地域子ども育成

ふるさと探検クラブ

2019年6月~10月

九重町のこどもたちに“足元の身近な自然に目を向け、大切にしてほしい”という思いを込めてスタートした「ふるさと探検クラブ」(九重町・九重町教育委員会との共催事業)。
筑後川をテーマに、源流域の九重町から有明海までをフィールドとして様々な体験を行っています。

九重の夏の風物詩といえばホタル。見つけた!

九重町の清流にすむホタルや魚のことを教えてくださるのは、ホタルを守る会の方や、釣り名人など地域の方々です。生きもののことや釣りのコツを教わりながら、世代間で受け継がれにくくなっている、ふるさとの自然との向き合い方も教わります。

ホタルのオスとメスの違いは…
クリ虫は魚の食いつきがいいんで~

夏休みには2泊3日で同じ流域である福岡県久留米市や大川市を訪れ、中流・下流の生きものや人の暮らしに触れました。さらに熊本県荒尾市では、有明海の干潟を探検、荒尾干潟ジュニアレンジャーの皆さんとも交流することが出来ました。

伝統漁マジャク釣り
よ~く見ると干潟には生きものがいっぱい
満喫!海水浴!

秋には荒尾干潟ジュニアレンジャーと九重町で再会、筑後川の最初の一滴を見つけに一緒に源流を探検しました。交流することが、相手の住む地域への関心とともに自分たちのふるさとの良さ、誇りを感じる機会となっています。

森は緑のダム。それを支える土の中の生きものに密着
水が湧き出すところ。筑後川の最初の一滴、みつけたよ

多くの方に支えて頂きながら、子どもたちの心にふるさと九重への愛着が育まれています。