
3月初旬、園内のカシワの丘、チョウの草原は地元の方やボランティアさんの協力もあり、無事に野焼きを終えました。
一面真っ黒な草原と青い空、そびえ立つくじゅう連山の眺望はこの時期ならではの絶景です。
4月になると黒い草原からは、勢いよく新芽たちが顔を出します。
キスミレ、ハルリンドウ、ノアザミ、シモツケソウ、ベンケイソウ、ワレモコウなどなど、よーく観察すると春から秋にかけて草原を飾る植物たちの芽吹きを見ることができます。
また、それらの野花を訪れる昆虫たちも見どころ!
園内には、春にしか現れないツマキチョウやミヤマセセリ、ビロウドツリアブなども生息しています。
新年度が始まり忙しい時期ではありますが、お休みの日はほっと一息、自然の中で過ごしてみてはいかがでしょうか?

【開園時間】9:30~17:00(最終受付16:30) ※自然散策は事務所で受付をお願いします。 【入園料】無料 【定休日】火曜 |

多肉植物のような肉厚の葉が、黒い草原で目立ちます。チョウの草原やカシワの丘で見られ、8~9月頃に花期を迎えます。

野焼きを終えた草原からは、山菜のひとつであるワラビも次々に芽を出します。若芽が食用とされ、葉が開いてないものが採りどきです。

春の野山を代表するツクシとくじゅうの草原を代表するキスミレのコラボレーション。キスミレの花期は比較的長く、4月いっぱい楽しめます。

春にのみ現れるセセリチョウの仲間。落葉広葉樹林で見られ、幼虫はクヌギやコナラなどを食べて育ちます。翅を開いて止まり、よく日光浴をしています。

例年、4月中旬に見ごろを迎えます。スタッフがオススメする鑑賞スポットは、みいれが池の畔や桜のひろば。休日はぜひ、お花見へお越しくださいませ。

今年は2月中旬から「ホーホケキョ♪」と鳴いています。開けた環境にはあまり出てこないため、なかなかお目にかかることはできません。
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散策の際は、季節の見どころを気軽にスタッフにお尋ね下さい。
今回紹介した生きもの以外の花、野鳥、昆虫などの観察もお楽しみいただけます。
お弁当などの持ち込みもOK!広~い原っぱ、木陰などの休憩スペースもあります。
のんびりお過ごしください。
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<お問い合わせ> 九重ふるさと自然学校 TEL 0973-73-0001 FAX 0973-79-3434 E-mail:kujyu-sizengakkou@7midori.org |