体験プログラム

自然で遊ぼう!おやとこ ~田んぼの巻~ 
新米をたべよう!収穫祭

2020年11月3日(火・祝)

当校が取り組む「お米も生きものも育む自然共生型田んぼづくり」。
コロナ禍の中でもいろいろな方にご参加いただき、無事にお米を収穫することができました。
今回は新米を味わう収穫祭です。水に土に太陽に、そして生きものに。
自然への感謝の気持ちを込めて秋の恵みをいただきました。

さて、今回は毎年恒例の飯ごう炊さんはもちろん、お手製の玄米茶で新米を味わいました。

高原の水の冷たさに悲鳴を上げながら洗った新米
火のお世話もバッチリで、みなさん上々の炊きあがりでした
ごはんのお供と一緒に新米をペロリ
採りたてシイタケの炭火焼きは大好評!
玄米茶は自分で脱穀・もみすりした玄米も使いました。もみ殻を風で飛ばして、玄米だけ残します
玄米を焙煎中。う~ん、いい香り

ごはんの後は、稲刈り後の田んぼの生きものを見てみよう!ということで採集と観察会を実施しました。急に冷たい風が吹きはじめ、真冬のような寒さでしたが、みなさんのなんと元気なこと。

風邪を引くのではと心配してしまうほど泥んこに。まさに子どもは風の子です
ドジョウが採れたよ!

田んぼ横のビオトープや水路では、ヒメゲンゴロウ、マツモムシ、コオイムシの水生昆虫やツチガエル、ドジョウ、サワガニなどに出会いました。水が引いた田んぼでは、カマキリやコバネイナゴ、キアゲハの幼虫なども発見!

生きものについてたくさんの質問が出て、にぎやかな観察会となりました


最後は、収穫のお礼とお土産に今年の新米をプレゼント。米袋に貼るシールに、絵やメッセージを書き添えました

「今日は今までの人生で最高の日」。
10歳の男の子がそんな言葉をかけてくれました。
楽しさや喜びの詰まった収穫祭をまた皆さんと共有できるよう、来年もお米も生きものも育む田んぼづくりを続けていきます。