
5月、野焼きを終え真っ黒だった草原には新しい草花が芽吹き、緑の草原へと変化していきます。
日に日に暖かさを増すとともに、目に見えて生きものたちが増える時期でもあります。
田植えを終えた田んぼではシオカラトンボやダビドサナエなどのトンボが飛び交い、あぜ道を歩けばトノサマガエルやツチガエルが飛び跳ねます。
夏鳥であるカッコウやオオヨシキリも渡来し、飯田高原をにぎわせます。
他にも草原に咲く野花や木々の新緑、そしてくじゅう連山に咲くミヤマキリシマなど、
見どころ満載な5月のくじゅうへ、そして自然学校へどうぞお越しください。
【開園時間】9:30~17:00 ※自然散策は事務所で受付をお願いします。 【入園料】無料 【定休日】火曜 |

野焼き後の「黒」から「緑」へ変化します。
草原にはハルリンドウやアザミなどの花が咲き、それを求めるように様々なチョウが飛びます。

日当たりのよい草原に生え、さとばるではカシワの丘でよく見られます。葉の付け根から花が咲く姿はスズランを連想させます。

4~7月に見られる小型のサナエトンボ。
山間部の渓流域で見られます。サナエトンボの仲間は、春の里山を代表するトンボです。

通称イボガエル。田んぼでよく見かけます。さとばるでは他にもトノサマガエルやアマガエル、アカガエルにも出会うことができます。

5月頃に渡来する夏鳥で九重町の町鳥に指定されています。鳴き声はその名の通り、「カッコウ♪」今年の初鳴きはいつかな...?

写真はカシワの木の若葉。事務所周辺やどうぶつたちのクヌギ林では新緑が見どころです。散策の際は、ぜひ頭上を見上げてみてください♪
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散策の際は、季節の見どころを気軽にスタッフにお尋ね下さい。
今回紹介した生きもの以外の花、野鳥、昆虫などの観察もお楽しみいただけます。
お弁当などの持ち込みもOK!広~い原っぱ、木陰などの休憩スペースもあります。
のんびりお過ごしください。
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