活 動
森林整備を担う人材育成

「2025年度第5回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年9月14日(日)
 9月14日の「ジュニボラ」は、久しぶりの源流での整備活動!2グループに分かれ、「ヒミツキチ」と新しい源流の下刈り・間伐作業を行いました。環境アカデミー生にもボランティアとして手伝っていただき、楽しい活動にすることができました。


   
 夏の日差しを浴びて茂った草たちに覆われ、「ヒミツキチ」は「秘密すぎる」場所になっていました。まずは、登っていく道を刈ることに。開いていくと、今まで登り降りに使っていたロープがなんとちぎれていました…!(イノシシの仕業?) それでも一歩ずつ足場を固めて前へ前へと登り、周辺も切り開き、今までの「ヒミツキチ」が戻ってきました。

  
 もう1つのグループは新しい源流の探検隊。今まで明らかになっていなかった、新たな水の通り道を辿っていくと、そこには2箇所水が染みだすポイントがありました。泥だらけになりながらも、塞がる木を伐り、倒木を運び、新しい源流まで歩けるよう、整備していきました。
 自然学校へ来る方みんなが楽しめる場所になるよう、今後も活動していきます。(川村)
森林整備を担う人材育成

「2025年度第4回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年7月6日(日)
 7月6日の「ジュニボラ」は、熱中症警戒アラートが発令されたため、整備活動はできませんでしたが、同日実施の「環境アカデミー」の学生と屋内で合同活動を行いました。

 
 まずは、毎回恒例のアイスブレイク(ミニゲーム)、今回はグループ対抗のクイズ大会「大親友」を行いました。アリとアブラムシのような共生関係にある生きものや、相利共生・片利共生などの共生の種類について楽しみながら学びました。

  
 その後は、今後の活動内容についての相談です。昨年度の「ヒミツキチ」を拡大するのか、ホタルの沢地を整備するのか、新しい○○を作るのか、環境アカデミーの学生にアドバイスをもらいながら、自分がやりたいことをじっくり考えました。次回、9月の活動で内容を最終決定し、進めていきます。
森林整備を担う人材育成

「2025年度第3回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年6月8日(日)
 6月8日(日)、第3回の「ジュニボラ」は間伐実習を行いました。まずは丸太切りでのこぎりの扱いに慣れるところからスタート。慣れてきた子は異なる樹種の丸太を次々に切り、木の硬さの違いを体験していました。
 今回の整備場所は「もみじ広場」です。この場所はモミジが多いあまり、鬱蒼とした印象を与える場所でした。どうすれば明るく景色の良い場所になるか考え、どの木を残し、どの木を伐るかグループごとに相談して決めました。その後は、倒す方向、受け口、追い口などといった、木の伐倒に欠かせないことを学び、いよいよ実践へ。受け口がうまくつくれなかったり、想像以上の木の硬さに苦戦したりしながらも、頑張って伐倒しました。
 計8本ほど伐倒し、まったく日差しが差さず、暗い場所だった「もみじ広場」が、木漏れ日が差し込む少し明るい場所になりました。(川村)



丸太切り体験

 
伐る木、残す木を相談         伐倒に挑戦!


整備後、木漏れ日が・・・!!

森林整備を担う人材育成

「2025年度第2回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年5月5日(月・祝)
 5月5日(月)、今年度2回目の「ジュニボラ」を行いました。今回が初参加となる子も加わり、総勢23名での活動となりました。今回の活動は「沢の源流」周辺の下刈りを行いました。


活動の始めは準備体操から。


 毎回行うアイスブレイク(ミニゲーム)。今回は「多様性ゲーム」を行いました。お題の答えがグループメンバーですべて異なれば1点、その点数をグループごとに競います。お題は「昨日の夕ご飯」、「誕生日」、「身長」、「好きな鳥」などなど、自分たちで考えます。1分間で4点獲得したグループが優勝?しました。

 
 今回の活動場所は沢の源流、「ヒミツキチ」へと続く散策路周辺です。剪定ばさみの使い方を学んで、いざ下刈りへ。伸び放題となっていたササや草を刈り進めていきました。日差しが強く降り注ぐ中、1時間ほど作業を行い、最初は片岸しか歩けなかった源流の両岸が歩けるようになりました。次回活動ではノコギリを使い、木の倒し方を学んでいきます。(川村)



整備後(奥側の岸が今回の整備した所です)

森林整備を担う人材育成

「2025年度第1回森のジュニアボランティア」を実施しました!

2025年4月20日(日)
 4月20日(日)に今年度最初の「ジュニボラ」の活動を行いました。今年で5年目です。初参加の子が多く加わり、新たなグループで1年間活動していきます。今回は、苗木採集と昨年度および今年度活動場所である「沢の源流」の紹介を中心に行いました。


 
 まずはガイダンス。ジュニアボランティアの活動概要や過去活動の紹介、今回の活動内容である「苗木採集」の意義を説明しました。また、身近な「木からできているもの」をクイズ形式で紹介しました。

  
 その後は牛乳パックでポットを作り、移植ごてを持ったら自然学校の森へ出発!「とんぼ池」にいるオタマジャクシを観察したり、「沢の源流」まで歩いたりしながら、道中、苗木を探しました。コナラやサンショウ、カエデなど様々な種類の苗木をみんなで集めることができました。採集した苗木は子どもたちが持ち帰り、ある程度大きく育てた後に自然学校に植樹します。高尾の森自然学校ではこのような「苗木プロジェクト」を行っています。

 
 また、昨年度活動でつくった「ヒミツキチ」を初参加の子どもたちに紹介しました。そして「ヒミツキチ」で休憩しながら、今年の活動でやりたいことを募りました。


 活動後は有志の方と「あしもとから」を行いました。今日の活動などの話に花を咲かせながら、ゴミ拾いをしました。(川村)
~毎月15日は全国の環境NPOで活躍している方たちが集まり、実践している“あしもとから”をテーマに自分ができることをSNSに投稿する活動の日です。~