活 動
森林整備を担う人材育成

「2025年度第1回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年4月20日(日)
 4月20日(日)に今年度最初の「ジュニボラ」の活動を行いました。今年で5年目です。初参加の子が多く加わり、新たなグループで1年間活動していきます。今回は、苗木採集と昨年度および今年度活動場所である「沢の源流」の紹介を中心に行いました。


 
 まずはガイダンス。ジュニアボランティアの活動概要や過去活動の紹介、今回の活動内容である「苗木採集」の意義を説明しました。また、身近な「木からできているもの」をクイズ形式で紹介しました。

  
 その後は牛乳パックでポットを作り、移植ごてを持ったら自然学校の森へ出発!「とんぼ池」にいるオタマジャクシを観察したり、「沢の源流」まで歩いたりしながら、道中、苗木を探しました。コナラやサンショウ、カエデなど様々な種類の苗木をみんなで集めることができました。採集した苗木は子どもたちが持ち帰り、ある程度大きく育てた後に自然学校に植樹します。高尾の森自然学校ではこのような「苗木プロジェクト」を行っています。

 
 また、昨年度活動でつくった「ヒミツキチ」を初参加の子どもたちに紹介しました。そして「ヒミツキチ」で休憩しながら、今年の活動でやりたいことを募りました。


 活動後は有志の方と「あしもとから」を行いました。今日の活動などの話に花を咲かせながら、ゴミ拾いをしました。(川村)
~毎月15日は全国の環境NPOで活躍している方たちが集まり、実践している“あしもとから”をテーマに自分ができることをSNSに投稿する活動の日です。~

















森林整備を担う人材育成

森のジュニアボランティア2025会員募集!!

2025年3月更新

高尾の森自然学校でドキドキいっぱいの森づくり!

自然が好きでもっと知りたい、森や生きものが好き、という子どもたちと一緒に、学びながら森づくりをする「森のジュニアボランティア」の会員を大募集します。登録時に「森ジュニ登録証」、1年間の活動後には「活動認定書」をプレゼント。活動は月に1回、初心者大歓迎です!お申込みお待ちしております!

※今年度の募集は終了いたしました

〇活動スケジュール 

〈活動場所〉高尾の森自然学校内の沢地源流付近など
   自然学校に降った雨が染み出してできた源流部と沢付近で、みんなからの「○○したい!」というアイデアを詰め込みながら整備を行います。昨年度とは異なる新たな源流の探索も行います。
〈活動時間〉9:30~12:00
   ※8月は熱中症を考慮して活動はお休みします。

詳細はコチラ

回数 活動日 活動内容 
 第1回

2025年4月20日(日)

ガイダンス、森づくり①植物調査、苗木の採集

 第2回

2025年5月5日(月祝)

森づくり②下刈り実習

 第3回

2025年6月8日(日)

森づくり③木の伐採実習

 第4回

2025年7月6日(日)

源流の整備①新たな源流の探索

 第5回

2025年9月14日(日)

源流の整備②人も生きものも喜ぶ源流づくり

 第6回

2025年10月25日(土)

他のボランティアと合同開催
(保護者も参加できます。)

 第7回

2025年11月23日(日)

源流の整備③人も生きものも喜ぶ源流づくり

 第8回

2025年12月14日(日)

源流の整備④人も生きものも喜ぶ源流づくり

 第9回

2026年1月11日(日)

源流の整備⑤人も生きものも喜ぶ源流づくり

 第10回

2026年2月15日(日)

長池公園との合同活動、1年間の活動のまとめ

※10/25は、大人のボランティア活動(森のお手入れボランティア、セブンの森)との合同開催です。
※ 天候や作業の進捗状況により、内容が変更になる場合がございます。

ご協力のお願い

・活動は少雨決行です。中止の場合は前日の17時30分までに連絡いたします。

・参加者ご本人またはご一緒に参加される方に発熱(37.5℃以上)、咳・咽頭痛の症状がある場合、濃厚接触の可能性のある場合、お子様の当該クラスが学級閉鎖の場合は参加をご遠慮ください。

・本イベントは、広報のためビデオ・写真撮影を行います。また、撮影した写真は、Webアルバムで参加者が共有・ダウンロードできるようにします。ご了承くださいますよう、お願いいたします。

・キャンセルされる場合はご連絡をお願いします。

【対象/定員】

小学3年生から中学3年生 /20名 ※年間を通じて参加できる方
【申込締切】

4月12日(土)締め切り
     ※活動参加には会員登録が必要です。
     ※申込者多数の場合は抽選となります。

【申込方法】

以下の専用申込フォームから申し込みください。
※Web以外での申込みをご希望の方はご連絡ください。
申込フォーム:https://ws.formzu.net/dist/S59942753/

【お問い合わせ】 「高尾の森自然学校」(運営:一般財団法人セブン-イレブン記念財団)
〒193-0821 東京都八王子市川町705-1
TEL 042-673-3844   FAX 042-673-3945
E-mail:takao-sizengakkou@7midori.org

 

森林整備を担う人材育成

「2024年度第10回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年2月16日(日)
 2月16日(日)の「ジュニボラ」は、2024年度最終回!沢の源流の池の整備と源流を渡す橋の設置を行いました。


 今回のアイスブレイクは、木になりきって生き残りを目指す「間伐ゲーム」を行いました。植物が生きるために必要な要素(水、日光、栄養素)をそれぞれ、どんぐり、スギ・サワラの実、小枝として、「1、2、3」の合図でたくさん集めます。3種類集められないと大きく育たず、間伐されてしまいます。さらに水不足の年はたくさんの水が必要になったり、大きく育ちすぎると「暴れ木」として間伐されたり… 様々な条件の中で成長する木の活動を体験しました。

  
 沢の源流の池では、泥が積もりに積もっており、水面がほぼ見えず、池とは呼べない状態でした。スコップで泥を掘りだしバケツに入れる人と、泥の入ったバケツを運んで捨てる人に分かれ、協力して作業を行いました。作業すること1時間ほど、目立った泥は運びだすことができ、水が徐々にたまりはじめました。

 
 また、前回に引き続き、源流を渡す橋を設置しました。ヒミツキチの床材に使っていたモミの丸太を運んで設置しました。その後、土を盛って補強し、安定した橋となりました。これによって、散策路→橋→崖のぼりロープ→ヒミツキチ のルートが完成です。自然学校の森の奥深くに「ヒミツキチ」ができあがりました。

 
2024年7月17日             2025年2月16日


集合写真!


 管理棟へ戻った後は、活動写真を見ながら1年間をふりかえり、感想を共有しました。そして認定書の授与と、1年目の方には木の名札も進呈しました。

 今年度は沢の源流でたくさんの活動をすることができました。参加いただいたジュニアボランティアの皆様、本当にありがとうございました!
来年度も「ジュニボラ」は、4月より活動していく予定です。続報をお待ちください!(川村)


















森林整備を担う人材育成

高尾の森自然学校-開講10周年記念事業-
「環境アカデミー2025」参加者募集!

2025年4月~2026年3月

通年のプログラム研修を学生でも通いやすい日程で開催します

※募集は締め切りました

日程
2025年4月~2026年3月
毎月1回 全11回
詳細は下記をご覧ください
研修
場所
高尾の森自然学校 MAP
または
下記プログラム研修地
応募
条件
  • 2025年4月時点で日本国内の高校生、大学生、大学院生、専門学校生であること
  • 以下の年間スケジュール全11回に参加できること
  • 首都圏在学

(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県)
※その他地域は応相談

受講
費用
無料
  • 参加時の往復交通費は当財団からお支払いします!
    (基本上限:10,000円、外部視察時は別途支給)
  • 合宿(2回)に伴う宿泊費、全11回の保険代も当財団が負担します
募集
人数
20名

応募方法は下記をご覧ください。 こちら

開校にあたって ~森林整備を担う人材育成~

高尾の森自然学校

SDGs世代の若者が現実社会で起きている環境問題に対し、森林整備活動の体験をし、第一線で活躍している環境団体の方々から様々な分野(気候変動、生物多様性、環境政策等)の現場でしか知りえない現状や情報を学びます。アカデミー修了後には講義で得た情報や経験、ノウハウを活かしていただくことを目的に実施いたします。
目で見て、心で感じ、行動できる若者を募集しております。皆様からのご応募をお待ちしています。

全11回プログラム
集合
講師
4月13日(日)『環境の基本知識』
午前:森林整備活動への参加
午後:高尾の森自然学校でのレクチャー
9:30
高尾の森自然学校
高尾の森自然学校
副代表 小野弘人
5月18日(日)『森づくりを学ぶ』
午前:森林整備活動への参加
午後:高尾の森自然学校でのレクチャー
9:30
高尾の森自然学校
高尾の森自然学校
代表 後藤章
6月15日(日)『野生動物との共存を学ぶ』
終日研修地:山梨県富士河口湖町
9:30
JR中央線 高尾駅
富士山アウトドアミュージアム
代表 舟津宏昭
7月6日(日)『海の保護活動を学ぶ』
午前:森林整備活動への参加
午後:高尾の森自然学校でのレクチャー
9:30
高尾の森自然学校
NPO法人 海の森山の森事務局
理事長 豊田直之
8月1日(金)-2日(土) ※合宿
『持続可能な環境活動のための経営』

終日研修地:高尾の森わくわくわくビレッジ
別途ご案内 高尾の森自然学校
副代表 小野弘人
9月28日(日)『海辺の保護活動を学ぶ』
終日研修地:静岡県中田島砂丘
8:30
JR東京駅
NPO法人 サンクチュアリ エヌピーオー
理事長 馬塚丈司
10月19日(日) 『気候変動を学ぶ』
午前:森林整備活動への参加
午後:高尾の森自然学校でのレクチャー
9:30
高尾の森自然学校
NPO法人
気候ネットワーク
事務局長 桃井貴子
11月30日(日) 『幼児の環境教育を学ぶ』
午前:森林整備活動への参加
午後:高尾の森自然学校でのレクチャー
9:30
高尾の森自然学校
Sanjo森のようちえん
代表 渡辺麗果
12月14日(日) 『草原の保護活動を学ぶ』
午前:森林整備活動への参加
午後:高尾の森自然学校でのレクチャー
9:30
高尾の森自然学校
九重ふるさと自然学校
代表 川野智美
1月11日(日) 『環境行政を学ぶ』
午前:森林整備活動への参加
午後:高尾の森自然学校でのレクチャー
9:30
高尾の森自然学校
八王子市環境部
2月28日(土)-3月1日(日) ※合宿
『研修を通してのまとめ』

終日研修地:高尾の森わくわくわくビレッジ 
別途ご案内 高尾の森自然学校
副代表 小野弘人

応募書類 ≪応募締切≫ 2025年2月28日(金)(郵送の場合は当日消印有効)

※募集は締め切りました

1
課題作文PC(ワード形式)で800字以内

テーマ

  1. 現在、地球規模での環境問題に対して感じていること。
  2. 環境アカデミーでなにを学びたいか
2
エントリーシート  ダウンロードはこちら

※所定のフォームのみ有効です

ご希望の方には、郵送いたしますので下記問合せ先にご連絡ください。 ダウンロードが出来ない場合は、右クリックからリンクをコピーしていただき 新しいタブにペーストしていただくと資料ダウンロードできます。

3
ご自身が今までに取り組んできた活動等の資料

※活動実績が無い方は、添付不要です。

CD-R、DVDなどのメディアや書籍の提出は不可

お送りいただきました書類、資料は返却できません。ご了承ください。

応募方法 郵送 または Eメールにて受け付けます。

郵送
〒193-0821 東京都八王子市川町705-1
高尾の森自然学校 環境アカデミー事務局 担当:小野弘人 宛
Eメール
academy25@7midori.org 宛

エントリーシートなどのデータはメールに添付(上限3MBまで)してください。 データファイル転送サービスなどのダウンロード形式は受付けません。

選考に関するスケジュール

2025年 2月28日(金) 応募締切
3月上旬 書類審査結果通知発送
3月15日(土)
3月16日(日)※予定
面接審査*
3月下旬 面接審査結果通知発送
*面接審査にお進みの方については、面接会場(東京)への交通費を当財団で負担いたします。

応募いただいた方の個人情報は当財団が管理し、第三者に提供することはありません。

お問合せ

高尾の森自然学校(運営: 一般財団法人セブン-イレブン記念財団)
環境アカデミー事務局 担当:小野弘人
〒193-0821 東京都八王子市川町705-1 MAP

<E-mail> academy25@7midori.org 

<TEL> 042-673-3844(電話受付時間 9:30~17:00 ※火曜日及び休館日を除く)

<URL> https://www.7midori.org/takao/

森林整備を担う人材育成

「2024年度第9回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年1月12日(日)
 1月12日(日)の「ジュニボラ」は、沢の源流の「ヒミツキチ」づくり第3弾!足場が悪く、斜面の上にある「ヒミツキチ」に行きやすくするための整備を行いました。


 この日の最高気温は9℃と寒い日でした。そのため、体を温める意味もこめて、活動の最初に鬼ごっこ形式のアクティビティ「瞬間冷凍動物」を行いました。鬼であるキツネ役に捕まらないように、ウサギ役は逃げながらエサを集めます。キツネ役もウサギ役を捕まえなければ生き残れないので、どちらも必死です。そんな肉食動物と草食動物の行動を体験しました。(余談ですが、アクティビティの名前の「瞬間冷凍」はウサギ役が使える「死んだふり」からとっています。)

  
 ヒミツキチづくりは3回目。今回はまず、斜面を登りやすくするために、崖のぼりロープを張りました。杭を打ち込み、ロープで結べば完成です。試しに使ってみると、地面が滑りやすくはあるものの、登り降りはしやすくなりました。

 
 並行して、前回並べた「床」の改良と周辺のササ刈りも行いました。

 
 その後は、源流に架ける橋となる丸太の調達へ行きました。スギやモミを同じ長さで切って運び、源流に並べて置いて、渡れるようにしました。

 今年度のジュニアボランティアも残すところ後1回!最後まで頑張っていきましょう。(川村)