体験プログラム

「くじゅうの生きもの観察会 ~夏~」を実施しました

6月22日(日)、8月24日(日)

今年度も九重ふるさと自然学校では、くじゅうに棲む四季折々の生きもの観察をテーマに『くじゅうの生きもの観察会』を毎月第4日曜日に実施しています。

それぞれの回の担当スタッフが得意とする生きものを中心に紹介しながら自然学校のフィールド『さとばる』を散策する、そんな観察会です。

7月は雨天のため中止となりましたが、6月は「がっちゃん」こと田島が初夏の昆虫たちを中心とした観察会、8月は「さっしー」こと指原が晩夏のチョウや花を対象とした観察会を行いました。

両回ともにたくさんの生きもの好きな方々にご参加いただきました!ありがとうございました。

 6月の観察会は梅雨真っただ中!天気予報は大きくはずれて開始直前まで大雨が降っていました。しかし少し待っていると段々雨が収まってきたので、皆で傘をさしておそるおそる外へ。参加者の皆さんの行いが良かったのかそれから雨はすぐにピタリと止み、ノアザミが咲き乱れる草原を歩けばウラギンヒョウモンやスジグロシロチョウなどのチョウ類、田んぼ近くの水辺ではシオカラトンボやミヤマアカネ、アサヒナカワトンボをはじめとするトンボたち、たくさんのおたまじゃくしやヒメゲンゴロウを観察できました♪

 8月の観察会は晴天ながら暑すぎず過ごしやすい日和。晩夏となり少し秋めいてきた草原にはオミナエシやマツムシソウ、サイヨウシャジンが咲き、散策路を色鮮やかに彩っていました。チョウはジャノメチョウやキタキチョウ、トンボはノシメトンボがたくさんいました。

虫網を片手に花を愛でる楽しい観察会となりました。

<夏の観察会で観察できた生きもの>

(6月の観察会の様子)

最初は雨がたくさん降っていて心配だったけど・・・
 草原で虫取りできるくらいには天気が回復!
  チョウを求めてノアザミの咲く草原の中へ  
      草笛、楽しかったね~♪

(8月の観察会の様子)

      ビオトープでトンボを観察
       チョウを捕まえたよ♪
      草原の中をのんびり散策
         色々採れたね!

次回の11月は秋の回ラスト。

草原はすっかり枯草色になり、山々の落葉がはじまり、夏に比べて生きものたちはめっきり少なくなりますが、冬に備える生きものの様子や冬ならではの渡り鳥が見られそうです。

凛とした初冬の空気の下、一緒にさとばるを歩いてみませんか♪

またのご参加、よろしくお願いいたします。

・11月24日  担当:田島(冬支度する生きものたちを探してみよう!)

※雨天時は中止といたします。

詳しくはこちらのページをご覧ください。