体験プログラム

自然で遊ぼう!おやとこ~田んぼの巻~新米を食べよう!収穫祭

2021年11月3日(水・祝)

早朝や夜中にはぐっと冷え込むようになった、初冬の飯田高原で「田んぼで遊ぼう!おやとこ」シリーズ第3弾「収穫祭」を実施しました。

この日はすごしやすい気温でした

11月3日は「晴れの特異日」と言われ、天気に恵まれることが多い日です。
この日は多少の雲はありましたが、青空が見え、穏やかな収穫祭日和でした。

新米を味わう収穫祭。
お米に関わる水や土、太陽そして生きものたちに、感謝しながら秋の恵みをいただきたいと思います。

 まずは、玄米茶づくり。もみのついたお米を脱穀から籾摺りして、玄米にします。

脱穀
籾摺り
すり鉢とボールでも籾摺り
上手に玄米にすることができました

いつも食べているお米は、こういう工程を経て、お米になっていることを体験。

しっかり洗米

あとはフライパンでこんがり炒れば、香ばしい香りが立ちます。茶葉に混ぜればお手製玄米茶の完成です。

 

そして収穫祭の要、飯ごう炊さん。
火を焚きつけるところから始めます。

上手にマッチでつけられるかな?
火おこし上手!

うまく火が起これば、いよいよ飯ごうをカマドに置きます。
弱火や強火、落ち葉や木の枝を使いながら絶妙な火加減をキープします。

枝でフタを抑えて、炊けているか振動で確認

 

そして炊き上がり、いざ実食!

玄米茶はお茶の葉と合わせて
みんなでご飯
自分で炊いたお米のお味はいかが?
ご飯のおともに自然学校でつくった梅干しも一緒に

収穫祭で食べるお米は、プロラグムに参加してくださったみなさんと一緒に作ったお米です。
今年は、コロナの関係で田植えはできませんでしたが、秋に一生懸命稲刈りをしたお米は一味違う美味しさがありますね。

そして午後からは、お米が育った冬の田んぼにて生きもの採集。

年中水を張っているビオトープで生きものさがし
子供たちにはガマが人気

そして捕まえた生きものたちを観察。

じっくり観察
オリジナル図鑑を見ながら生きもの観察
バッタをたくさん捕まえたね

水を張ったビオトープでは、ヤゴやゲンゴロウ類、コオイムシなどの水生昆虫に加え、ドジョウやアブラメなど自然学校の田んぼでおなじみの生きものたちを捕まえました。他にもイナゴやトンボ、ツチガエルなども見ることが出来、寒くなっても田んぼにはたくさん生きものがいることを発見しました。

最後には、収穫のお礼とお土産に新米をプレゼント。米袋に貼るシールに絵やメッセージを書き添えました。

どんな想いを込めたのかな?

1年を通して田んぼで活動する「自然で遊ぼう!おやとこ」シリーズ。
次回活動は「しめ飾りづくりとミニ門松づくり」です。収穫したもち米のワラを利用し、縁起の良い正月飾りをつくります。
次回もお楽しみに!