活 動
森林整備を担う人材育成

「2025年度第3回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年6月8日(日)
 6月8日(日)、第3回の「ジュニボラ」は間伐実習を行いました。まずは丸太切りでのこぎりの扱いに慣れるところからスタート。慣れてきた子は異なる樹種の丸太を次々に切り、木の硬さの違いを体験していました。
 今回の整備場所は「もみじ広場」です。この場所はモミジが多いあまり、鬱蒼とした印象を与える場所でした。どうすれば明るく景色の良い場所になるか考え、どの木を残し、どの木を伐るかグループごとに相談して決めました。その後は、倒す方向、受け口、追い口などといった、木の伐倒に欠かせないことを学び、いよいよ実践へ。受け口がうまくつくれなかったり、想像以上の木の硬さに苦戦したりしながらも、頑張って伐倒しました。
 計8本ほど伐倒し、まったく日差しが差さず、暗い場所だった「もみじ広場」が、木漏れ日が差し込む少し明るい場所になりました。(川村)



丸太切り体験

 
伐る木、残す木を相談         伐倒に挑戦!


整備後、木漏れ日が・・・!!

森林整備を担う人材育成

「2025年度第2回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年5月5日(月・祝)
 5月5日(月)、今年度2回目の「ジュニボラ」を行いました。今回が初参加となる子も加わり、総勢23名での活動となりました。今回の活動は「沢の源流」周辺の下刈りを行いました。


活動の始めは準備体操から。


 毎回行うアイスブレイク(ミニゲーム)。今回は「多様性ゲーム」を行いました。お題の答えがグループメンバーですべて異なれば1点、その点数をグループごとに競います。お題は「昨日の夕ご飯」、「誕生日」、「身長」、「好きな鳥」などなど、自分たちで考えます。1分間で4点獲得したグループが優勝?しました。

 
 今回の活動場所は沢の源流、「ヒミツキチ」へと続く散策路周辺です。剪定ばさみの使い方を学んで、いざ下刈りへ。伸び放題となっていたササや草を刈り進めていきました。日差しが強く降り注ぐ中、1時間ほど作業を行い、最初は片岸しか歩けなかった源流の両岸が歩けるようになりました。次回活動ではノコギリを使い、木の倒し方を学んでいきます。(川村)



整備後(奥側の岸が今回の整備した所です)

森林整備を担う人材育成

「2025年度第1回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年4月20日(日)
 4月20日(日)に今年度最初の「ジュニボラ」の活動を行いました。今年で5年目です。初参加の子が多く加わり、新たなグループで1年間活動していきます。今回は、苗木採集と昨年度および今年度活動場所である「沢の源流」の紹介を中心に行いました。


 
 まずはガイダンス。ジュニアボランティアの活動概要や過去活動の紹介、今回の活動内容である「苗木採集」の意義を説明しました。また、身近な「木からできているもの」をクイズ形式で紹介しました。

  
 その後は牛乳パックでポットを作り、移植ごてを持ったら自然学校の森へ出発!「とんぼ池」にいるオタマジャクシを観察したり、「沢の源流」まで歩いたりしながら、道中、苗木を探しました。コナラやサンショウ、カエデなど様々な種類の苗木をみんなで集めることができました。採集した苗木は子どもたちが持ち帰り、ある程度大きく育てた後に自然学校に植樹します。高尾の森自然学校ではこのような「苗木プロジェクト」を行っています。

 
 また、昨年度活動でつくった「ヒミツキチ」を初参加の子どもたちに紹介しました。そして「ヒミツキチ」で休憩しながら、今年の活動でやりたいことを募りました。


 活動後は有志の方と「あしもとから」を行いました。今日の活動などの話に花を咲かせながら、ゴミ拾いをしました。(川村)
~毎月15日は全国の環境NPOで活躍している方たちが集まり、実践している“あしもとから”をテーマに自分ができることをSNSに投稿する活動の日です。~

















森林整備を担う人材育成

森のジュニアボランティア2025会員募集!!

2025年3月更新

高尾の森自然学校でドキドキいっぱいの森づくり!

自然が好きでもっと知りたい、森や生きものが好き、という子どもたちと一緒に、学びながら森づくりをする「森のジュニアボランティア」の会員を大募集します。登録時に「森ジュニ登録証」、1年間の活動後には「活動認定書」をプレゼント。活動は月に1回、初心者大歓迎です!お申込みお待ちしております!

※今年度の募集は終了いたしました

〇活動スケジュール 

〈活動場所〉高尾の森自然学校内の沢地源流付近など
   自然学校に降った雨が染み出してできた源流部と沢付近で、みんなからの「○○したい!」というアイデアを詰め込みながら整備を行います。昨年度とは異なる新たな源流の探索も行います。
〈活動時間〉9:30~12:00
   ※8月は熱中症を考慮して活動はお休みします。

詳細はコチラ

回数 活動日 活動内容 
 第1回

2025年4月20日(日)

ガイダンス、森づくり①植物調査、苗木の採集

 第2回

2025年5月5日(月祝)

森づくり②下刈り実習

 第3回

2025年6月8日(日)

森づくり③木の伐採実習

 第4回

2025年7月6日(日)

源流の整備①新たな源流の探索

 第5回

2025年9月14日(日)

源流の整備②人も生きものも喜ぶ源流づくり

 第6回

2025年10月25日(土)

他のボランティアと合同開催
(保護者も参加できます。)

 第7回

2025年11月23日(日)

源流の整備③人も生きものも喜ぶ源流づくり

 第8回

2025年12月14日(日)

源流の整備④人も生きものも喜ぶ源流づくり

 第9回

2026年1月11日(日)

源流の整備⑤人も生きものも喜ぶ源流づくり

 第10回

2026年2月15日(日)

長池公園との合同活動、1年間の活動のまとめ

※10/25は、大人のボランティア活動(森のお手入れボランティア、セブンの森)との合同開催です。
※ 天候や作業の進捗状況により、内容が変更になる場合がございます。

ご協力のお願い

・活動は少雨決行です。中止の場合は前日の17時30分までに連絡いたします。

・参加者ご本人またはご一緒に参加される方に発熱(37.5℃以上)、咳・咽頭痛の症状がある場合、濃厚接触の可能性のある場合、お子様の当該クラスが学級閉鎖の場合は参加をご遠慮ください。

・本イベントは、広報のためビデオ・写真撮影を行います。また、撮影した写真は、Webアルバムで参加者が共有・ダウンロードできるようにします。ご了承くださいますよう、お願いいたします。

・キャンセルされる場合はご連絡をお願いします。

【対象/定員】

小学3年生から中学3年生 /20名 ※年間を通じて参加できる方
【申込締切】

4月12日(土)締め切り
     ※活動参加には会員登録が必要です。
     ※申込者多数の場合は抽選となります。

【申込方法】

以下の専用申込フォームから申し込みください。
※Web以外での申込みをご希望の方はご連絡ください。
申込フォーム:https://ws.formzu.net/dist/S59942753/

【お問い合わせ】 「高尾の森自然学校」(運営:一般財団法人セブン-イレブン記念財団)
〒193-0821 東京都八王子市川町705-1
TEL 042-673-3844   FAX 042-673-3945
E-mail:takao-sizengakkou@7midori.org

 

森林整備を担う人材育成

「2024年度第10回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年2月16日(日)
 2月16日(日)の「ジュニボラ」は、2024年度最終回!沢の源流の池の整備と源流を渡す橋の設置を行いました。


 今回のアイスブレイクは、木になりきって生き残りを目指す「間伐ゲーム」を行いました。植物が生きるために必要な要素(水、日光、栄養素)をそれぞれ、どんぐり、スギ・サワラの実、小枝として、「1、2、3」の合図でたくさん集めます。3種類集められないと大きく育たず、間伐されてしまいます。さらに水不足の年はたくさんの水が必要になったり、大きく育ちすぎると「暴れ木」として間伐されたり… 様々な条件の中で成長する木の活動を体験しました。

  
 沢の源流の池では、泥が積もりに積もっており、水面がほぼ見えず、池とは呼べない状態でした。スコップで泥を掘りだしバケツに入れる人と、泥の入ったバケツを運んで捨てる人に分かれ、協力して作業を行いました。作業すること1時間ほど、目立った泥は運びだすことができ、水が徐々にたまりはじめました。

 
 また、前回に引き続き、源流を渡す橋を設置しました。ヒミツキチの床材に使っていたモミの丸太を運んで設置しました。その後、土を盛って補強し、安定した橋となりました。これによって、散策路→橋→崖のぼりロープ→ヒミツキチ のルートが完成です。自然学校の森の奥深くに「ヒミツキチ」ができあがりました。

 
2024年7月17日             2025年2月16日


集合写真!


 管理棟へ戻った後は、活動写真を見ながら1年間をふりかえり、感想を共有しました。そして認定書の授与と、1年目の方には木の名札も進呈しました。

 今年度は沢の源流でたくさんの活動をすることができました。参加いただいたジュニアボランティアの皆様、本当にありがとうございました!
来年度も「ジュニボラ」は、4月より活動していく予定です。続報をお待ちください!(川村)