お知らせ

【11月】開園日&さとばる自然情報

2023年10月30日(月)
草原で揺れるススキ(チョウの草原より)

11月に入ると飯田高原は一気に寒くなり、平均気温が10℃を下回る日が増えてきます。

そんな寒い中でも自然の見どころはたくさん!

日差しを浴びながら風に揺れ、キラキラ光るススキの草原。

冬越しのため、日本にやってきたジョウビタキやアトリなどの冬鳥たち。

また、上旬にはモミジやイチョウ、ケヤキの紅葉(黄葉)を楽しむことができます。

花はというと、リンドウやオオユウガギクといった秋の花が終わりを迎えます。

 

今年の立冬は11月8日。

散策の際は、冬越しの準備をする生きものたちに注目してみると面白いですよ。

「あっ、ススキの根元にカマキリの卵!」、「こんなところにチョウのサナギが…!」なんてことも。

皆さんのご来園を心よりお待ちしております。

園内マップはこちら

*体験プログラムメニュー    *ミニクラフト体験メニュー   

【開園時間】9:30~17:00(最終受付16:30) ※自然散策は事務所で受付をお願いします。
【入園料】無料
【定休日】火曜
リンドウ
秋の草原の花の代表。ヤマラッキョウと共に、飯田高原の草原では最後に咲きます。春に咲くハルリンドウに比べ、より濃い青色の花を咲かせます。
イロハモミジ
園内では大岩の湧き水周辺が鑑賞スポット。
真っ赤に染まったモミジもきれいですが、緑・黄・赤がグラデーションとなったものもまた趣があります。
オオユウガギク
紫色のキク科の花にはヤマジノギクやヨメナなど似た種が多数あり、見分けるのが難しい。花が少ないこの時期は、チョウたちに人気の吸蜜源となっています。
ジョウビタキ
冬鳥として渡来するヒタキの仲間。スズメぐらいの大きさで、写真はオス。この時期に、「ヒッ、ヒッ、ヒッ♪」という鳴き声を聞いたらジョウビタキが近くにいるかも。
ナツアカネ
園内で見られるアカトンボの一種。秋の終わり頃まで見られ、成熟したオスは体全体が真っ赤になるのが特徴。カシワの丘やチョウの草原で見られます。
マムシグサの実
サトイモと同じ仲間の植物。林の中や木陰などにあり、散策しているとよく目につきます。毒をもちますが、ヒヨドリなどの野鳥は食べることができるそう。誤食にはご注意を。

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散策の際は、季節の見どころを気軽にスタッフにお尋ね下さい。
今回紹介した生きもの以外の花、野鳥、昆虫などの観察もお楽しみいただけます。
お弁当などの持ち込みもOK!広~い原っぱ、木陰などの休憩スペースもあります。
のんびりお過ごしください。
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<お問い合わせ>
 九重ふるさと自然学校 TEL 0973-73-0001 FAX 0973-79-3434
 E-mail:kujyu-sizengakkou@7midori.org