お知らせ

【5月】開園日&さとばる自然情報

2024年4月29日(月)
一面に広がるムラサキサギゴケのお花畑

暖かさが増し、園内はすっかり春模様。

散策路にはムラサキサギゴケ、カキドオシ、ニョイスミレ、キランソウ、ミツバツチグリなどの野花が足の踏み場がないほどに咲き誇っています。

 

カエルや昆虫たちも冬の眠りから目を覚まし、園内各所でにぎわっています。

田んぼには「コロコロ♪」とシュレーゲルアオガエルの鳴き声が響き、草原ではキタテハやツマグロキチョウが春を喜ぶように飛び交っています。

 

また5月は、九重町の鳥であるカッコウの渡来シーズンです!

新緑の高原に響く「カッコウ♪カッコウ♪」という鳴き声は、飯田高原の風物詩。

ぜひ一度、その美声をお聞きください。

なお、昨年は5月8日にさとばるでの初鳴きを記録しました。

 

お休みの日は、春めく自然学校のフィールド「さとばる」でごゆっくりお過ごしください。

 

 

園内マップはこちら

*体験プログラムメニュー    *ミニクラフト体験メニュー   

【開園時間】9:30~17:00(最終受付16:30) ※自然散策は事務所で受付をお願いします。
【入園料】無料
【定休日】火曜 
ハルリンドウ
九重の草原に春を告げる花。日当たりのよい草原や散策路に薄い青紫色の花がよく目立ちます。晴れの日に花を開き、曇りや雨の日は閉じるという特徴があります。
ヤマネコノメソウ
事務所やみいれが池の周辺で見られるユキノシタ科の植物。小さなおわん型に開いた蒴果(さくか)の中には小さなタネがたくさん入っており、雨粒の衝撃でタネを飛ばします。
ギンイチモンジセセリ
翅にある銀白色の筋が特徴のセセリチョウ。草丈の低い草原をゆるやかに弱々しく飛びます。さとばるでは年に2回発生し、4~5月、7~8月頃に出会うことができます。
アサヒナカワトンボ
細身でメタリックグリーンの体色が特徴のカワトンボ。池や小川の付近をひらひらと飛んでいます。翅の色には変異があり、無色のほか茶色や橙色の個体がさとばるにも生息しています。
シュレーゲルアオガエル
アマガエルと似ているが、目から頬の部分に黒い模様がなく、アマガエルよりも大きい。田んぼで「コロコロ♪」とよく鳴いているが、見かける機会は少ない。
オオヨシキリ
「ギョギョシ♪ギョギョシ♪」と鳴く、スズメより一回り大きい鳥。夏鳥ですが4月末で既に渡来しています。さとばるではチョウの草原やみいれが池周辺で見られます。

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散策の際は、季節の見どころを気軽にスタッフにお尋ね下さい。
今回紹介した生きもの以外の花、野鳥、昆虫などの観察もお楽しみいただけます。
お弁当などの持ち込みもOK!広~い原っぱ、木陰などの休憩スペースもあります。
のんびりお過ごしください。
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<お問い合わせ>
 九重ふるさと自然学校 TEL 0973-73-0001 FAX 0973-79-3434
 E-mail:kujyu-sizengakkou@7midori.org