を飛び回ったりしていました
肉の脂身を食べに来たカケス。網よりも大きな口ばしで何とかエサにありつこうとしているよう。「どうやって食べようかな?」
田んぼに降りてきたセグロセキレイ。土の中のエサを探していました
飯田高原に伝わる「むたとうきび」。冬の寒風にさらして、乾燥させます。石並みにカチコチに硬くなるので、粉にして食べます

◆おまけ写真(九重山の風景)

樹氷の向こうには、飯田高原を代表する三俣山。山全体が雪と氷でまっ白に染まっていました
九州本土最高峰・中岳に続く登山道。白い珊瑚のような樹氷や風紋がおりなす風景。息を飲む美しさでした

☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆☆彡
散策の際は、季節の見どころを気軽にスタッフにお尋ね下さい。
今回紹介した生きもの以外の観察もお楽しみいただけます。
冬季は薪ストーブで温もった部屋の中でのバードウォッチングがおすすめです。
☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆★☆☆☆☆彡